「介護予防」はどうすればいい? 厚生労働省が取り組む「通いの場」の必要性を担当者が解説

モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリ ティをつとめるTOKYO FMの朝のニュース番組「ONE MORNING」。9月22日(木)の「ワンモアニュース」のテーマは「高齢者の元気を支える『通いの場』」について。厚生労働省 老健局老人保健課 介護予防栄養調整官の増田利隆さんをゲストに招き、「通いの場」について解説してもらいました。

(左から)吉田明世、増田利隆さん、ユージ


高齢化が進行している日本。厚生労働省の「介護保険事業状況報告」によると、65歳以上の高齢者のうち5人に1人が要介護認定を受けています。そのため、できる限り介護を受ける状態にならないようにする「介護予防」が必要です。「介護予防」とは何か、そして具体的には何をすればいいのかなどを増田さんに聞きました。

◆「介護予防」は、どうすればいい?

ユージ:まず「介護予防」とは、どういったことを指すのか教えていただけますか?

増田:高齢者の方が要介護状態になるのをできる限り予防すること、そして要介護状態になっても、悪化をできる限り防いだり軽減したりすることです。

ユージ:ぜひそうしたいですね。そうした介護予防は、どのように始めればいいのでしょうか?

増田:介護予防の取り組みの一つが「通いの場」です。通いの場は地域の住民同士が気軽に集い、一緒になって内容を企画し、活動内容を決め、ふれあいを通じて「生きがいづくり」「仲間づくり」の輪を広げる場所になります。地域の介護予防の拠点となる場所でもあります。

ユージ:この通いの場では、具体的にどういった取り組みをされていますか?

増田:全国各地の通いの場では、地域の特色を生かした様々な取り組みが進められています。例えば、体操、茶話会、認知症予防、趣味活動、農作業、ボランティア活動、多世代交流、オンラインを使った通いの場などがあります。

開催する場所も公民館だけではなく公園、喫茶店、店舗の空きスペースなど、さまざまな場所でおこなわれています。今ラジオをお聴きのみなさんも、参加してみたくなるような通いの場があるはずです。

ユージ:そもそも「介護が必要になる」と書いて「要介護」ですけれども、今伺ったようなことが要介護状態を避けることにつながるんですね?

増田:そうですね。通いの場に参加している方々は、要介護状態になるリスクが低い傾向にあるという研究結果もあります。通いの場に行けなくても、お仕事をされている方や、普段から定期的にお友だちと集まっているような方は、それを継続することも介護予防のためには重要です。

◆おすすめの「通いの場」の見つけ方

吉田:通いの場はどうやって見つけたらいいですか?

増田:何か新しい活動を始めてみたいとか、どこに出かけたらいいのだろう? と思った方は、ぜひ地域包括支援センターや市町村の介護予防窓口にご相談ください。おすすめの通いの場を紹介してくれます。

吉田:何か他にもおすすめはありますか?

増田:特設Web サイト「地域がいきいき 集まろう!通いの場」では、日本の各地域の通いの場で実践されているご当地体操の紹介や、食生活、口腔ケアの方法などを動画で紹介しています。ぜひ「厚生労働省 通いの場」で検索してみてください。

また、国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターからは「オンライン通いの場」アプリがリリースされました。これは、オンラインで自己管理をしながら、運動や健康づくりに取り組めるアプリケーションです。

おすすめのお散歩コースを検索・登録できる「おさんぽ支援」や、全国各地域のご当地体操を紹介している「自宅でできる体操」「健康チェック」など、みなさんの健康維持に役立つコンテンツが満載です。

吉田:いいですね。特に今は涼しくなって、お散歩も気持ちいい季節ですもんね。おすすめのコースを教えてもらえるのもいいなと思いました。

ユージ:インターネットを通じて自己管理ができるんですね。インターネットは便利ですけど、家族に高齢の方がいて「うまく使えないんじゃないかな?」というときは、他の家族が教えてあげたりするのもいいですよね。

吉田:家族みんなでできる体操もあるようなので、健康チェックをし合うのもよさそうですね。

10月10日(月)に、高齢者の元気を応援するイベント「通いの場全国フェスティバル」を開催予定。介護予防や健康づくりの方法について、楽しく学ぶことができます。現在、参加者を募集していますので、詳しくは公式サイトをご覧ください。

最後に増田さんは「このイベントに少しでも興味を持った方や、最近自宅にいる時間が長くなっていると感じている方に、外出する目的のひとつとして参加していただければ」と、リスナーに参加を呼びかけました。

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聴取期限 2022年9月30日(金) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/
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日髙のり子「バトルフィーバーJ」撮影秘話を語る「たまに怪人に追いかけられて走ったり(笑)」

TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。3月6日(月)のお客様は、パパイヤ鈴木さんと日髙のり子さん。ここでは、日髙さんが宝塚歌劇団を目指していた話や、中原ケイコ役で出演されていた「バトルフィーバーJ」(テレビ朝日系)の撮影エピソードなどを語りました。

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(左から)日髙のり子さん、パパイヤ鈴木さん


◆宝塚歌劇団を目指していた時代があった!?

日髙:私は子どもの頃に劇団に入って、小学校のときにクラシックバレエを習っていたんですけど、中学生のときに友達から宝塚(歌劇団)を教えてもらってからは“宝塚に入りたい!”っていう気持ちになっちゃったんですね。

パパイヤ鈴木:そうなんですか!?

日髙:なので、高校生からは宝塚を受験する人が行くようなバレエ教室に友達と通っていました(笑)。宝塚は歌もレッスンもあるから、クラシックの歌を二期会(声楽家団体)の先生に習いに行くこともちょっとしていました。だけど、体が硬いからバレエがうまくいかなくて、何よりもクラシックの歌が難しかったんですね。

そんな頃、劇団から特撮モノの「バトルフィーバーJ」のレギュラーが決まったって話を聞いたんですけど、「実は私、宝塚を受験しようと思って(レッスンに)通っているんですけど、二期会の先生が怖いから、自分から(辞めると)言えない」と伝えたら、劇団のマネージャーさんが先生に話してくれたんですね。

そうしたら先生が「あら、素敵なことじゃない!」と言ってくださって、宝塚を受験せずにこっち(芸能界)に戻ってきたんです(笑)。

パパイヤ鈴木:「バトルフィーバーJ」は観ていましたよ!

日髙:そうですか!

パパイヤ鈴木:僕らの世代は特撮モノが大好きですから。

◆「バトルフィーバーJ」撮影裏話

日髙:(「バトルフィーバーJ」では)普通の隊員だったから、変身はしなかったんですよ。

パパイヤ鈴木:そうでしたっけ?

日髙:バトルフィーバー隊の隊員なんですけど、たまに怪人に追いかけられて走ったりとか(笑)。

パパイヤ鈴木:(笑)。

日髙:あと「バトルフィーバー隊、出撃!」って言われたときに、消防士の方がよく棒をつたってシュッと降りるじゃないですか? 私もそのシーンがあったんですけど(監督に)「お前、ちょっとトロいから練習場に来い」と言われて。

パパイヤ鈴木:ええっ(笑)。

日髙:運動神経は良かったので、ちゃんと“シュッ”と降りたつもりだったんですけど、オンエアを観たら温泉地にある猿のおもちゃみたいに“テケテケテケッ”と……(笑)。

パパイヤ鈴木:イメージと全然違っていたんですね(笑)。

日髙:そうなんです。それで練習場に行ったんですけど、なぜかそこでバク転の練習とかをさせられました。“私がバク転をする機会なんてあるのか?”なんて思いながら(笑)。

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/speakeasy/

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