バレリーナから女優へ…草刈民代のターニングポイント、芸能界で感じた葛藤とは?
提供:TOKYO FM
人気ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ヘアメイク河北裕介のBe yourself」。公私ともに交流のある女優やモデルなどを河北自らがブッキングし、誌面や画面には表れない彼女たちの知られざる魅力に迫ります。
11月6日(金)の放送には、女優の草刈民代さんが登場。自身のターニングポイントやこれまでの活動で感じたことなどについて、たっぷりと語っていただきました。

◆河北のYouTubeで意気投合
女優の山口紗弥加さんや川口春奈さん、AKB48の峯岸みなみさんなど数多くの著名人が出演し、さまざまな“河北メイク”のテクニックを紹介している河北のYouTube公式チャンネル「河北裕介公式チャンネル」。なんと、草刈さんのほうから同チャンネルに「出演したい」とまさかの逆オファーがあったそう。その模様が、“50代のツヤ肌メイク” として公開されています。
そのときの仕上がりをとても気に入ったようで、草刈さんは「今日も“河北メイク”で教わった通りのメイク(をしてきました)(笑)。メイク時間は短いのにキレイになれる。仕上がりが素晴らしいですよね」と大絶賛。「(教えてもらった)アイシャドウの新色、買いましたよ。あと口紅も」と笑顔をのぞかせます。
撮影を振り返り、河北は「実際にお会いして、美しさに圧倒されました。そしてなにより、メイク以外のお話もたくさんさせていただいて。そのときの話が楽しすぎて、人生が豊かでいろいろな経験をされているからこそ、人の心をギュッと掴む方ですよね」と印象を語り、「だから、またすぐにお会いしたくて」と再会を喜びます。
◆草刈民代のターニングポイント
草刈さんといえば、元バレリーナという肩書きの持ち主。女優に転身して以降も、今夏話題となった多部未華子さん主演のドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBSテレビ系)に出演するなど、第一線で活躍しています。
河北がターニングポイントを尋ねると、「まず挙げるとしたら、バレエを始めたことと、映画『Shall we ダンス?』(1996年公開)に出演したこと」と草刈さん。同作でメガホンを執った周防正行監督と結婚したこともあって「人生が大きく変わりましたね」と振り返ります。
「私と性格が似ていて、なにかをしているときは、“1点集中”みたいなところがある(笑)」というふたりだけに、撮影中は脇目も振らず作品にのめり込んでいたそう。そんな2人の馴れ初めを聞いてみると、「食事に行くようになったのは、(撮影が終わってしばらく経った)完成披露試写会が終わってからでしたね」と草刈さん。
それからあれよあれよと約1ヵ月でスピード婚に至ったそうで「作品の準備期間も入れると、1年半ぐらい現場での仕事ぶりなどを見てきた。その姿を見て、すごく信頼していったんじゃないかなと思うんです。まず“安心感”があったし、性格がすごく合ったので。主人はどう思っていたかはわからないけど(笑)」と話します。
さらには、「根本的な考え方も、すごく一致している部分があると思うんです。ジャンルは違えど、私も主人も表現する仕事をしているので。“芯”の部分があまりにも違うとたぶんうまくいかないけど、そこはがっちりと一致しているので」とキッパリ。
◆女優への転身で実感した苦労
また、バレエの世界での経験については「ヒエラルキーがある世界なので、そのなかでの人間関係のわきまえがないとダメだなというのは、いろいろな国の人たちと踊って感じましたね」と振り返ります。
とても厳しいバレエの世界で「メンタルがすごく鍛えられた」と話すものの、転身した芸能界はまったく別世界だったようで「慣れるまで10年ぐらいかかった」と草刈さん。というのも、「(芸能界は)日本的だなと思うところがたくさんあるから。踊っていたときは、日本的な考え方や習慣に縛られないようにしていかないといけなかったので、いろいろな試行錯誤をして壁を乗り越えてきた。だけど逆に、(芸能界では、バレエ界で経験してきた)そういったやり方が通用しなかったので、すごく大変でしたね」と当時の体験を語ります。
女優として初めて演技に挑戦した映画「Shall we ダンス?」への出演以降、さまざまな作品に出演するなど、キャリアを重ねてきた草刈さんでさえも「ようやく慣れてきただけで、やっぱり自分の考え方をハッキリさせて、自分のなかで納得するものをちゃんと“選択”できるようにしておかないと、難しい世界だなというのは感じますよね」としみじみ。
そんな草刈さんは女優の枠にとどまることなく、今年10月にはオンラインサロン「Tami Time」をオープンさせるなど、新たなチャレンジも。河北は「草刈さんのお話を聞いていると、ひとつ決めたらきちんとやらなきゃいけないこと、人とはこうやって接していかなければいけないんだなって、“人間としてこうあるべき”ということを教わった気がした。もっと知りたいし、もっと教えてもらいたいと思う人」とその魅力を力説。
河北から「オンラインサロンをやってみたらどうですか?」と言われたひと言が、そもそものきっかけだったそうで、草刈さんは「Instagramは不特定多数の人たちが見るから、自分のアカウントであっても公共の場みたいになっていて、思ったままを発信するのは難しい。でもこうやって話をするのは好きだし、言いたいことや、聞かれたら話せることは結構あるから(笑)」と新たな試みに意欲を見せていました。
次回11月13日(金)の放送も、引き続き草刈さんを迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
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聴取期限 2020年11月14日(土) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ヘアメイク河北裕介のBe yourself
