お客さんが「Yogee出せ!」の大熱狂、Yogee New Waves中国ツアー

Yogee New Waves

12月12日のInterFM897『Ready Steady George!!』は、ニューEPをリリースしたYogee New Wavesが登場!新作の制作秘話、来年スタートするツアーについて伺いました。

中国のライブでお客さんが「Yogee出せ!」の大熱狂

George:先月までYogee New Wavesは、台湾でのイベントと中国ツアーもしてたんですよね。中国ツアーはどうでした?

角館健悟(以下、角館):寒かったり暑かったりだったね。

粕谷哲司(以下、粕谷):すごいいろんなところ回ったんで、北京とかはマイナス何度とか。かと思えば広州は20℃くらいあったりして。

George:移動距離って結構あったんですか?

粕谷:すごかったんじゃないかな。基本飛行機で2、3時間って感じだったかな。それが16日間ぐらい続くような日々でした。

George:日本だったら大体東京から3時間で北海道とか沖縄行けるけど、中国だと飛行機で3時間飛んでそっからまた3時間ですもんね。お客さんの反応はどうでした?

粕谷:すごくよかったです。言葉は通じないのでMCは中国語教えてもらってカタカナで読んだりするんですけど、そういうレベルじゃなくて普通に歌ってるというか、英語の歌詞とか日本語になってない部分を歌ってくれるというか。

Shaula:愛情感じますね。

粕谷:感じますね。

George:中国でツアーできるっていうのはYouTubeの影響もあるんですかね?

粕谷:何が影響なんだろうね。

角館:中国っていろいろメディアが発展してるみたいなんで、そこらへんで聴いてもらってる印象ありましたね。

George:特に印象に残ってることってありますか?

角館:2つ印象に残った町があって。成都って街はサーキットイベントみたいになってて、僕らがメインステージのトリをやらせてもらって。その時はお客さんがYogee出せYogee出せみたいな感じで熱狂してて、嬉しかったです。

Shaula:へええ。それすごいガッツポーズだったでしょ。

粕谷:カッツポーズですよ。一番かっこつけちゃった(笑)。

George:バンドを組んだ時にいつか中国でYogee出せ!って言われるって想像してないと思うけど。

角館:そうですよ。中国ツアー回ってるとは思ってなかったです。一昨年にも思ってなかった。

George:リリースのタイミングでは中国は必ず行くっていう感じ?

角館:年一では恒例になってきてますね。アジア圏。

George:台湾もイベントやったんですよね?

角館:その時はミュージックアワードの時で。ライブっていうよりはスーツ着て、コメントというかMC側の方。不思議な役を任されました。

George:ゲストプレゼンター的な。

角館:そうそう。

Shaula:すごいね。プレゼンターに選ばれる人ってめっちゃ人気のある人だからね。

George:だってグラミー賞とかだと超人気俳優とかがやるからね。

粕谷:あのポジションですもんね。

George:先週4枚目のEP、「to the MOON」をリリースしましたね。どんな作品になりました?

角館:これは僕らが住んでいる都会から見た月の美しさとか切なさとか、夜は寂しいけど月が見てるよねとか、そういう関係性の歌が多いですね。

George:これ4枚目のEPじゃないですか。EP好きだよね。

角館:EP好きですね。

George:EPってどんな意味を持ってる?

粕谷:EPは5、6曲入りのCDだけどアルバムよりも具体性が高いようなものを作りたくて。アルバムだと曲数が多くて抽象度が高まるんですけど、EPだともう少しフォーカスする視点を小さくできるというか。今回も月って僕らの中ではフォーカスする対象が小さいんですけど、これくらいに収められるのが5、6曲って感じですね。

George:なるほど。「to the MOON」できた時にやった!って思った?

角館:思いました。合宿で小渕沢のほうに行って、月とか綺麗な日だったんですよ。その日にできてすごく嬉しかったです。

粕谷:そうだったね。忘れてた。

George:月を見ながら?

角館:意識はしてました。夜にできたし。夜でも明るい日でよかった。

Shaula:発想が素敵だよね。

メキシコは「死」がもっと近くにある場所

George:12月の12日で年末じゃないですか。どう過ごすんですか?

角館:俺と粕谷の2人でメキシコに旅行に行きます。

Shaula:仲良すぎじゃない?仕事を一緒にして、一緒にラジオ出演して、旅行も行くって。

George:どうやってこういう話になったんですか?

角館:去年僕がメキシコに行ったんですよ。それですごくよかったって話をしたら、粕谷の友達がメキシコに住んでるっていうから。だったら俺も行って、去年見られなかったメキシコの部分とか今まで知ってるやつ教えるよ!って言ってこうなりました。

George:また行きたくなったってことは、それだけ良かったってことですよね。何を感じたんですか?

