高須光聖「“これ、いつ撮った?”が邪魔やねん」“新型コロナ”が、今後メディアに与える影響は?

禁酒法の時代に、こっそりひそかに経営していたBAR『SPEAKEASY』。2020年の東京の街にも、そんなひそかなバーがありました。月曜から木曜の深夜1時にOPENする“ラジオのなかのBAR”『TOKYO SPEAKEASY』。各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。

5月26日(火)のお客様は、ウルフルズのボーカル・トータス松本さんと放送作家の高須光聖さんです。


(左から)高須光聖さん、トータス松本さん


◆松本「ライブができない状況が続いている」
高須:(外出自粛の)この間も、ずっといろんな会議があって、リモートでやっているわけやけど、始めは“リモートでなんか会議になるか?”と思ったけど、これが意外とちゃんと会議できるのよね。

松本:もともと、これ(Zoom)って、会議用に開発されたんでしょう?

高須:そうなのよね。だから、よくできてんのよね。チャットもできるしさぁ。

松本:ねぇ。いまやこれを使って、お酒を飲んだりしているんでしょう?

高須:そうやね。飲んでないの?

松本:いや、やりましたよ。何回か。

高須:どんなメンバーでやるの?

松本:最初は、昔仕事でお世話になったクリエイティブチームと。

高須:ふーん!

松本:チームのなかに1人誕生日の奴がおったから、“誕生日会をやろう”って話になって。あとは、事務所の古い仲間とやったりとか。

高須:やっぱり、人恋しくなるから、そういうのやってしまうよね。

松本:そうなんですよね。実際、ガチの会議は1回しかしたことないから、僕は、はかどるかどうかはわからへんけど、でもすごいなぁ。テレビは再放送とかもやりましたけど、止まらずに行きましたねぇ。僕らの仕事は、ライブとか大体が止まってもうて。

高須:だから、ミュージシャンって本当に一瞬で仕事がなくなるな、と思って。“箱(ライブハウス)がなくなる”ってそういうことやんな。

松本:うん。だから、1番最初にほら、ライブハウスが止まってから、ライブがなくなったじゃないですか。あそこから、ライブができない状況が2ヵ月以上続いている。

高須:だから、俺とは“コロナの捉え方”がちょっと違うなぁ、と思って。要は、小さいライブハウスでやっている人たちも、とんでもないでかい箱でやっている人たちも、みんな止まるわけやんか、等しく。

松本:そうですね。

高須:そのあいだ、何もできないわけでしょう? イベンターも、そこを束ねていた中間の企業とかも、すごいマイナスじゃん?

松本:そう。だから、照明チームとか音響チームとか舞台チームとかは、僕ら以上に打撃ですよね。

高須:だから、何の仕事をしているかによって、今回のコロナの捉え方が全員違うのよね、十人十色というか。みんな“コロナ怖い”っていうけど、これが、同じ怖さじゃなかったりするじゃない。それが、すごいなって思って。“コロナ”っていう目に見えへんウイルスに、怯えながら何となくこの1ヵ月半を食事を作ったりしながら、1日1日を粛々と過ごしてきたけど、コロナの捉え方が、全員違うというのは、すごいなと思って。

松本:次のステップへ向かおうとしているんやけど、なかなかね……。

◆高須「“当たり前”が消えていく」
松本:これから、テレビは変わるんですか?

高須:いや、だってさ……ドラマでも、キスシーンとか、“あ、これどうやって撮ったんやろ?”とか。

松本:あぁそうだよね。

高須:シーンに没頭するわけじゃなくて、新しく撮るコンテンツ、ドラマでも映画でもだけど、“これ、いつ撮ったんやろう?”って、みんな頭で思うじゃない。その“いつ撮った?”が邪魔やん、実は。

松本:そうやねぇ、そうなんですよねぇ。

高須:歌を作るにもさ……じゃあ尾崎豊の「I LOVE YOU」でも、“きしむベッドのなかで、ぎゅっと抱き合っている2人”っていうのがさ、なんとなく、“おいおい、大丈夫か”みたいな、“密やん、これ”っていう。

松本:いや、わかる(笑)。僕も最近、「男はつらいよ」シリーズをちょっと観直していたんやけど、ふっと頭をよぎるのは、“あぁ、これはコロナの前なんや”という。そんな古い映画ですら、この頃は、まだコロナがなかったんやなぁ、って観ていて思ってしまうんよ。密なシーンとかも、“これ、コロナがなかったからできてんねんな”とかも思うし。

高須:ほんまやな。それで俺らは、現場を知っているからこっち側(裏方)のスタッフの多さもわかっているやんか。こういうものって、今後、どうやって撮っていくんだろうって。

松本:そうなんですよねぇ。

高須:人の波が、うわーっといるシーンも当たり前にあったけど、どんどん、その当たり前が消えていくわけやんか。ソーシャルディスタンスで2メートルとらなあかん、とかさ。ライブハウスなんかはさ、“密”が高揚感やったわけやんか。

松本:そうそう。

高須:その高揚感を失うってことよね。ってことは、価値観が大きく変わってまうってことやろ。

松本:そうなんです。漫才とかどうすんの?

