SASUKE新曲「夏ぼっち」初オンエア!「僕の夏の寂しさを表現しました」

SASUKE ©InterFM897

若干16歳のトラックメイカーとして話題のSASUKEがDJを務める、InterFM897のレギュラーラジオ番組『SASUKE's konnichiwa Radio』。8月27日は、SASUKEのお気に入り機材を紹介するコーナー「今日の機材」とともに、新曲「夏ぼっち」を初オンエア!制作秘話を語りました。

初めての機材「ROLI BLOCKS」

SASUKE:今日紹介する機材は、ROLI BLOCKS by ROLI!やっと手元にあります。この中のソングメーカーキットというのがあって。ゴムで出来ていまして、面白い感触になっています。いろいろ組み合わせてくっつけていくんですけど、実験では30個ぐらいくっつけられるかも?という話は聞いています。

Cボードなんですけど、普通に弾きつつ、押し込んで、押し込んでから離したり、縦にスライドすることでピッチが上に上がったり下がったりできます。お気に入りなのはアルペジエターをやるときですね。フィルターで言うところのレゾナンスが上がっていってます。聴いてもらったらわかるんですけど、そのまま上にスライドするとハイだけになっていくという。そしてそこから戻ることもできます。

この前ROLIさんのイベントに出させてもらったんですけど、1日前にこのROLI BLOCKSを初めて触って。1日でだいたい(使い方を)掴んで、そして次の日にパフォーマンスするという。かなり過酷だったんですけどすごく面白くできて、イベントでやるだけではもったいないなって思うくらいでした。

ーー番組ではそのイベントで披露した楽曲をスタジオライブでお送りしました。

新曲『夏ぼっち』は僕自身の夏の寂しさを表現しました

SASUKE:新曲がまた出ます。「J-POPは終わらない」を作ったあとに、夏の曲作ってない!と思って。夏の曲は作っとかなきゃやばいと急いで作った曲で、「夏ぼっち」という曲になります。

僕は曲を作る間、制作の間はスタジオにずっといるというか、悪く言えば引きこもりなので、全然外に出ません。夏っぽい遊びや予定は全くありません。なので「夏ぼっち」です。何もなくても楽しいぞ、と。でも結局最後は外に出るっていう曲のストーリーではあるんですけど。結構こだわって作りました。「J-POPは終わらない」の方はサウンド面にこだわってたんですけど、今回は音響面にこだわりました。色んな音や変わった音をたくさん使った曲で。細かくいうと、最初の蝉の音は家で録りました。車の音が入ったら録り直したりして。もちろんぼっちで(笑)。

もう1つは、風鈴を5つ買ってきて。1つ1つ音階が違うので、いっぱい音が鳴っているように聞こえるんですね。それを加工して散りばめています。それと、僕が機材ランキングで楽しみにしていたNative Instrumentsの「Massive X」を使っているんですよね。その音も注目して聴いていただけると嬉しいです。あと今回は歌詞にもこだわりました。僕は普段ノリで歌詞を書いていることが多いんですけど、この曲では計算されたところもある歌詞になってます。僕の夏の寂しさをいかに表現するかにこだわりました。

SASUKE's konnichiwa Radio
放送局:interfm
放送日時:毎週火曜 23時00分~23時30分
出演者:SASUKE
番組ホームページ

メール:sasuke@interfm.jp
ハッシュタグ:#sasuke897

※該当回の聴取期間は終了しました。

甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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