バレーボールプレーヤー・髙橋藍「コロナ禍でメンタル的にも最初はしんどかった」“20歳”でイタリア進出した当時の苦労を語る

女優・歌手のすみれと、実業家のHIROMIが美のスペシャリストをゲストに招いて「わたしをHAPPYにする美容」をテーマに、ビューティートークを展開するTOKYO FMのラジオ番組「KOSÉ Find My Beauty powered by @cosme TOKYO」。東京・原宿にある日本最大級のコスメ・美容のテーマパーク「@cosme TOKYO」のスタジオから、ゲストのメソッドやルーティン、最新の美容トレンドなどを発信します。9月24日(日)~10月8日(日)の3週にわたり、バレーボールプレーヤーの髙橋藍(たかはし・らん)選手が登場!(※今回はTFMにて収録)

ここでは、現在住んでいるイタリアでの生活について伺った10月1日(日)放送回の模様をお届けします。


髙橋藍選手


今年9月に22歳になったばかりの髙橋選手は、最年少の19歳で「東京オリンピック2020」の日本代表に選ばれ、“彗星のごとく現れたニューヒーロー”として大注目されます。

日本を代表するアウトサイドヒッターで、現在は、世界最高峰のプロリーグ、イタリア・セリエAのヴェロ・バレー・モンツァに所属。また、7月におこなわれた「バレーボール ネーションズリーグ2023」では、3位決定戦で強豪・イタリアに勝利し、大会初の銅メダルに輝きました。

◆20歳でイタリアに進出!

HIROMI:髙橋選手は2021年から、イタリアのチーム、ヴェロ・バレー・モンツァに所属されていますが、イタリアでの生活はもう慣れましたか?

髙橋:今はもう、だいぶ慣れてきました!

HIROMI:若くして一人で見知らぬ地に行くのは色々と大変でしたよね。

髙橋:そうですね。当時は20歳になってすぐイタリアに行って、しかもその時はコロナ禍だったこともあり、なかなか外出できなかったり、合流してすぐにチーム内でコロナにかかった人もいたりしたので、最初はメンタル的な部分でも結構しんどかった部分はありましたね。

すみれ:それは大変でしたね。

髙橋:ただ、今はビデオ通話とかもできたりするので、顔を見ながら家族と話したり、1人で過ごす時間も多いので、好きなアニメやドラマを観て息抜きしたり、そうやってしんどさを乗り越えたりしていましたね。

HIROMI:“家族とビデオ通話”って素敵ですね。

すみれ:ね、素敵! ちなみに、最初はイタリア語とかも大変だったと思うのですが、通訳さんはいらっしゃったんですか?

髙橋:実は、最初は通訳さんはいなくて、“もう自分1人で話すしかない”という環境だったので、ちょっと大変でしたね。でも今は、かえってそれが自分にとってすごく良かったなと思っています。

すみれ:ポジティブ!

髙橋:たまたま(パッラヴォーロ・)パドヴァというチームに、奥さんが日本人で、イタリアで日本語も教えているというご夫婦がいらっしゃって、僕もイタリア語を勉強したいという思いも強かったので、そのイタリア人の旦那さんからイタリア語を教えてもらったり、本当に分からないことがあれば、日本人の奥さんに教えてもらいました。

HIROMI:それはよかったですね!

髙橋:はい! すごく助けていただいてありがたかったです。本当にいい出会いというか、素敵なご縁でした。


髙橋藍選手


◆どこでも合わせて生活できちゃう?

すみれ:ちなみに、初めての海外生活で、何か驚いたこととかありました? カルチャーショック的なこととか。

髙橋:そうですね、あまり感じたことはないです。結構、僕はなんでもある程度はノリでやってきたタイプなので(笑)。

HIROMI:適応能力がすごく高いんですね(笑)。

髙橋:そうかもしれないです。どこに行っても現地の環境に合わせられるというか、生活できる感じですね!

HIROMI:私は、ヨーロッパ圏のお手洗いを使ったときに、位置が高すぎてビビったんですけど!

髙橋:それはよく言われます(笑)。確かに位置が高いですよね。

HIROMI:私は“え!? 背伸びしなきゃいけない?”って思ったくらい。だから、皆さんは“高さ”の面で結構カルチャーショックを受けるみたいですけど、髙橋選手はこの通り188㎝だから、もちろん心配ないですけどね(笑)。

髙橋:ですね、僕は大丈夫ですね(笑)。

すみれ:逆に高いほうがいいんじゃないですか(笑)?

髙橋:むしろ“ちょうどいい高さだ”っていう感じだったかもしれないです(笑)。

HIROMI:僕たち、何を話してるんだって感じですね、失礼しました(笑)。逆に、日本で生活していて頭が何かにぶつかっちゃうことってあります?

髙橋:ありますね。電車に乗るときだったり、家のなかでもそうですけど、やっぱり天井などの高さが海外に比べて低いので。ベッドのサイズも外国のほうが合いますしね。

すみれ:背が高いからって、すべてがいいことばっかりじゃないんですね。

HIROMI:髙橋選手の身長的には外国のほうが規格に合うのかも。髙橋選手はすべてが海外スケールですからね!


