THE BACK HORN 4年ぶりのアルバム「カルペ・ディエム」リリース特番!

THE BACK HORN RADIO ©InterFM897

10月23日(水)に通算12枚目のオリジナルアルバム「カルペ・ディエム」をリリースするTHE BACK HORNが、これに先立つ9月29日、一足早くアルバムの魅力を伝えようとInterFM897に集結、一夜限りのスペシャルプログラム『ニューアルバム「カルペ・ディエム」リリース記念特番 THE BACK HORN RADIO』をお届けしました。

ライブ前のあるあるは菅波の歌う西野カナの「トリセツ」!?

松田晋二(以下、松田):THE BACK HORN、去年結成20周年を迎え、武道館ライブを終えて20周年のアニバーサリーシーズンを終えたということになりますけれど、振り返ってどうですかね?2017年にベストアルバムが出て、そこから始まった感じのアニバーサリーシーズンでしたけど。

菅波栄純(以下、菅波):レコーディングから始まってツアーもやってましたよね。

松田:一番忙しかった。充実してましたよね。

岡峰光舟(以下、岡峰):マネージャーが自分のカレンダーを見て、「真っ黒だ」って言ってましたよ(笑)。

松田:確かに、いつ何やってたか思い出せないですよね。ツアーとレコーディングが被ってたし。

山田将司(以下、山田):20年分の楽曲たちに触れまくって。さらに新曲にも触れて。ステップアップできましたよね。

山田:振り返る良い機会になりましたし。

菅波:鍛えられた感あった。20年分、全部さらいましたもんね。ライブで。

松田:すごく音楽とともに生きてた時間だったなっていう濃さを感じましたね。おかげで、ツアーとかの打ち上げも頻度がなくなって(笑)。

菅波:だいたいどの年もライブ期間中、レコーディング期間中って言えてたけど、今年はどっちも並行してやってたよね。

松田:ライブ前のあるある風景は?

松田:僕は菅波さんが本番前にヘッドフォンして歌ってるところですね。西野カナの「トリセツ」。耳に入ってきて。

菅波:おんなじ曲を歌うことで自分の調子を見るみたいなのあるじゃん?

松田:あの曲を歌う意味ってなんなんですか?

菅波:コーラスで主旋の上のところを歌うことが多くて、あの曲が自分のパートと高さが一緒で。音程もカクカク動くので自分の調子がわかるというか。

松田:「ステージ上の最大のピンチ」。最大といえば機材が止まっちゃったやつじゃないですか?

山田:ライブ中に中断とか、過去に一回だけじゃないですか?

松田:エレキギターとかエレキベースが汗とかお客さんの湿気でびちゃびちゃになっちゃって、それの乾かし待ちでね。

菅波:ドライヤーで機材乾かしたり、扉開けて換気したり。

松田:「THE BACK HORNの愛用品」。僕はライブ中の靴にこだわってて、4年くらい前にようやくコンバースのオールスターに落ち着きまして。人によっては裸足がいいとか色々あるんですけど。足の裏面が薄い方がいいのでたどり着いたんですけど。

菅波:すごい。ギターのピックみたいじゃん。

松田:そう。直接楽器に触るものだから。自分と楽器をつなぐ相手ってことなので。

松田:菅波さんはあの赤いギター20年以上使ってるわけじゃないですか。すごい好きなんだねって言ったら「赤は好きじゃねえ」っていわれて(笑)。

菅波:色ね。あったね、そんなこと(笑)。

松田:ライブではトレードマークになってるじゃないですか。

菅波:ライブだといい位置にいるじゃないですか。ミッドよりの。あのギターは砕け散るまで使いますね。

岡峰:山田さんは?

山田:マイクですね。最初はsm58で、そこからいろんなマイクに変えて、今は最初のsm58を5本くらい使いますからね。

菅波:叫んだりすると唾が飛んで詰まったりするからね。

「カルペ・ディエム」の意味はラテン語で「今を生きろ」

松田:新アルバム、2月に武道館が終わりまして、3月ぐらいから集まってアルバム作ろうということになりまして。今回インタビューなんかで菅波さんが、アルバムを作るときにどうやって21年目のTHE BACK HORNを落とし込むかという話の中で、こういう曲を作ったらどうかみたいなことをお話ししてましたけど。

菅波:自分たちの持ってる今日の雰囲気があるじゃん。「情景泥棒」から始まった、シンセとかサウンド的に新しい試みをした部分とか、宇多田ヒカルちゃんとやったバラードシリーズみたいなもので得た感覚を全部総括したアルバムにしたいと思ってみんなに最初に伝えたんですよね。

松田:それを得て作っていったんですが、難産、安産とか、どうでした?

