「最近は、言葉が“過剰”に捉われがちな世の中だけど…」尾崎世界観、これまでの人生で見つけた“一番の気付き”を語る


尾崎世界観さん


お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。

5月14日(土)放送のお客様は、4人組ロックバンド・クリープハイプのボーカル、ギターを担当し、小説家やMCとしても活動する尾崎世界観さん。ここでは、4月18日(日)に発売した初の歌詞集「私語と」(河出書房新社)と、これまでの人生で見つけた「一番のエウレカ(発見・気付き)」を語りました。


TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」5月14日(土)放送ゲスト:尾崎世界観さん


1984年生まれ、東京都出身の尾崎さん。高校在学中の2001年にクリープハイプを結成。2012年にアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビューを果たします。以降、数多くの名曲をリリースし、若者を中心に人気を集めています。

尾崎さんは小説家としても活動しており、2021年1月に出版された小説「母影」(新潮社)は、「第164回 芥川賞」の候補作に選出されました。現在は、ドキュメンタリーバラエティ番組「セブンルール」(フジテレビ系)にレギュラー出演しているほか、ラジオパーソナリティやナレーターなどマルチに活躍しています。


尾崎世界観さん


◆読むだけで意味が伝わる歌詞をセレクト

川島:クリープハイプのメジャーデビュー10周年を記念して、初の歌詞集「私語と」(河出書房新社)が4月18日(日)に発売されました。インディーズ時代から最新アルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』までの楽曲のなかから、尾崎さん自身が言葉を中心に厳選した75曲の歌詞が収録されています。書籍には「帯」「はじめに」「おわりに」というタイトルの歌詞も書き下ろしされています。数ある曲のなかで、どのように75曲を選んだのでしょうか?


「私語と」(河出書房新社)


尾崎:曲がなくても成立するものを選びました。曲のために書く言葉もあるので、言葉のために書いたものを選びましたね。

川島:その言葉だけを読んでも、頭のなかで情景が浮かぶものということですね。

尾崎:そうです。

川島:言葉はどうやってチョイスしているんですか? 僕ら(お笑い芸人)だと、「“例え”とかで使いたいな」っていう言葉を、映画やドラマ、美術館などで観て「面白い」と感じたものをメモしているんですよ。

尾崎:メモはあまり取らないですね。小説に関しては「こういう人がいたら面白いな」っていうものをメモすることはあります。

川島:フレーズはないんですね。

尾崎:ないですし、メモすること自体も難しいんですよね。捉えた感情って、言葉にした途端にちょっと“こぼれる”じゃないですか。書いた瞬間、100パーセントから70パーセントのものになっているんですよね。

川島:わかります。書いた瞬間に冷めるというかね。

尾崎:そうなんですよ。

川島:「これテイクアウトしたらあかん食べ物やった」みたいなとき、ありますよね。

尾崎:そうそう(笑)! そこで食べなければいけないものってありますよね。

◆面白くて不完全な存在だからこそ愛おしく思える

川島:これまでの人生のなかで見つけた一番のエウレカ(発見・気付き)は何ですか?

尾崎:「言葉の面白さと、不完全さ」ですね。言葉を使ってずっと仕事をしているんですけど、最近はけっこう言葉が“過剰”に捉われがちな世の中だなと思っているんです。

川島:揚げ足を取られることってありますよね。

尾崎:だからこそ、言葉が面白いし頼りないと思っていて、最近は“言葉”がかわいく思えてきましたね。

川島:おお~!

尾崎:(“言葉”には)いまだに振り回されているんですけど、それも含めて魅力なんだなと思いたいですね。

◆メジャーデビュー10周年ツアー、配信リリースも!


クリープハイプ


メジャーデビュー10周年を迎えたクリープハイプは現在、全国ホールツアーを開催中です。また、4月18日(月)には、メジャーデビュー10周年を記念して、インディーズ時代の楽曲「exダーリン」を配信リリースしました。今作は、もともとメジャーデビューアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』のボーナストラックとして、弾き語りで入っていた曲。それを、バンドバージョンとして新しくレコーディングし直しました。ファンの方にとっても思い入れのある名曲が、10年のときを経てパワーアップしました。ぜひ聴いてみくださいね!



▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(AuDee Spotify)も配信中です。

次回5月21日(土)のお客様は、シンガーソングライターの岡崎体育さんです。お楽しみに!

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▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」で聴く
聴取期限 2022年5月22日(日) AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/
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中元日芽香の「な」、海外からのお悩みにも答えます。「海を越えてお力に慣れているなんてやっていてよかったな」


『中元日芽香の「な」』が、7月4日(月)午前7時に更新され、3人のリスナーからのメール相談に中元が親身に答えた。

1人目は、とある大学生からの相談だ。

現在大学3年生で、勉強が難しくなり課題に追われている。勉強の他にもバイトや教習所など、新しく始めたことが多くある。元々不安を感じやすい性格ではあるのですが、最近は切羽詰まっていて何をやるにも不安で好きなことをしている時間も、私はこんなことをしていていいのかなと不安になる。どうすれば、不安を無くせますか?

「聞いていると日々のタスクをこなすのだけでも大変そう。考えてみれば大学もそうだし、バイトもそうだし、だんだん要求されるレベルが上がっていく。だんだん難しいことを要求され続ける中で不安を感じるっていうのは自然な感情。でも、日頃からやるべきことをちゃんとこなしている方だと思うので、そこは大丈夫。好きなことをしている時間は今日1日頑張ったんだから好きなことをする時間をする権利があるんだって堂々と楽しんでいい。今日勉強をして、バイトもやったんだから。好きなことをやるぞ!っていう風に堂々と楽しんで。自分ができていないことに目を向けると不安になると思うけれど、逆に自分ができていることに目を向けてあげると、少し安心できて不安が軽くなるんじゃないかな」

2人目の相談は、とある先生からの相談だ。

現在地元で先生をしているが仕事がとてもきつい。教育でミスがあると子供たちの将来も変えてしまうかもしれないなど、深く考えなくていいことも考えてしまう。さらに残業時間も長く、自分の時間もない。また元々先生は自分のやりたい仕事ではなかったということも、心が重い理由の一つかもしれない。現在やりたかった仕事に向けて転職も考えているが、区切りの3月まではなんとしても頑張っていきたい。なんとか心が軽くなる方法はないですか?

「責任感が強い方。先生も人間だし、今思うと私の学校にもいろんな人がいた。そんな中でも、生徒にとっていい大人でいなきゃっていう先生は生徒思いの素敵な先生。しんどい時とか心が重い時の対処の仕方っていくつかある。仕事以外の趣味に没頭するとかも一つの方法。あとその辛い時に仕事に関して、でもこれ自分がやりたくてやってるからとか、自分が選んだ仕事だから、っていうのも結構踏ん張る大きな力をくれる。だからそのカードが使えない中で、どのようにして日々を乗り越えようっていう方法が見出せないのは確かにつらい。あと体の疲れとか睡眠不足も心の余白?余裕?を奪っていく要素の一つ。やりたかった仕事に向けて転職も考えているということで、ご自身の明るい未来を思い描くことが、エネルギーになってくれたらいいな。あるいは、何もしない時間を作るのも逃避になっていい。スケジュール的に拘束されていたとしても、自分の心の中の自由は守ってあげてほしい」

3人目の相談は、インドネシアから、Spotifyを聴いているというリスナーからの相談だ。

私はいつも自分の人生で起こらなかったことを心配しています。例えばお仕事でミスがあったら先輩を怒らせちゃうかなということです。どうすればいいですか?

「海を越えてお力に慣れているなんてやっていてよかったなって思います。自分の人生で起こらなかったことを心配してしまう、これ共感できるなーっていう方いらっしゃるんじゃないかな。心配性であったり、根拠のない自信を持つのって難しいなーって感じるタイプかな?適度な心配がミスを回避してくれたり、自分を守ってくれることにつながるけど、あまりに心配が大きくなりすぎると漠然と不安になって落ち着けなかったり、なんとなく暗い気持ちになってしまったりっていうことになる。なので、自分のその心配性のおかげで、仕事を丁寧にできているんだっていう自信に変えられたらいい。問題が発生したら、その時対処すればいいかっていうふうに割り切ることも、心を守るためには、必要なことなのかもしれない」

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