川上洋平×永瀬廉ラジオ対談!ドラマ撮影現場でスピッツの「チェリー」をセッション!? スタジオではKing & Prince「シンデレラガール」の生セッションも

ロックバンド[Alexandros]の川上洋平がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「Panasonic presents おと、をかし」(毎週土曜日15:00~15:25)。この番組は川上が毎週、その日の空気感、季節感、そして世の中の雰囲気を加味して、洋邦ジャンルを問わず“今の気分”で極上の音楽をセレクトしていきます。

1月28日(土)の放送では、King & Princeの永瀬廉さんがゲストに登場。ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)で共演中の2人が撮影エピソードを語るほか、キンプリの楽曲「シンデレラガール」をスタジオでセッションしました。

[Alexandros]川上洋平



広瀬すずさん、永瀬廉さんが共演するドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系・毎週火曜22:00~)。九州の片田舎で育った主人公・浅葱空豆(広瀬すずさん)と、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬廉さん)が織りなす青春ラブストーリーです。“恋愛ドラマの名手”北川悦吏子さんが、ドラマ「オレンジデイズ」(TBS系)以来19年ぶりとなる完全オリジナル脚本を手掛けています。

海外から帰国した起業家・雪平爽介を演じる川上は、2021年に放送されたドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)に続き2度目のドラマ出演となります。

◆「シンデレラガール」のスタジオセッションを披露!

永瀬:クランクインの2日前までニューヨークにいたんですよね? ほんまに爽介さんの設定と合っていましたよね。

川上:まったく同じだった。ネタになると思ったから、差し入れを持っていったんです。

永瀬:(撮影は)やっぱり緊張するものですか?

川上:しますよ。いきなり会って演技だったから。でも、永瀬くんのおかげで緊張が解けました。ありがとうございます!

永瀬:こちらこそ! その頃、現場ではワールドカップ(カタール大会)が盛り上がっていて、その話題とかも含めて打ち解けられたと思うんですよね。

川上:一丸となって応援していたね。

永瀬:僕が川上さんと距離が近くなったなと感じたのは、2人で歩道橋を歩くシーン。あそこやなと思っていて。

川上:そうですね(笑)。“お兄ちゃんと弟”みたいな雰囲気がありました。その感じを撮影の合間にも作れたかなと思いましたね。

永瀬:間違いなかった! 川上さんがずっと、住んでいらっしゃる地域の良さを語ってくれましたよね。

川上:そうそう。「引っ越してこい」って(笑)。盛り上がったなあ。

永瀬:あと、印象に残っていることがあって。(僕が演じている海野音の部屋で)川上さんが「こういうメロディー、どう?」っていうシーンがあって、カメラが回っていないときに、(川上さんが近くにあるギターを弾いてくださって)2人でスピッツの「チェリー」を歌ったじゃないですか? すっごく嬉しかったです。

川上:「ギター(で弾く曲)ってやっぱり『チェリー』なんですか?」って聞かれて、「一応弾ける」って言って弾いたんだよね。いきなり歌って、みんなが見ている……みたいな。

永瀬:あれは2人のライブでしたね! 川上さんがギターを弾いて僕が歌うという、すごく豪華なセッションを空き時間にさせてもらいました。

川上:よかったですよね。

永瀬:一番印象に残っているかもしれないです。

――ここで2人の思い出の曲、スピッツの「チェリー」をオンエア。永瀬さんが「チェリー」の歌詞を口ずさむ場面も。

さらに、川上がスタジオに置かれたギターを手に取ってKing & Princeの「シンデレラガール」を弾き、永瀬さんと息の合った即興セッションを披露しました。

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聴取期限 2023年2月5日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Panasonic presents おと、をかし
放送日時:毎週土曜日15:00~15:25
パーソナリティ:[Alexandros] 川上洋平
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/okashi/
Panasonic presents おと、をかし
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週土曜 15時00分~15時25分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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いきものがかり・吉岡聖恵の歌声は、潔く、美しい。緑黄色社会の長屋晴子がルーツを語る

緑黄色社会の長屋晴子(Vo, Gt)が、自身の音楽のルーツや、楽曲『うそつき』に込めた想いを明かした。

長屋が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは5月17日(水)、18日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。

「爽やか」だけじゃない、緑黄色社会の“らしさ”とは

愛知県出身の男女4人組バンド・緑黄色社会。長屋のパワフルで透明感がある歌声と、メンバー全員が作曲に携わることで生まれるバリエーション豊かなポップサウンドで人気を博している。2022年には東京・日本武道館公演を実施し、『NHK紅白歌合戦』にも出演を果たした。

