大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は驚きの連続!? 脚本家・三谷幸喜「これからしばらくは毎回驚きがある」
提供:TOKYO FM
乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。1月27日(木)の放送では、脚本家の三谷幸喜さんをゲストに迎え、お送りしました。

今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を担当している三谷さん。その内容に関して「あの時代の人はとにかく面白い。その面白さをいかに視聴者に伝えるか、いろいろ苦労して書いている」と話します。
作品の舞台となる鎌倉時代は、人気の戦国時代や幕末などに比べるとあまり知られておらず、難しい印象がありますが、三谷さんは「それが逆に面白い」と断言。なぜなら、知らないということは先がわからないから。そして、「今後アッと驚くことがいっぱい。今、第3回ですけど、5回目で“エッ!”と驚くことがあるし、これからしばらくは毎回驚きがある」と楽しそうに語ります。
そして、大河ドラマとはいえ「年表通りにあったことをただ並べるのはつまらない。ドラマとして面白くなきゃいけない」とも。そのせいなのか、三谷さんのキャラクターのせいなのか、脚本をいい加減に書いていると思われたり、なかには「真面目にやれ!」というお怒りの投書が送られてきたりしたこともあったと言います。三谷さんいわく、至って真面目で「ふざけているわけじゃない、ちゃんとやっています」と弁明する一幕も。
脚本を書くにあたっては、その時代に起こったすべてのことを書くわけにもいかず、どうしても取捨選択が必要になるなか、今作に関してはもっと平清盛の話を描きたかったと振り返ります。しかし、そうしてしまうと1年で終わらなくなってしまうので我慢したと三谷さん。
そんな三谷さんに、リスナーからはたくさんの質問が。まずは脚本を書くにあたって大切にしているテーマ、意識していることを聞かれると「セリフを書くときに必ず人は嘘をつくということを念頭に置くこと。ストレートにものを言うセリフはそんなに面白くない。言葉には裏があったり、ほかのことを考えながら違うことを言うのが普通」と回答。
さらには、そういうセリフを書くと、演者もセリフと違う感情を同時に視聴者に伝えなければいけないと、やりがいがあるようで「そこが俳優さんにとっても演じることの醍醐味で、僕も脚本を書くうえでの醍醐味」とコメント。
一方で、今回鎌倉時代を舞台にした理由について「鎌倉時代はみんな必死に生きている感じがする。あとは戦国時代よりも原始時代に近い感じもあり、占いを信じていたり、戦いも原始的だったり、そういうのが面白い」と言います。
ドラマのなかでは、源頼朝の夢に後白河法皇が出てくるという印象的なシーンもあり、「あれはふざけているわけではなく、実際にああいったことがあったというか、昔の人は夢のお告げで大事なことを決めたりしていた」とその重要性を解説。
大河ドラマは1年かけて完結する長丁場だけに、煮詰まることはないのか聞いてみると「すごくある。今、詰まっています」と告白。ここ数日は家で1人脚本を書いていたようで「久々にこんなに人と話している(苦笑)」とれなちに感謝し、笑いを誘いました。
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聴取期限 2022年2月4日(金) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、三谷幸喜さん
今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を担当している三谷さん。その内容に関して「あの時代の人はとにかく面白い。その面白さをいかに視聴者に伝えるか、いろいろ苦労して書いている」と話します。
作品の舞台となる鎌倉時代は、人気の戦国時代や幕末などに比べるとあまり知られておらず、難しい印象がありますが、三谷さんは「それが逆に面白い」と断言。なぜなら、知らないということは先がわからないから。そして、「今後アッと驚くことがいっぱい。今、第3回ですけど、5回目で“エッ!”と驚くことがあるし、これからしばらくは毎回驚きがある」と楽しそうに語ります。
そして、大河ドラマとはいえ「年表通りにあったことをただ並べるのはつまらない。ドラマとして面白くなきゃいけない」とも。そのせいなのか、三谷さんのキャラクターのせいなのか、脚本をいい加減に書いていると思われたり、なかには「真面目にやれ!」というお怒りの投書が送られてきたりしたこともあったと言います。三谷さんいわく、至って真面目で「ふざけているわけじゃない、ちゃんとやっています」と弁明する一幕も。
脚本を書くにあたっては、その時代に起こったすべてのことを書くわけにもいかず、どうしても取捨選択が必要になるなか、今作に関してはもっと平清盛の話を描きたかったと振り返ります。しかし、そうしてしまうと1年で終わらなくなってしまうので我慢したと三谷さん。
そんな三谷さんに、リスナーからはたくさんの質問が。まずは脚本を書くにあたって大切にしているテーマ、意識していることを聞かれると「セリフを書くときに必ず人は嘘をつくということを念頭に置くこと。ストレートにものを言うセリフはそんなに面白くない。言葉には裏があったり、ほかのことを考えながら違うことを言うのが普通」と回答。
さらには、そういうセリフを書くと、演者もセリフと違う感情を同時に視聴者に伝えなければいけないと、やりがいがあるようで「そこが俳優さんにとっても演じることの醍醐味で、僕も脚本を書くうえでの醍醐味」とコメント。
一方で、今回鎌倉時代を舞台にした理由について「鎌倉時代はみんな必死に生きている感じがする。あとは戦国時代よりも原始時代に近い感じもあり、占いを信じていたり、戦いも原始的だったり、そういうのが面白い」と言います。
ドラマのなかでは、源頼朝の夢に後白河法皇が出てくるという印象的なシーンもあり、「あれはふざけているわけではなく、実際にああいったことがあったというか、昔の人は夢のお告げで大事なことを決めたりしていた」とその重要性を解説。
大河ドラマは1年かけて完結する長丁場だけに、煮詰まることはないのか聞いてみると「すごくある。今、詰まっています」と告白。ここ数日は家で1人脚本を書いていたようで「久々にこんなに人と話している(苦笑)」とれなちに感謝し、笑いを誘いました。
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