MiC「え、発祥は日本だったんですか?!」インスタントコーヒーのアレコレを知る!「日本アソシエーション図鑑」『CONNECT』

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毎週月曜日から水曜日16時から放送している『CONNECT』。月曜日と火曜日はMiCがパーソナリティを務めます。

日本全国モノの数だけあるといっても過言ではない「〇〇協会」という団体。歴史が深いものから、どうして協会になったんだ?と思うものまでさまざまです。協会=アソシエーションの図鑑を作ってしまおうというコーナーです。9月8日は日本インスタントコーヒー協会が図鑑に加わりました。お話は日本インスタントコーヒー協会の熊谷さんです。

喫茶店で飲むコーヒーから家庭で飲むコーヒーに

MiCさん「お話は日本インスタントコーヒー協会事務局の熊谷さんです。お電話がつながっています!」

熊谷さん「よろしくお願いします。」

MiCさん「インスタントコーヒー協会の成り立ちから、その他様々、インスタントコーヒーの美味しい飲み方とかね、そういったところもお話を伺っていきたいと思います。」

MiCさん「日本インスタントコーヒー協会の設立はいつ頃ですか?」

熊谷さん「当協会はまだインスタントコーヒーが、一般のご家庭にはそんなに普及していなかった60年前ぐらい、1961年昭和36年にインスタントコーヒーの製造輸入販売業者の企業19社で設立されました。」

MiCさん「結構歴史が深いですね。当時はやはり、コーヒー豆を焙煎して家庭で飲むっていう文化がまだ浸透してなかったんですね。」

熊谷さん「どちらかというと喫茶店で飲むことが多かったのではないかと思っています。」

MiCさん「その当時の方にとってみればすごく新鮮というか、ある意味発明のような感じですよね。」

熊谷さん「多分そうだったのかなと思います。」

インスタントコーヒーの認知度を高めるために

MiCさん「日本インスタントコーヒー協会がインスタントコーヒーの製造などに関わる19社で設立された、というお話でしたね。」

熊谷さん「当時はそうですね。現在も輸入だとか、販売製造に携わる8社の企業様が会員となっています 。」

MiCさん「コーヒーに携わる企業さんによって構成されているという協会なんですね。インスタントコーヒー協会を設立して、掲げている目標は?」

熊谷さん「インスタントコーヒー業界全体の健全な発展と、お客様の方々に対する周知、インスタントコーヒーってどんなものかっていう理解だとか、普及、それに伴うであろう消費振興活動を目指して活動しています。」

MiCさん「設立当時は家庭で馴染みがない、そして初めて見る方が多いということで、『これどう使うの?』と飲み方もわからなかったなんてこともあったでしょうね。」

インスタントコーヒーの発祥は、日本?!

MiCさん「ちなみにこのインスタントコーヒーっていつ頃発明されたものなんですか?」

熊谷さん「結構あのびっくりするんですけども、日本人の加藤サトリさんという方が、1899年明治32年に日本で真空凍結乾燥法という手法によってインスタントコーヒーの製造実験に成功したんですね。その後2年後にアメリカで開催された博覧会で、ソリュブルコーヒー、溶けるコーヒーとして発表されたことが始まりと言われています。」

MiCさん「え!日本の方が発明を!僕のイメージだとアメリカ発祥っていうふうに思っていました。」

熊谷さん「実際のところ、爆発的に普及したのは欧米だと思うんですけど、初めてインスタントコーヒーを作ったのは加藤サトリさんという方なんですよね。」

MiCさん「いやあ、明治32年ですか!日本の一般的な家庭にコーヒーが普及するずっと前に日本人の方が開発したんですね。それがいわば凱旋帰国みたいな感じで日本にやってきたと。」

フレーバーは無限大?

MiCさん「インスタントコーヒーというと、粒上のものと、細かい粉末状の2種類がぱっと思い浮かびます。これらの製造方法について教えていただけますか?」

熊谷さん「お客様からもそのお問い合わせが比較的多いんですよ。レギュラーコーヒーと比べると結構製造工程が長くて。豆を焼いて、粉砕して、いろんな種類をブレンドして淹れるまではレギュラーコーヒーと同じです。液体を濃縮してそれ熱風で乾燥させるスプレードライ方式とスプレードライ方式と、真空凍結乾燥させるフリーズドライ方式の2種類がございます。」