そんな勢いのあるバンド・緑黄色社会が5月17日にアルバム『pink blue』をリリースした。今回はアルバム収録曲『うそつき』で表現した自分たちらしさについて長屋に語ってもらった。

長屋:新曲『うそつき』はテンポでいうと、ミディアムバラードになるのでしょうか。そういう曲調は、緑黄色社会としても久しぶりな気がしています。

人と人って例えば、恋愛だったり、友情だったり、いろんな関わり方があると思うんですけど、心を通い合わせたい瞬間って何度もあると思うんです。でもそれがなかなかうまく噛み合わないようなことって、多くの人が経験してると思うんですけど、そういった中での後悔について、この曲は歌っています。ちゃんと心を通わせたいという気持ちだけでは、どうにもすることができないもどかしさみたいなものですね。

緑黄色社会を、『Mela!』という曲で知ってくださった方がけっこう多いと思うんです。そんな中で「緑黄色社会らしさって何?」と聞かれたときに、『Mela!』のような明るい爽やかさだったり、元気が出るみたいなものをイメージされる方がきっと多いんじゃないかなと思うんですけど。緑黄色社会としてはバンドメンバーが全員曲を作ったり、みんなで一緒に曲を作ったりなど、いろんな制作方法をしているというのもあって、私たちらしさってひとつにまとめられないんです。もちろん『Mela!』のように、誰かの背中を押すようならしさもあるんですけど、いろんならしさがある中でのひとつが、今回の『うそつき』だと思います。

『うそつき』は私が作詞・作曲をしたんですけど、ひとりの心情をより深く語っているような曲です。そういった曲だからこそ、より歌詞が届くようにとか、気持ちが入るようなアレンジを心がけています。また、違う緑黄色社会らしさを、この曲で感じ取ってもらえたらうれしいです。

中でも今回は歌詞がより届くように、メロディの動きが少ないサビというのを意識しました。基本的には2音の中をゆらゆら揺れて漂っているような、振れ幅は少ないんだけど、だからこそ歌詞に耳がいくような、そんな曲になるように心がけました。そういった部分に注目しつつ、聴いてもらえたらうれしいです。

緑黄色社会『うそつき』Official Video / Ryokuoushoku Shakai – Usotsuki

吉岡聖恵の「嘘偽りない歌声」と出会った瞬間

『NHK紅白歌合戦』にも出演し、国民的バンドへの道のりを順調に歩んでいる緑黄色社会。そんなバンドのフロントマン・長屋のルーツとなる1曲は?

長屋:ルーツとなる1曲には、いきものがかりさんの『うるわしきひと』を選びました。ちなみに緑黄色社会はメンバー4人いるんですけど、ルーツがみんなバラバラなんですね。なので、今回はバンドとしてではなく、個人的な話としてルーツを選んでいます。

この曲と出会ったのは、小学5〜6年生だったと思います。もともと歌が好きで、ぼんやりと歌手になりたいという気持ちを抱いていたんですけど、そんな中で、アニメの主題歌を担当していた、いきものがかりさんの存在を知りました。それからいろんな曲を掘っていく中で、この『うるわしきひと』に出会いました。歌とギターだけというシンプルな構成から始まって、そこから真っ直ぐで嘘偽りない、(吉岡)聖恵さんのボーカルがパッと飛び込んできて、その潔さというか、美しさに心を打たれました。

曲調や歌詞ももちろん好きなんですけど、特に聖恵さんの歌が大好きです。体全体で歌っているというか、言葉を前に届けようという気持ちで、音楽をしているのが、特にこの『うるわしきひと』って曲で表れているような気がして。この曲を聴いた瞬間にこういうボーカリストになりたいと思いました。曲というより、たたずまいに魅かれたということですかね。「この人楽しそう、見ていて元気が出るって思ってもらえるようなボーカルになりたい」と考えるようになったきっかけが、このいきものがかりさんの『うるわしきひと』です。

今の緑黄色社会の音楽でもそういう部分が出ていると思います。私の歌を聴いて「パワフルだね」と褒めてくださる方がいるんです。それはすごくうれしいんですけど、そういうルーツがいきものがかりさん……もっと言うと、聖恵さんだなって思います。

幅広い層から愛される国民的音楽グループ・いきものがかり。緑黄色社会の長屋も吉岡のパワフルな存在と歌声に魅了されたひとりのようだ。

いきものがかり 『うるわしきひと』Music Video

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アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。

【緑黄色社会 長屋晴子 出演回のトークを聞く】

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前編後編

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前編後編

・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/

(構成=中山洋平)

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