高須:フジテレビの「ENGEIグランドスラム」っていう番組では、アクリル板を付けてやったけど、やっぱり、違和感は感じるよね。

松本:真ん中にマイクが立ってないってことよね。

高須:そうね。やっぱ、気になるのよ。

松本:そりゃそうやろ。1個のマイクに向かって、2人が話している感じじゃないわけよね。

高須:そう。それって、いままでのイメージが、頭のなかに残りながら観ているわけでしょう? 漫才自体は100年ぐらいかな、そのスタイルが変わっているってことやんか。

松本:そうですよね。

高須:そんなん言ったらもう全部やけどね。レストランだろうがテレビだろうがライブだろうが、当たり前のことが、全部1回“ガラガラポン”で変わらなあかん時期じゃん? “すごいときにおるな”とは思うのよね。

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/
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田中みな実、ネット上で「“YOSHIKIさんを冒涜している”と言われているみたいで…」ドラマ「M」で話題の“ドラムシーン”秘話

鈴木おさむと陣(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「JUMP UP MELODIES TOP20 supported by Ginza Sony Park」。音楽配信サービスSpotify 協力のもと、今週アクセスが急上昇した上位 20 曲を生放送でカウントダウン。7月3日(金)放送のゲストは、ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系/ABEMA)での“怪演”が話題の田中みな実さん。ここでは、ネットで話題となった第6話“ドラムセットのシーン”について語りました。


田中みな実さん


◆「私のアイデアだったのですが…」(田中)
おさむ:ドラマ「M」第6話の“ドラムセットのシーン”が放送されるやいなや、(ネット上で)かなり爆発しました。どうですか?

田中:どうですかって、おさむさんが書いた台本じゃないですか(笑)?

おさむ:それはそうですね(笑)。

田中:でも、私がなんとなく想定していた感じにはならなくて。監督から、ドラムセットの下にあるキックを踏みながら「『許さないVS許さない』って言ってほしい」と言われて。

さらに「『どっちの「許さない」が勝つのかなーーーーー!? 』というセリフは、思いきりやって」と言われました。手をクロス(してシンバルを叩いたり)するのは、私のアイデアだったのですが……(ネット上では)「YOSHIKIさんを冒涜している」とか、いろいろ言われているみたいで……。

おさむ:大丈夫です。YOSHIKIさんは僕の高校、千葉県の安房高校(あわこうこうこう)の先輩なので!

◆「耐えなさいよ、女優なんだから(笑)」(おさむ)
おさむ:(礼香がシンバルを叩き終わったあとに)ちゃんと手で抑えて止めるシーンがおもしろいですよね。

田中:最後にシンバルをキュッと手で抑えて、ちゃんとミュートしました(笑)。抑えないと、次の繋がりに影響が出るかなと思って止めたんですけど、その仕草を見たマサ役の三浦(翔平)さんと、アユ役の安斉かれんちゃんが爆笑しちゃって。かれんちゃんなんかは、次のシーンでリアクションを取らなきゃいけないのに、笑いをこらえきれなくて三浦さんの後ろに隠れていました。

おさむ:結局、そのまま使われていましたね。本当は、アユ(安斉かれんさん)はリアクションをしなきゃいけないのに、おもしろすぎて耐えられなくて、マサ(三浦翔平さん)の後に隠れていたんです。

陣:すごい裏話です。

おさむ:すごいでしょう? それを使っているんだから面白いんですよ。しかし、耐えられないってどういうことよ(笑)。耐えなさいよ、女優なんだからって(笑)。

田中:安斉さんと三浦さんを映すカメラがまわっているときも、一応私もお芝居をやる予定だったんですけど、私がまた芝居をすると、どうしても笑っちゃうということで「田中さんは何もせずにそこにいてください」って言われて、ただ下を向いてそこに立っていました(笑)。

<番組概要>
番組名:JUMP UP MELODIES TOP20 supported by Ginza Sony Park
放送日時:毎週金曜 12:00~14:55
パーソナリティ:鈴木おさむ、陣(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/jump/

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