自然にあるものはなんでも遊び道具になる!「日本アソシエーション図鑑」『CONNECT』

©茨城放送

日本全国モノの数だけあるといっても過言ではない「〇〇協会」という団体。歴史が深いものから、どうして協会になったんだ?と思うものまでさまざまです。協会=アソシエーションの図鑑を作ってしまおうというコーナーです。この日は日本冒険遊び場づくり協会を取り上げました。

MiCさん「NPO法人日本冒険遊び場づくり協会地域運営委員で茨城を担当されている山岸主門(やまぎしかずと)さんと電話がつながっています! よろしくお願いします!」

“冒険遊び場”の発祥は海外

MiCさん「協会の設立はいつごろですか?」

山岸さん「だいたい20年前ですね。色んな経緯があるんですけれども、協会として法人化したのが2003年です。」

MiCさん「色々な経緯があってということですが、今の協会の前身となる活動があったんですか?」

山岸さん「もともと“冒険遊び場”っていうもの、“プレーパーク”とも言うんですけれども、だいたい40年ぐらい前に外国でできたものが日本に取り入れられたんです。地域の方や行政とうまく協力しながら国内でスタートしたのがだいたい40年ぐらい前ですね。東京を中心に少しずつ動き始めて、だんだんノウハウが積み重なって協会が設立されました。」

MiCさん「山岸さんは茨城県を担当されているそうですが、協会全体はどのくらいの規模感で活動しているんですか?」

山岸さん「活動している団体がだいたい400ぐらいあります。プレーパーク、冒険遊び場そのものは500個以上あるんじゃないかっていうふうに考えています。」

協会の活動内容は?

MiCさん「子供達が安心して遊べる場所として、プレーパークっていうのが公園とまた別にできてきたんですか?」

山岸さん「そうですね。安心できるとかワクワクする気持ちもとても大切なんですが、安心を過度に強調しすぎると制約、つまり、『こうしましょう』みたいなルールに縛り付けられてしまうことが多くなってきたりする傾向があります。そういった状況を、地域の住民が主役になって、できるだけ子ども自身が“遊びを作る遊び場”を作っていこうということで活動しています。」

MiCさん「地域の人たちが中心となって新たに作っていこうという意図が協会の軸になっているということでしょうか?」

山岸さん「はい。それぞれ“プレーパーク”という名を打たずに、子供の居場所、遊び場を作ってきた団体ももちろんありますし、それも大事です。また、『こんな遊びができたらな』という要望があった時に私たちが『この場所とこの場所をつなげて、こんなふうにしたら面白くなりそうだね』という提案をする、という役割かと思ってます。」

“冒険遊び場”“プレーパーク”の定義とは

MiCさん「冒険遊び場づくり、プレーパークという言葉で表されますけども、そもそもプレーパークの定義ってどういうものなんでしょうか。」

山岸さん「実は、冒険遊び場づくり協会で今考えてるところなんです。冒険っていう言葉ワクワクドキドキする、子供がやりたいっていう気持ちがそのままできるだけ実現される場所づくりをしていきたいと思っています。自由に自然のものを使ったり、そこにある水とか木とか草とか、そういうものを使うことで、子供自身がやりたいと思った気持ちを引き出していければなと。『そんなとこで汚しちゃだめだよ』と親御さんたちは言ってしまいがちですが、野外には家の中では体験できない刺激もたくさんあるんですよね。その刺激ってどんどん変化し続けるんです。天気も変わり季節も変わりそんな中で感覚を磨きあげられる場づくりを展開していくってことを大事にしています。」

茨城の地の利を活かした遊び場づくり

MiCさん「大人の人達でもこうアウトドアが再注目されていて、屋外の楽しみ方っていうのが見直されてる時だなって僕は感じてるんですけども、この冒険遊び場づくりという観点から見ても変化を感じてらっしゃいますか?」

山岸さん「茨城県内の冒険遊び場は3月から5月はお休みして、6月から少しずつ再開しはじめたんですね。茨城県内では今12箇所あります。おやすみの期間中、自分たちの活動を見直すきっかけになりました。たとえば遊具を点検してちょっと老朽化しているのを見つけると、『これって本当に必要なものかな?』って。遊具に頼らなくても、自然にあるもので子供って何でも遊んじゃうよねというところに気づけたところが一番大きいのかなと思っています。」