MiCさん「いずれにしても一度液体コーヒーにするんですね。てっきりコーヒー豆をすりおろすというか粉砕して、粉にするものだと思っていました。いやあ、手間がかかっていますね。」

熊谷さん「漉して飲むレギュラーコーヒーと比べると、だいぶ製造工程は長くなります。」

MiCさん「そうですか。そうするとその工程を経て更に種類が分岐していくわけですよね?」

熊谷さん「それに関してはレギュラーコーヒーと同じなんですけれども、使用する生豆だとか、配合、焼き方、あとはブレンドの仕方の組み合わせによって味がいろいろ変わりますので、種類が多くて把握するのが難しいのが現状です(笑)。」

MiCさん「言うなれば開発者の方のさじ加減でいくらでも新しい味とか香りとかが生み出せる可能性があるって事ですね。今のインスタントコーヒーって本当に香り高いなあと感じています。いろんな技術が入り込んで、長年の技術の研究によって、その香りも封じ込めたり美味しさを長持ちさせたりっていうのが詰まってますね。メーカーとしての企業努力などが繋がってるんだなあと思いました。」

インスタントコーヒーをおいしく飲みたい!

MiCさん「インスタントコーヒーだと賞味期限が比較的長くて、その分長く楽しめるというところもいいところだと思うんですが、大切に長く美味しく飲むコツって何かありますか?」

熊谷さん「インスタントコーヒーってお湯さえあれば誰でもいつでもどこでも美味しく飲めるのが特徴なんですけれども、まず一つはお湯の温度を90度くらい、沸騰させて少し寝かせた90度ぐらいの温度がよろしいかと思います。」

MiCさん「沸騰したサインが出てから少し冷ましてからがいいんですね。」

熊谷さん「それと、もう一つ。開封した後だいたい一か月ぐらいで使いきれる容量のものをご購入されるのが美味しく飲めるポイントのひとつだと思います。」

MiCさん「これは何かそのカラクリというのは?」

熊谷さん「保存方法って結構大切なんですよ。インスタントコーヒーは湿気を嫌います。まず瓶のタイプ、フタが付いていて、フタを開けるとインナーシールというのがあるものですが、これを瓶の内側に沿って綺麗に切り取っていただいて、縁のシールは残しておくことがポイントになります。」

インスタントコーヒーを発明したのが日本人であること、液体コーヒーからインスタントコーヒーが作られることなど、興味深いお話を聴くことができました。 山登りの後、キャンプのときにの飲むインスタントコーヒーって格別ですよね。みなさんもぜひ、インスタントコーヒーの歴史に思いをはせながらコーヒータイムを楽しんでみてください。

CONNECT
放送局:LuckyFM茨城放送
放送日時:毎週火曜 16時00分~18時55分
出演者:MiC
番組ホームページ

ハッシュタグは「#ibs_co」

※該当回の聴取期間は終了しました。

はるな愛「庶民のものがどんどん値上がりしていく」円安&物価高で迎えるGWへの懸念

5月25日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、円安や物価高騰の影響について取り上げた。

迫るゴールデンウィークは、円安と物価高の中で迎えることになる。
コロナ禍が明けつつあり、3月には日本を訪れる外国人観光客が過去最多に。
インバウンド価格の施設や商品も大いに賑わっている。

はるな愛「日本のホテルもすごい値上がりしてるんですよね。私も親が北海道に行きたいって言うから現地のホテルを調べたら、すごく上がってた。やっぱり観光地って高くなるから、私たちが何か食べようと思ってもね……」

はるな愛はプライベートでも仕事でも、たびたび海外に行く機会があるという。

はるな「海外のホテルも高くなってるんですよね。逆に良かったな〜と思ったのは、今まで(海外に行って)残ったお金を日本円に両替えせずに持っていたこと。この前韓国に行ったときにドルを替えたら、結構な金額になったので、持ってた分は良かったですね。でも海外旅行に行かない人とか日本で暮らしている人には、どんどん負担が大きくなってくるなって」
砂山アナ「物がどんどん高くはなっていますからね」
はるな「ね! まだ上がるんですかね……?」

はるなは自身で飲食店を営むため、材料費の値上がりに苦しんでいるという。
また「毎日銭湯に行く」というタブレット純は……

タブレット純「(2023年の7月に値上げされ)520円。また上がるんじゃないかって噂もありまして……。どんどん高くなっていきますね」
はるな「庶民のものがどんどん値上がりしていくよね……」

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