山田:俺は3曲ぐらいテーマを菅波さんからもらって、歌詞を書いたのも2曲あって。個人的難産でしたね。

岡峰:難産って言っても、結果良ければ安産ですよね。

菅波:出来上がってしまえばね。

松田:今回のアルバムの曲作りでは、意外な組み合わせっていうか。

岡峰:俺がアイデアを出して、菅波が組み合わせてみることをやってみたいって時期があって。いろんなパーツを出した中で菅波が拾っていって。初めての試みでしたね。

松田:楽曲の骨格みたいなものについても話していきたいと思うんですけど、アレンジって作曲をした人がほぼ固めて持ってきてましたけど、アレンジってどうやってましたか?

菅波:この間「THE BACK HORNって変わってるな!」って言われたところなんですけど、曲をそれぞれ担当の人が作ってる期間中に、チャットに上げて相談するじゃないですか。それが珍しいらしくて。

岡峰:煮詰まった状態で作ったりすると、軌道修正ができなくなったりするじゃないですか。

菅波:変えにくくなるよね。THE BACK HORNって意外に柔軟なんだねって言われた。

松田:今までになかった展開とかアレンジを注ぎ込んでみよう、みたいなのありますか?

岡峰:俺はそういうのを(菅波)栄純のやつに感じるかな。ウワモノとかストリングスとか大まかなものを考えていきたいっていう方向性になってきたよね。

松田:今回4人だけの楽器の今日もありますけど、それ以外の曲も曲の世界観に紐づいたアレンジだったり。

菅波:「太陽の花」も、いろんな音が鳴ってるじゃないですか。高速なドラムとか、キラキラした華やかな音とか入ってるんですけど。自分の中で決めてるのは、四人が一番引き立つ他の要素って感じで立場を逆転させないっていうのを大事にしてて。ライブの時とかに出ると思うんですよ。

松田:音を突き詰めるがあまり、本末転倒になると良くないよね。

菅波:楽器を入れたいだけ入れて気付いたら、俺いらねーじゃんみたいになるのはちょっとね。さらにアレンジの新展開って話だと、「太陽の花」の中で急にピアノだけになってゴスペルっぽくなるっていうのは、自分でも何回も聴きたくなるかっこいいシーンだと思ってて。(山田)将司の声、何回も重ねたよね。

山田:あそこは12人か。そのくらい重ねたよね。あそこだけゴスペルっぽく歌ったね。確かにあれは新しいね。

松田:僕は、曲の中に流れてるムードとかメッセージがあって、それがどういうことを言おうとしてるのかなっていうのを受け取りに行くのが、今回面白かったなっていうのはありましたね。

山田:アルバムタイトルの「カルぺ・ディエム」の意味の話ってしましたっけ?

松田:これはラテン語で、「今を生きろ」とか「その日の花を摘め」とか、いろんな意味のある言葉で。古代ローマ時代にホラティウスという詩人が、その日の花を摘んで生きていくということは快楽主義ではなく、1つ1つの積み重ねが未来を切り開いていくというメッセージとして表現されていた言葉で。もともと「メメント・モリ」という言葉に興味があって調べていくうちに、この言葉に出会って。生を滾(たぎ)らせる言葉としてタイトルにつけさせていただきました。

菅波:ふさわしい。「カルぺ・ディエム」って言葉は語呂がいいよね。気持ちいいよね。口が。

松田:ぜひこの言葉のように、皆さんの中で、何度も聴いていただけるアルバムとなってほしいなと思います。

ニューアルバム「カルペ・ディエム」リリース記念特番 THE BACK HORN RADIO
放送局:interfm
放送日時:2019年9月29日 日曜日 22時00分~23時00分
出演者:THE BACK HORN
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※この番組は終了しました。

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