MiCさん「この冒険遊び場づくりっていう観点から見た時に茨城県の特色ってどんなところにあると思いますか?」

山岸さん「茨城県には12のプレーパークがあるとお伝えしました。自然が充実している豊かな森でやってるところもあるし、アクセスを重視した街の中の公園でやっているところもあるし、地域の人とのつながりを大事にするっていうところで公民館の横の山でやってるところもあります。つくば市だとか牛久市は行政もしくは民間でやっているコミュニティマーケットがあって、その一角の林でプレーパークを創出しています。プレーパークだけを目的に足を運ぶのではなく、大人もフリーマーケットで楽しめてこどもはプレイパークで楽しめる、こういう場づくりをしているところが茨城の特徴かなと思っています。」

MiCさん「立地とかそういった場所の自然をいかした、あるいはその大人も子供も楽しめるようないろんなものをそれぞれのプレーパークに用意しているんですか?」

山岸さん「子供が何かしたいと思ったときに遊べるものってなると、身近なもの一番いいと思うんです。どこかでお金出してわざわざ買ってこなきゃいけない、じゃなくて石でも綺麗な水でも、土でも、そういうものが自由に比較的使える場所が結果的にプレーパークになっていくんだと思います。」

誰でも気軽に来られる場所に

MiCさん「今後、日本冒険遊び場づくり協会として遊び場を提供していくというのはもちろんだと思うんですけども、今後の展開していきたいこと、今気づいてこうやっていきたいことがありましたら是非教えてください。」

山岸さん「プレーパークの他にも、子ども食堂だとか学校に行かない選択をした子供がくるフリースクールとか、子供が集まる場所って色々あるんですね。私自身フリースクールに携わっているんですが、そういった場所でなければ自分の気持ちを吐き出せない子供もいるわけですその子たちが気軽に来られる場所、ちょっと歩いて行ける場所っていうところを作り出していきたいと思っています。」

CONNECT
放送局:LuckyFM茨城放送
放送日時:毎週火曜 16時00分~18時55分
出演者:MiC

ハッシュタグは「#ibs_co」

※この番組は終了しました。

肉・肉・肉!お腹いっぱいになる美味しい情報が満載の特別番組!『プリマの香薫 presents フォーリンデブはっしーのMeat the World』

ニッポン放送にて、グルメエンターテイナー・フォーリンデブはっしーがパーソナリティを担当する特別番組『フォーリンデブはっしーのMeat the World』が5月3日(金・祝)に放送されることが決定した。

フォーリンデブはっしー、山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS )

「プリマの香薫® presentsフォーリンデブはっしーのMeat the World」5月3日(金・祝)13時~

全国を食べ歩き、食欲をかきたてるグルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしーが、ゴールデンウィークにお届けする「肉・肉・肉」な、聴いてるだけでお腹いっぱいになる美味しい情報満載の1時間のスペシャルプログラム。番組では、お肉にまつわるエピソード、お肉にまつわる耳寄りな情報をたくさんお届け!

ゲストは、三代目 J SOUL BROTHERS の山下健二郎。以前、はっしーが山下健二郎の番組『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』にゲスト出演、おすすめの“ご飯のお供”を紹介した縁で今回、山下のゲスト出演が実現した。

また今回、番組中にフォーリンデブはっしーと山下健二郎がプリマハムの「香薫」「スマイルUP!ロースハム・ベーコン」を使用した「米より肉が多いチャーハン」のレシピを完成させるという企画も実施予定。リスナーからのお肉エピソードやアレンジレシピ、2人への質問なども募集!受付の宛先は「meat@1242.com」まで。

フォーリンデブはっしーは以下のコメントを寄せた。

このたびプリマハムさんと一緒に、自分としては初となる冠ラジオ番組をやらせていただくことになりまして脂身に余る光栄です!お肉好きの山下健二郎さんと、楽しく美味しい番組になりますよう、全肉投球します!

特別番組『フォーリンデブはっしーのMeat the World』は5月3日(金・祝)13時から放送。

 

プリマの香薫 presents フォーリンデブはっしーのMeat the World

■番組タイトル:『プリマの香薫® presents フォーリンデブはっしーのMeat the World』
■放送日時:2024年5月3日(金・祝) 13時~14時
■パーソナリティ:フォーリンデブはっしー
■ゲスト:山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS )
■番組メールアドレス:meat@1242.com

 

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