MiC「大地の食材には大地の塩を!」『CONNECT』
どの塩を使う?MiCの「塩使用基準」
MiCさん「今8種類ぐらい塩を持ってるんですけど、どれを使うか迷ったとき僕は今ある一定の法則で塩を使うようにしています。僕個人のお勧めですが、野や山で採れる、いわゆる大地で取れる食材に対しては大地で育まれた塩をかけてください。そして海の幸に関しては海の潮とか藻塩を使うのがおすすめです。やっぱりその食材が育った場所に塩も馴染むんじゃないかなと僕は勝手に思ってるんですよね。」
MiCさん「僕と結構つくるんですけど、パスタを作る時に使っているのはドイツアルプスの岩塩から取れたアルペンザルツっていう塩です。それをパスタの茹で汁に結構たっぷり入れます。 あっさり食べたいなっていう時はちょっと薄味のスープぐらいの塩気を感じる程度に塩を入れます。クリーム系で味にインパクトを持たせたいなっていう時は、お味噌汁ぐらいの濃さまで塩を入れます。そうするとパスタの麺の中に塩味が入っていって、その茹で汁をソースに加えることによって、でんぷん質とオリーブオイルが混ざって乳化するのです。具材にもその塩気がより浸透して美味しいんですよ!だから小麦とかそういった大地のものに関しては、岩から取れた、大地から取れた塩を使います。」
これからの季節のオススメの塩は?
MiCさん「これからの季節でいえば、鮎の塩焼きとかね。魚にまんべんなく塩をまぶして焼くときには、海の塩がおすすめです。僕昨日買ったシチリア島でとれた海の塩があるんですけど、結晶になってて結構ガリガリするんですよ。ガリガリするんだけど、全然塩辛くないんです。それだけ丸みがあるから、しっかりと外側をコーティングして、魚を焼くとより味が浸透してふっくらして。まあ、あゆは淡水魚なんだけど(笑)。でも水に生息する生き物とかに関しては海の塩の方がおすすめかな。」
MiCさん「夏野菜でいうと、例えばズッキーニとか、そういったものに関してはヒマラヤのピンクソルトふりかけるのがおすすめです。ヒマラヤのピンクソルトって長年蓄積されてきた岩塩層から取ってるから味がめちゃくちゃ濃いんですよ。凝縮されてるの。だからまずインパクトとして塩の味がガツンときて、その後に野菜の旨味と野菜から滲み出てくる水分が外側の野菜の外側の塩と相まってスープみたいにさぁ、口の中に広がるわけよ!」
MiCさんの塩好きが爆発したこの日の「#(ハッシュタグ)」。radikoのタイムフリー機能を使って、7月13日まで楽しむことができます。アナタもお塩を使ったお料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
※該当回の聴取期間は終了しました。