放送日時:毎週金曜 19:30~19:55
パーソナリティ:河北裕介
番組Webサイト:https://park.gsj.mobi/program/show/39187
11月6日(金)の放送には、女優の草刈民代さんが登場。自身のターニングポイントやこれまでの活動で感じたことなどについて、たっぷりと語っていただきました。

草刈民代さん
◆河北のYouTubeで意気投合
女優の山口紗弥加さんや川口春奈さん、AKB48の峯岸みなみさんなど数多くの著名人が出演し、さまざまな“河北メイク”のテクニックを紹介している河北のYouTube公式チャンネル「河北裕介公式チャンネル」。なんと、草刈さんのほうから同チャンネルに「出演したい」とまさかの逆オファーがあったそう。その模様が、“50代のツヤ肌メイク” として公開されています。
そのときの仕上がりをとても気に入ったようで、草刈さんは「今日も“河北メイク”で教わった通りのメイク(をしてきました)(笑)。メイク時間は短いのにキレイになれる。仕上がりが素晴らしいですよね」と大絶賛。「(教えてもらった)アイシャドウの新色、買いましたよ。あと口紅も」と笑顔をのぞかせます。
撮影を振り返り、河北は「実際にお会いして、美しさに圧倒されました。そしてなにより、メイク以外のお話もたくさんさせていただいて。そのときの話が楽しすぎて、人生が豊かでいろいろな経験をされているからこそ、人の心をギュッと掴む方ですよね」と印象を語り、「だから、またすぐにお会いしたくて」と再会を喜びます。
◆草刈民代のターニングポイント
草刈さんといえば、元バレリーナという肩書きの持ち主。女優に転身して以降も、今夏話題となった多部未華子さん主演のドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBSテレビ系)に出演するなど、第一線で活躍しています。
河北がターニングポイントを尋ねると、「まず挙げるとしたら、バレエを始めたことと、映画『Shall we ダンス?』(1996年公開)に出演したこと」と草刈さん。同作でメガホンを執った周防正行監督と結婚したこともあって「人生が大きく変わりましたね」と振り返ります。
「私と性格が似ていて、なにかをしているときは、“1点集中”みたいなところがある(笑)」というふたりだけに、撮影中は脇目も振らず作品にのめり込んでいたそう。そんな2人の馴れ初めを聞いてみると、「食事に行くようになったのは、(撮影が終わってしばらく経った)完成披露試写会が終わってからでしたね」と草刈さん。
それからあれよあれよと約1ヵ月でスピード婚に至ったそうで「作品の準備期間も入れると、1年半ぐらい現場での仕事ぶりなどを見てきた。その姿を見て、すごく信頼していったんじゃないかなと思うんです。まず“安心感”があったし、性格がすごく合ったので。主人はどう思っていたかはわからないけど(笑)」と話します。
さらには、「根本的な考え方も、すごく一致している部分があると思うんです。ジャンルは違えど、私も主人も表現する仕事をしているので。“芯”の部分があまりにも違うとたぶんうまくいかないけど、そこはがっちりと一致しているので」とキッパリ。
◆女優への転身で実感した苦労
また、バレエの世界での経験については「ヒエラルキーがある世界なので、そのなかでの人間関係のわきまえがないとダメだなというのは、いろいろな国の人たちと踊って感じましたね」と振り返ります。
とても厳しいバレエの世界で「メンタルがすごく鍛えられた」と話すものの、転身した芸能界はまったく別世界だったようで「慣れるまで10年ぐらいかかった」と草刈さん。というのも、「(芸能界は)日本的だなと思うところがたくさんあるから。踊っていたときは、日本的な考え方や習慣に縛られないようにしていかないといけなかったので、いろいろな試行錯誤をして壁を乗り越えてきた。だけど逆に、(芸能界では、バレエ界で経験してきた)そういったやり方が通用しなかったので、すごく大変でしたね」と当時の体験を語ります。
女優として初めて演技に挑戦した映画「Shall we ダンス?」への出演以降、さまざまな作品に出演するなど、キャリアを重ねてきた草刈さんでさえも「ようやく慣れてきただけで、やっぱり自分の考え方をハッキリさせて、自分のなかで納得するものをちゃんと“選択”できるようにしておかないと、難しい世界だなというのは感じますよね」としみじみ。
そんな草刈さんは女優の枠にとどまることなく、今年10月にはオンラインサロン「Tami Time」をオープンさせるなど、新たなチャレンジも。河北は「草刈さんのお話を聞いていると、ひとつ決めたらきちんとやらなきゃいけないこと、人とはこうやって接していかなければいけないんだなって、“人間としてこうあるべき”ということを教わった気がした。もっと知りたいし、もっと教えてもらいたいと思う人」とその魅力を力説。
河北から「オンラインサロンをやってみたらどうですか?」と言われたひと言が、そもそものきっかけだったそうで、草刈さんは「Instagramは不特定多数の人たちが見るから、自分のアカウントであっても公共の場みたいになっていて、思ったままを発信するのは難しい。でもこうやって話をするのは好きだし、言いたいことや、聞かれたら話せることは結構あるから(笑)」と新たな試みに意欲を見せていました。
次回11月13日(金)の放送も、引き続き草刈さんを迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
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<番組概要>
番組名:ヘアメイク河北裕介のBe yourself
放送日時:毎週金曜 19:30~19:55
パーソナリティ:河北裕介
番組Webサイト:https://park.gsj.mobi/program/show/39187