まるで自宅?ハナレグミ x リリー・フランキー脱力放送

ハナレグミ(写真右)、リリー・フランキー ©InterFM897

毎月第2・4日曜日よるのInterFM897は、ハナレグミ(永積 崇)がお届けする『レディオ デ チャカチー』。つもる話とグッドミュージックであなたのお耳をくすぐっちゃいます。6月23日は、ゲストにリリー・フランキーを迎えて都内某所のスタジオからお届け。リリーさんとともにお送りするコーナーは・・・

『レディオ  デ  ジャーニー』旅にまつわるエトセトラをハナレグミ流にご紹介。 あなたの旅心もくすぐっちゃうというものです。リリーさんの旅にまつわるお話も・・?

『何にも答えられやしないけど』世にも珍しい、ゆる〜いメール相談室。日々のちょっとした疑問から、割とディープな悩みまで何でも送ってみてください。多分、何も答えられやしないけど・・・脱線もしちゃうけど・・・リリー・フランキーさんとともにお答えします。

リリー・フランキーとのつながり

永積:ようこそお越しくださいました!

リリー:こんばんわ〜。久しぶりよね?半年くらい?そんなことない?

永積:そうかも。(野田)洋次郎と飲んだお店であった時以来だから・・。

リリー:今日も、タカシ(ハナレグミ)とラジオだって言ったら、「どっか行くんだったら教えてください」って。無視しておいたけど。

永積:なんでですか!教えてくださいよ(笑)リリーさんと最初にお会いしたのは、リリーさんの事務所が代官山にあった時に、対談で伺ったりとか?シモキタ(下北沢)のあそこでも飲みましたよね?

リリー:「LADY JANE」。

永積:奥に椎名林檎さんとかもいた。

リリー:そうだった!なんか前に僕がラジオやっていた時に、タカシがシークレットでゲストに来てくれて。俺が失恋して全然ラジオやりたくないし、行きたくないし。しかも夜中2時のラジオの生で。そしたらいきなりタカシが「歌本」もってきて。俺は何も聞いてなくて、そしたら「最近、リリーさん元気ないっていうから」「リリーさん、俺の歌好きだから、今日なんか言ってくれたら歌本の中から俺、何でも歌うから」って。ずっと最後まで、俺が「歌本」で指差したものを歌いまくってたという。

永積:ありましたね。

リリー:「あの時の『マドベーゼ』のテイクが俺は一番好きだ!」って、小倉の寿司屋の大将が言ってた。その人、勝手にダビングしてかけまくってた。

2人:(笑)

宿題を出された時に本領発揮

永積:『海よりもまだ深く』は4年前ですかね?

リリー:あれほんと好きな映画でしたね。

永積:是枝(裕和)監督の作品で、リリーさんが俳優で出演されていて、僕が音楽をやらせてもらって。

リリー:でも本当さ、あの時の、例えば「深呼吸」とかもそうだけど、やっぱりミュージシャンの人って、宿題を出された時に今まで自分の閉じていたものを出しやすいというか。「深呼吸」とかなかなか宿題がないと作らなそうな曲じゃない?

よくあるのよ、俺がコラムとかエッセイは本当に考えているものを書くものなんだけど、そこがあけすけだから本当の心の奥のものを意外と書いてないのよ。小説を書くときは作り話じゃない?だから主人公に本当に思っていることを迂闊(うかつ)に言わせちゃうときがある。だから宿題がある方が、本当に自分が考えていることを書いてしまうことがあるよね。

永積:確かにそうですね。映画のエンディングの「深呼吸」に関しては、監督のあの映画があまりにもあのタイミングで自分の心情と重なることが多くて。

リリー:また、是枝さんとタカシが地元が一緒っていうね。

永積:そうですね、西東京。

リリー:あの辺の空気の匂いを知っている人の、なんかね。

永積:色とか・・・。それが他県の人から見たら、それはそれで自分の街と一緒だなと見えるのかもしれないけど、自分では自分の時間が映りまくっていて。逆にそういうフィルターみたいなものがあるから、今リリーさんが言っていたみたいに、確信に書きやすいのかな。監督がなんでこの映画に自分を誘ってくれたんだろうって。

リリー:芯食っていてバッチリじゃないですか?あの映画の中でさ、俺なんか毎日いいことないからさ、(樹木)希林さんがラジオ聴きながら、阿部(寛)さんに言うじゃない?「幸せっていうのは、なにかを諦めないと手に入らないものかもしれないよね」みたいな。あのセリフが日々沁みていますよ。

永積:今も鳴っているんですか?(笑)

リリー:もっと鳴り始めた!諦めなきゃいけないんですかね?・・・じゃあ、1曲め「深呼吸」行きますか?

――と、ここで「これ、全然生演奏verでもいいですよ」と、スタジオ生演奏を始める永積。

リリー:俺、これカラオケでこれを歌ったら、いつでも泣ける装置ができているんですよ。

永積:この「深呼吸」は、映画できた後も、本当にああいう歌と歌詞でよかったのかな?っていうのがずっとあって。でもその後、リリーさんがメールで「すごいいい曲書いたね」って一言がきて、それで・・・。

リリー:そんな一行だったの?それ、ほぼダイイングメッセージ!

永積:あれで、完成したんだって思ったんだよね。

アナウンサー生活30周年を迎え、今春フリー転身の藤井貴彦 初めての冠ラジオを担当!『藤井貴彦 グッドラック!』

今春、30年務めた日本テレビを退社し、新たな一歩を踏み出したフリーアナウンサーの藤井貴彦がパーソナリティを務める特別番組『藤井貴彦 グッドラック!』が、5月6日(月・振休)に放送されることが決定した。

藤井貴彦

『藤井貴彦 グッドラック!』5月6日(月・振休)11時30分~12時30分 生放送 <FM93.0/AM1242 ニッポン放送>

会社員時代のアンケートで、「私は〇〇人間」という問いに、“とっても幸運な人間”と答えた藤井貴彦。これは、幼少期の「母の読み聞かせ」エピソードからでた想いだが、この番組では、その“幸運=Good Luck”をタイトルに掲げ、“伝える”ことを生業としてきた藤井の“言葉”・“声”で、リスナーの心に活力を与えていく。

番組では、「あなたのグッドラックエピソード」と「ちょっと残念なバッドラックエピソード」を募集する。また、藤井貴彦へのメッセージや素朴な疑問も受け付ける。

<藤井貴彦 コメント>
人生は偶然の連続です。だから毎日が新鮮なのですが、偶然をどれだけ必然に変えておけるかが、「充実」につながります。グッドラックも、幸運だと感じる準備ができている人にこそ訪れます。
1時間のグッドラック生放送、ぜひお付き合いください。

『藤井貴彦 グッドラック!』5月6日(月・振休)11時30分~12時30分 生放送

藤井貴彦

<特別番組概要>
・番組名:藤井貴彦 グッドラック!
・パーソナリティ:藤井貴彦
・放送日時:2024年5月6日(月・振休)11時30分~12時30分
・メールアドレス:ft@1242.com
・ハッシュタグ:#藤井貴彦グッドラック

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