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『小倉良のAll that Music!』では、アーティストの紹介や、ミュージシャンであるパーソナリティの小倉さんから見た楽曲の解説、ちょっとしたエピソードを楽しく紹介していきます。

▼アフターザダンス／フォープレイ

小倉さん「いわゆるスムースジャズですよね。チャック・ローブがなく亡くなってしまったのでいま3人の状態なんですね。デビューのアルバムに入っている曲なんですけどね。当たり前ですけどみんなめっちゃうまいんですよ。ギターとかね。こういうの聴いちゃうと『俺なんもできねーな』なんて思っちゃうんですよ。」

ギタリストならではの視点からトークを展開していきます。
 

小倉さん「ただね、ジャンルが変わると（うまい下手の考え方が）変わってくるのよ。”うまい”って何だろうね。それを今回は私の独自の見解で『ギターって何を基準に”うまい”のか』を皆さんに聴いていただけたらと思います。」

ギターが”うまい”とは

99／TOTO

小倉さん「アメリカのロックバンド。高校の同級生だったみたいですけどね。そんなうまい人たちが集まってたなんてね。」

タイムフリー（※2020年6月18日まで聴取可能）

小倉さん「うまさって『異種格闘技』じゃないけど、たたかえない何かがあるわけですよ。スポーツは勝ち負けがあるから（うまい下手の判断は）非常に簡単ですけど、(音楽は)勝ち負けがないんですよね。まあ売上とかでいえば勝敗があるのかもしれないけど。それ以外はパーソナルな世界っていうか。『俺が好きなんだからいいじゃん』って。そんなことですよね。ただ、プロフェッショナルの場合は『俺が好きなんだから』でやっていくと、ファンが増えなくて活動を続けるのが大変になってしまうという厳しい現実が待ってるんですけども（笑）。だからギターの”うまさ”っていうのの判断は非常に難しい。早く弾ければうまいのか、そんなことないんだよね。『え？じゃあヘタウマのほうがうまいんですか？』みたいなことを言われると、いやいやそんなことないよっていうことなんだよね。」

音楽家である小倉さんならではの楽曲の考察や、音楽に対する考え方をたっぷりと楽しむことができます。新しい音楽との出会いを求めているならば、ちょっとした知識と一緒にその音楽の世界をのぞいてみませんか？

毎週木曜日21時30分からの『小倉良のAll That Music!』ぜひお聴きください

※該当回の聴取期間は終了しました。