(左から)すみれ、髙橋藍選手、HIROMI



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10月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限:2023年10月9日(月・祝)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:KOSÉ Find My Beauty powered by @cosmeTOKYO
放送日時:毎週日曜 9:00~9:30 am
パーソナリティ:すみれ、HIROMI
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/findmybeauty/
KOSÉ 'Find My Beauty' powered by @cosme TOKYO
放送局:TOKYO FM
放送日時:2023年10月1日 日曜日 9時00分~9時30分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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サンタの衣装はなぜ赤色? 靴下にプレゼントを入れるのはなぜ?「クリスマス」にまつわる疑問に迫る

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00~15:50)。12月3日(日)の放送は、クリスマスカード・切手収集家の木村正裕(きむら・まさひろ)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)小山薫堂、木村正裕さん、宇賀なつみ



◆もうすぐクリスマス…日本と海外では祝い方が全然違う?

小さい頃からクリスマス好きだった木村さんは、6歳頃からクリスマスに関して自ら勉強するように。なぜなら、昭和40年代当時というと「日本でクリスマスをお祝いする文化が家庭のなかに入ってくるタイミングだったんです」と木村さん。

「実家では小さなクリスマスツリーを出してパーティーをやっていて、私が進行表を書いて、自分で司会をやって、それでクリスマスパーティーみたいなものを企画したのが最初の記憶ですね」と振り返ります。

クリスマスカードにはさまざまな絵柄があり、そこにはクリスマスアイテムが描かれているものもあるなか、「日本で作られているクリスマスカードと、ヨーロッパやアメリカで作られているクリスマスカードは根本的に絵柄が違うんですね。私が持っているクリスマスカードで面白いものは豚がたくさん描いてあるもの。クリスマスカードで豚が出てくる頻度って実はすごく多いんですよ」と木村さんからは意外な言葉が。

これに小山が「なぜなんですか?」と興味を示すと、木村さんは「クリスマスのときに豚を食べる習慣がある国が多いんです」と回答。さらに、「もともとは、冬の間に食料が少なくなってきて、秋に豚をハムなどの保存食にして取っておいて、クリスマスの時期に大切な食料をバーンと出してみんなで無礼講で食べる、という背景があります」と説明します。

そうした背景がある国のクリスマスカードには「豚がたくさん出てきたり、かわいい女の子が豚を抱えてにっこり笑っていたりします。“その後、この豚はどうなるんだろう?”って考えてしまうようなものとかもあります(笑)」と木村さん。


木村さん所有のクリスマスカード「贈り物を持つクリスト・キントとブタ」(スウェーデン 1907年使用)



そのほかにも、「馬の足に履かせる馬蹄(ばてい)ですね。幸運の印なので(カードに)描かれていたり、そういったクリスマスのアイテムが描かれることは結構ありますね」とクリスマスカードにまつわる話が次々と飛び出します。

続いては、サンタクロースの話題に。小山が「サンタの衣装が赤いのは、コカ・コーラの広告だったっていうのはよく聞きますけど、あれは本当なんですか?」と質問すると、木村さんは「その要素も多少はあると思いますけれども……」としつつ「俗説ですね」と明言。

というのも、「その前にも赤い衣装のサンタクロースはいたので。そのなかでコカ・コーラが赤い衣装のサンタクロースに目をつけて、大々的に宣伝をしたのだと思います」と見解を示します。

木村さんいわく、赤色だけでなく、他の色を着たサンタも昔にはいたそうで「私が持っているクリスマスカードだと、緑色の格好をしたサンタクロースとか、灰色の膜みたいなものをかぶっているサンタクロースとか、いろいろなサンタクロースがいますね」と話します。

さらに小山が「(サンタが)煙突から入って靴下にプレゼントを入れるというのは、誰が?」と尋ねると、「もともとの物語の1つとしてあるのは、セイント・ニコラスという昔の聖人がいまして、いろいろな奇跡を起こす人と言われているんですけど。貧しい家庭に適齢期の娘さんたちがいて、その人たちの婚姻のためのお金が足りないというので、夜にそこの家を訪ねて、開けっぱなしの窓からポンと金貨を投げたら、吊るしてあった靴下の中に入ったという話が聖書外典という本に残っていまして、そこから話が来ているんですね。そして、北欧のほうでは小さな妖精の伝説もありまして。小さい妖精が煙突から入ってくるというのもサンタクロースのルーツの1つです」と真摯に答える木村さん。

一方、宇賀からは「よくアメリカやヨーロッパのドラマで、クリスマスカードを贈り合うシーンが出てきたりするじゃないですか。向こうのクリスマスカードって、日本でいう年賀状みたいな感じなんですか?」との質問が。

木村さんは「実はクリスマスというのが正式に終わるのは1月6日の公現祭と呼ばれる日なんですね。クリスマス当日から1月6日までがクリスマスの期間なので、年末年始も含まれるんですね。日本の場合はお正月にたくさんお祝いをしますが、どちらかというとヨーロッパのほうはクリスマスのお祝いをしてそれが1月6日まで続く……ということになるので、クリスマスカードで『Merry Christmas & A Happy New Year』と書いてあるものもあります」と話します。

さらには、「日本だとクリスマスが終わるとデパートの方たちが(装飾の撤去を)徹夜でやりますけど(笑)。クリスマスツリーを片付ける日が決まっている国もありますが、だいたいが1月6日くらいに片付ける感じですね」と海外との違いについて言及します。

それを聞き、「だから向こうは年が明けてもクリスマスツリーをしまわないんですね」と納得しきりの宇賀でした。


木村さん所有のクリスマスカード「子供たちにギフトを手渡しするサンタクロース」(英国 1913年使用))



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12月3日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年12月11日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/

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