暑さと芝に苦戦?したコンサドーレ…次節FC東京戦の鍵はチャナティップの復帰?

北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長 ©HBC

 北海道コンサドーレ札幌の代表取締役社長・野々村芳和さんが、HBCラジオ『気分上昇ワイド ナルミッツ!!!』(月-金 午前9時~正午)のレギュラーコーナー「野々村芳和のコンサドーレ情報」に生出演。前節の松本山雅FC戦を振り返るとともに、18日のFC東京戦を展望しました。

 気温25.1度の夏日の中で行われた12日の松本山雅FCとのアウェー戦。野々村さんが「(今季)初めて北海道との気温差を感じたゲーム」と語ったように、コンサドーレの選手は、暑さで本来の調子を出せなかったのか、試合は0‐0の引き分けとなりました。

 ここまで主力を務めてきたアンデルソン・ロペス選手やチャナティップ選手がけがのため欠場し、先発MFには早坂良太選手が起用されました。野々村さんは「メンバーを考えると、アウェーで勝ち点を取れたことを良しとしたい」と話し、チーム運営の難しさをうかがわせました。

 試合が行われた長野県のサンプロアルウィンは、コンサドーレのホームと比べて、ピッチの芝が数ミリ長かったため、選手はその環境に慣れるのに時間がかかったようです。野々村さんは「数ミリ違うだけでボールの転がるスピードが変わる。そのため選手は、『いつもより強くインパクトしなければ』と思う。そうすると周囲をみる余裕もなくなってしまう」と、微妙なプレーヤー心理を解説しました。

 18日、コンサドーレは東京都の味の素スタジアムで、リーグ首位のFC東京と対戦します。野々村さんは「完全に守備的なチーム。カウンターやセットプレーにも強く、隙がない」と警戒を強めます。

 さらに、「ボール支配率がイーブンだと面白い。逆にボールを持たされると難しい。攻めているように見えるが、実は、それはFC東京のペースだ」と勝負の綾を解説。気になるチャナティップ選手の復帰については、「今回は(ベンチ入りできる)18人ではなく、19人のメンバーで遠征している。チャナティップ選手を起用するかどうかをギリギリまで考えるのではないか?」と話しました。

 18日のFC東京戦は、午後2時キックオフ。試合の模様は、札幌市中央区の赤れんがテラスなどで行われるパブリックビューイングで、無料で観覧できます。

気分上昇ワイド ナルミッツ!!!
放送局:HBCラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 9時00分~12時00分
出演者:水野よしまさ 田村美香 森結有花
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

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