角館:前回は「死者の日」(Día de Muertos)が生まれた島ってとこに行ったんですよ。それで日本とは全く違う世界観というか。死は悲しくない、死は悲しいとかのレベルではないという(日本と価値観が)逆にある場所に行ってみたかったんですよね。そしたらグッときちゃった。

George:死は悲しくない?

角館:俺は悲しいけどメキシコの人たちはそれをお祭りにしてて、もうちょっと親近感がある感じ。でも日本は遠い感じ。お墓にいてもらってって感じだけど、メキシコはもっと近いというか。

George:粕谷さんもそれを聞いて行くぞ!って。

粕谷:そうですね。散々話を聞いてたんで、行きたいなあと思ってたらかみ合わせがカチカチっとハマって。ちょうど休みとって一緒に行くか?って。

George:食べ物も美味しいらしいよねえ。

角館:トウモロコシ粉でタコスとかトルティーヤとか作るじゃない。あれが良いみたいで。そこがすごいうまかった!

Ready Steady George!!
放送局:interfm
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~16時00分
出演者:George Williams、 Shaula
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※該当回の聴取期間は終了しました。

クリエイティ部最終回!ブルボンヌ、重藤暁が「ラジオとの縁」を語る!

女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた3月29日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
「きょうのクリエイティブ」では「ラジオとの縁をクリエイティブ」というテーマでお届けした。

本日の放送で最終回を迎える「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」。今週は「ラジオとの縁をクリエイティブ」と題して、スタジオ部員の「ラジオとの縁」を掘り下げていった。

西川あやの「『金曜日のスタジオ部員とラジオ』ということで、ブルボンヌさんは初めてのラジオ出演は大体いつ頃だったんですか?」

ブルボンヌ「いわゆる“オネエタレントブーム”的に2010年くらいからテレビの情報番組みたいなのは出させていただけたので、そこからラジオにもお呼ばれはちょいちょい単発ではあったんですよ。それこそ文化放送さんの『夕やけ寺ちゃん活動中』も3回か4回くらいは出てるんじゃないかな?レギュラーとしてはNHKラジオ第1さんで2013年の春に始まった『午後のまりやーじゅ』っていう帯番組の木曜パーソナリティに抜擢していただいて2年間務めたんですね」

重藤暁「へぇ〜!」

ブルボンヌ「当時、プロデューサーさんに『NHKでオネエタレントさんがレギュラーで起用されたのは初めてなんですよ』って言われて。しかもお昼の番組で、農作業とかもされてる高齢の方もいっぱい聴いてる時間帯だったから、むちゃくちゃ最初緊張したチャレンジでしたね」

西川「そうだったんですかぁ〜!」

重藤「そこからがきっかけでラジオ好きになったって感じなんですか?」

ブルボンヌ「そうなの!前にちょびっと『クリエイティ部』でも話したんだけど、いま話したように緊張があって『こんな人が出てきたら嫌だ』って思う人がまだ多い時代だって私も感じちゃっていて。本当にへりくだるというか、ちょっと今思うとみっともないくらいに『いやぁ、昼間からこんな薄気味悪い声聞かせてごめんなさいねぇ〜』みたいなピエロ感を自分から追い込んでやっちゃってたのよ。で、だんだんそれがほぐれてはいったんだけど、みなさん優しかったから。でも特に前半はそういうギャグをいっぱいやったから、2年後の最終回の公開生放送の時に、今日みたいに直筆のお便りがいっぱい届いて嬉しかったんだけど、高齢のおばあちゃまからの『ブルちゃんは自虐っぽいギャグをいっぱい言ってたけど、素敵な人なんだからそんなにそんなことしないでね』っていうお便りを読んで大号泣しちゃって。あたしは勝手に『この人たちはあたしなんて受け入れてくれない』って思い込んでたけど『壁を作ってるのは自分の問題でもあったんだな。もっとちゃんと自分を信じよう』と思って。そんなことをやりとりができるって『ラジオってすごいメディアだ!』って気付かされた。そこからラジオ大好きになりました」

西川「今週は毎日、スタジオ部員の皆さんに『ラジオをやっててよかった瞬間』を聞いてるんですけど、重藤さんはどうですか?」

重藤「なんかあの……田舎のおばあちゃんから『あなた、そんなに卑下しなくていいよ』って」

ブルボンヌ「もーう、被せるんじゃないよ(笑)」

西川「しかもそんなに卑下してなかったし(笑)」

ブルボンヌ「そうだよ!強気だよ、暁ちゃんは」

西川「金曜は『浜祭』で直接リスナーの皆さんとお会いできたのでね。対話できたのがよかったですね」

ブルボンヌ「浜祭はほんとよかった!」

重藤「楽しかったですねぇ。すごい楽しかったぁ〜」

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