シャムキャッツ、ニューEPリリース!「やっぱりロックはエロくないと」

シャムキャッツ

11月5日のInterFM897『Ready Steady George!!』(DJs: George Williams, Shaula)は、シャムキャッツから夏目知幸が登場。新EP「はなたば」に関して話を伺いました。

George Williams(以下、George):シャムキャッツは今年でデビュー10周年ということで、レーベル作ったり海外ツアー行ったり。どんな10年でした?

夏目知幸(以下、夏目):右も左もわからずデビューして、何もうまくいかなくて。そこから試行錯誤の10年ですね。やっとちゃんとしてきたなって感じ。

George:後悔してることある?

夏目:後悔はしてないです。最初はライブハウスに通い詰めててバンドやりたいって始めた感じでもなかったんです。ただのリスナーキッズだったので。バンドを先に組んだけど、どこでライブしたらいいかわかんないってなって、都内のライブハウスを調べてみる。そしたらシェルターってなんか聞いたことあるからデモテープ送ってみようかって言って始まりました。

George:デモテープ送ったんですか?

夏目:送りました。でもオーディションライブに落ちて。1回目落ちて2回目は僕がインフルエンザで出られなくなってって感じで、縁がなくて。そこから3年ぐらいはシェルター出てなくて。やり始めて3、4年でシェルター出ました。

George:EP明日(11/6)発売ですよ。「はなたば」。どんなEP?

夏目:5曲入ってるんですけど、バラエティ豊か。あんまりまとめようとして作ってない感じですね。遊んでます。

George:どうしてまとめようとしない曲編成にしたんですか?

夏目:少なくとも10年はやってきたので、自分たちの可能性を広げるものを作ってみようっていう意識からですね。

Shaula:このアルバム、エロスですよね。何があったんですか?

夏目:ずっとエロいんですよ。ふんわりした曲が多いねとは言われるんですけど、やっぱりロックバンドってセクシーじゃないといけないし、多少センセーショナルじゃないと意味がないと思ってて。

George:EPは明日で、12インチもリリースされるんですよね?結構アナログリリースしてきたんですね。

夏目:大体はしてます。大事な作品は。

George:レコードもともと好き?買いに行ったりしますか?

夏目:しますよ。試聴しに行って気に入ったのをそのまま買いますし。ネットで常にチェックしてるレコード屋がいくつかあるので、前もってお気に入りしておいて現場に行った時とかにあったら買ったり、なかったら音源ダウンロードしたり。

George:レコード僕も好きなんですけど、レコードってひっくり返さないといけなかったり、たまにそれがちょっとめんどくさくて。毎日僕はレコード聴いてるんですけど、同じレコードを20回ぐらい聴いてから替えたりしてるんですよ。

夏目:そうですね。あとストーリーは、レコードの方が伝わりやすいと思うんですよ。サブスクだと全体の流れが入ってきづらいんですよね。レコードの方が把握できるから作品として扱えるって感じですね。

George:早送りとかできないしね。友達が言ってたんですけど、The BeatlesのA面が終わってちょっとお手洗いに行く、っていうのも一つの聴き方だって。だからCDで聞くと全部繋がってるじゃないですか。彼はそれがおかしいんじゃない?!って思ってて。まさにそういう一面あるなって思いました。今回秋に聴きたい曲を選んでもらってて、Dennis Brownの「Love Me Always」。夏目さん、レゲエは?

夏目:僕、大学生時代ジャマイカ音楽サークルにいまして。4年間レゲエやってたんですよ。

George:大学にあるの?

夏目:早稲田に中南米研究会っていうのがあって。レゲエ派生のもの、ツートンスカとかもやったし。スカ、ロックステディ、ダブあたりやってて。で、学祭の時にこの曲やったんですよ。歌じゃなくてギターだったので弾いてただけですけど。

George:サークルでどういうお話しされるんですか?

夏目:真面目に音楽の話をしますし、どのギター使ったらこの音になるんだろうとか。

Shaula:学校のサークルってことはみんな別々に専攻があるわけですよね?

夏目:別ですね。

Shaula:サークルの中にどういう人がいたんですか?

夏目:色々ですね。ただ中南米研究会に入るやつらは、さほど学校の勉強は真面目にしてませんでした。ほぼほぼ部室にいるっていう。

George:そういう研究をして音楽キャリアにどういう影響があったと思う?

夏目:もともと僕は高校時代ロックが好きで、ジャマイカ音楽聴くようになってからは、ダンスできる曲は素晴らしいなと思って。それまではどっちかっていうと暴れるとかストレス発散のために音楽を消費してたけど、ダンスミュージックは一つの音楽に身を委ねて時間を共にするっていう、踊る良さに気づけたのはかなりデカいですね。

George:シャムキャッツ、ライブ決まってますよね。どんなライブになりそうですか?

夏目:僕らのジャケット描いてくれてるサヌキナオヤって奴が漫画だしたんですよ。その発刊記念パーティで、ホームカミングスってバンドと俺らのツーマン。

George:仲間の本が出る記念のライブじゃないですか。どういうこと言うんですか?「みんな買えー!!」って?

夏目:言ってもいいけど(笑)。

George:どういう風にするんですか。

夏目:どうしようかな。

Shaula:本買わないと入れないとか。

夏目:本掲げてもらって持ってないやつには、無理やりその場で買わせるとか(笑)。

George:なんか楽しそうだね。

Ready Steady George!!
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分
出演者:George Williams、 Shaula
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※該当回の聴取期間は終了しました。

アナウンサー生活30周年を迎え、今春フリー転身の藤井貴彦 初めての冠ラジオを担当!『藤井貴彦 グッドラック!』

今春、30年務めた日本テレビを退社し、新たな一歩を踏み出したフリーアナウンサーの藤井貴彦がパーソナリティを務める特別番組『藤井貴彦 グッドラック!』が、5月6日(月・振休)に放送されることが決定した。

藤井貴彦

『藤井貴彦 グッドラック!』5月6日(月・振休)11時30分~12時30分 生放送 <FM93.0/AM1242 ニッポン放送>

会社員時代のアンケートで、「私は〇〇人間」という問いに、“とっても幸運な人間”と答えた藤井貴彦。これは、幼少期の「母の読み聞かせ」エピソードからでた想いだが、この番組では、その“幸運=Good Luck”をタイトルに掲げ、“伝える”ことを生業としてきた藤井の“言葉”・“声”で、リスナーの心に活力を与えていく。

番組では、「あなたのグッドラックエピソード」と「ちょっと残念なバッドラックエピソード」を募集する。また、藤井貴彦へのメッセージや素朴な疑問も受け付ける。

<藤井貴彦 コメント>
人生は偶然の連続です。だから毎日が新鮮なのですが、偶然をどれだけ必然に変えておけるかが、「充実」につながります。グッドラックも、幸運だと感じる準備ができている人にこそ訪れます。
1時間のグッドラック生放送、ぜひお付き合いください。

『藤井貴彦 グッドラック!』5月6日(月・振休)11時30分~12時30分 生放送

藤井貴彦

<特別番組概要>
・番組名:藤井貴彦 グッドラック!
・パーソナリティ:藤井貴彦
・放送日時:2024年5月6日(月・振休)11時30分~12時30分
・メールアドレス:ft@1242.com
・ハッシュタグ:#藤井貴彦グッドラック

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