世界中のセレブが夢中!日本テキーラ協会会長が語る「テキーラの魅力」

Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA

1月20日からのInterFM897は、これからの働き方や働く環境の在り方について考える1週間。その中の特別番組『Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA』、1月22日には、日本テキーラ協会会長の林生馬さんがゲストで登場。

超有名ハリウッド俳優にテキーラを勧められ…

KREVA:よろしくお願いします!

林生馬(以下、林):よろしくお願いします。日本テキーラ協会の会長をしております。私、18の時からロサンゼルスに19年住みました。映画を勉強したいと思って、大学の映画学部がハリウッドにあったのでそこに入学しまして。結局大学5年、仕事14年。ずっとロサンゼルスに住んでました。

KREVA:へえ~!お仕事は何をされてたんですか?

林:映画の製作撮影スタッフをやっていました。ずっと下っ端で。

KREVA:なるほど。そこからどうやってテキーラに?

林:実はね、私ずっとお酒が飲めなかったんです(笑)。親戚にも下戸(げこ)が多くて、飲めない体質だと思ってました。一番最初にやった仕事が『Rising Sun(邦題:ライジング・サン)』という映画のスタッフだったんですけど、それを半年やって最後大きな打ち上げをやるんですね。主演がSean Connery(ショーン・コネリー)だったんですけど、大スターの彼も来てくれて。僕が一番下っ端で若かったので、僕が酒を飲めないとバレていて「ちょっと来い」と。ロックグラスを持たされて、そこで注がれたのがテキーラだったんです。

KREVA:なるほど!どんなテキーラだったか覚えてますか?

林:Agave(アガベ:竜舌蘭)100%テキーラの、「Chinaco(チナーコ)」っていうブランドのものでした。その時テキーラのことを何も知りませんでしたし、嫌だなと思って飲んだら、すごく美味しかったんです。飲み口が良くて、頭痛くなるかなと思ったらならない。気持ち悪くなるかなと思ったら、気持ち良くなってきちゃったんです(笑)。

KREVA:大スターから受けた断れないお酒が、断りたくないお酒になっていくわけですね。

林:それで調べたら、Tequila(テキーラ)っていう場所があるんですよね。

KREVA:シャンパンと一緒ですね。シャンパーニュ地方以外で作ったものはスパークリングワインと呼ばれるようにテキーラも、テキーラ地方で作ったものだけがテキーラと呼ばれると。

林:その通りです。ロサンゼルスからだと意外に近くて。南に飛行機で2時間くらいでメキシコのグアダラハラという場所があるんです。そこから西の方に1時間くらい行くともう、テキーラ村ってところがある。行ってみたらめちゃくちゃいいところだったんですよ。天気もいいしアガベ畑に囲まれているし、平和なところで。メキシコは危険な国だという印象があると思うんですけど、テキーラ村は全然そんな場所じゃなくて、家族が笑顔で買い物をしている場所。道端で葉巻吸ったりギター弾いたり、当時のアメリカよりはるかに平和的だったんです。で、すぐ蒸留所に行ったら歓迎してくれて、色々細かく見せてくれて。アガベっていう原料からそれを蒸すところ、絞るところ、発酵するところ。蒸留するところ、樽に入れて熟成するところを順番に見せてくれて。

KREVA:飛び込みで行って?すごいですね。

林:とても親切でした。私はお酒は飲めないはずなのに、こんなに気持ちいい。そこからハマって、月1ペースでテキーラ通いが始まっちゃったんです。

KREVA:色々な蒸留所を周ったんですか?

林:そうです。アメリカにいた時は映画の仕事をしていたので大きな趣味の一つでしかなかったんですが、2006年にテロがあったことでビザが更新できなくなり、久々に日本に帰ってきたんです。今までの仕事は出来ないしどうしようと思った時に、日本にはテキーラの情報が無いと。すごくいいテキーラを持って帰ってきたからみんなで飲もうって言ったら「テキーラ!? 罰ゲームだよね?」と酷い言われようだったんですね。これは違うな、ということで2008年にテキーラ協会を始めて、今10年以上経ちました。

KREVA:なるほど。色々なことがきっかけになったんですね。

写真左からKREVA、林生馬(日本テキーラ協会会長) ©InterFM897

世界中のセレブがプライベートブランドを作りテキーラブームに

KREVA:ショーン・コネリーさんがきっかけで、そこから色々な人とお酒を飲んでいると伺ったんですが。

林:そうなんです。北野武さんがロサンゼルスに来て映画を撮ったことがあったんです。ちょっとアテンドさせていただいたんですが、その時たまたま行ったお寿司屋さんにテキーラが並んでたんですね。

KREVA:お寿司屋さんにテキーラ?僕、今行きますそれ(笑)。

林:ロスにはあるんですよ。Blanco(ブランコ)っていう樽熟成させた透明なタイプ、これをヒラメの刺身とかにも合わせられる。 テキーラにも色々なタイプがあってすごく辛苦いもの、そうでなくて甘みが中心なものがあります。甘みが中心なものは魚や刺身に合わせやいすですね。テキーラはその魅力にハマったセレブ達がプライベートブランドを作ったりするんですが、Van Halen(ヴァン・ヘイレン)の元ヴォーカル、Sammy Hagar(サミー・ヘイガー)が立ち上げた「Cabo Wabo(カボ・ワボ)」というテキーラ、これが大成功するんです。それを機にCarlos Santana(カルロス・サンタナ)が「Casa Noble(カサ・ノブレ)」を作ったり。

KREVA:俺めちゃくちゃ好きなんですよ、「カサ・ノブレ」。本当に美味い、ぜひ飲んでほしい。

林:サンタナといえばギターの神様ですが、実はテキーラ村の近くの生まれなんです。彼がこだわってこだわって作ってるんです。いいテキーラですよね。

KREVA:美味しいです。Anejo(アネホ)もブランコも好きですけど「カサ・ノブレ」は、ぜひ飲んでもらいたい。

林:George Clooney(ジョージ・クルーニー:俳優)も、Justin Timberlake(ジャステン・ティンバーレイク)もやってます。Michael Jordan(マイケル・ジョーダン:元NBA)も作ってますね。最近はテキーラの人気が出すぎて、生産者の予想を上回って売れてます。そうなると原材料のアガベ、これはアロエの仲間なんですけど、これは生育に7年くらいかかるんです。

KREVA:そうなんですよね。さっき言った「カサ・ノブレ」なんかはオーガニックを謳っているので、8年間ほどオーガニックで育てなきゃいけない。この大変さ。すごい手間ですよね。

林:足りないとなって増産しても、増産できるのは7年後ですからね。

KREVA:ビールの麦、日本酒の米、すぐ育つしたくさんあるけれど、テキーラだけが何年も育った植物で出来るお酒なんですね。しかもテキーラ村で育ってなければいけない。価格がどんどん上がっているんですね。

林:その通りです。今はうなぎ上りで、アガベの値段は今最高値で上がっています。しかも職人たちが手でカットしているという。一気飲みするにはもったいないですね。

遠くに住むメキシコ人と仕事をする時、何が大切?

KREVA:林さんのお仕事というと海外でのお仕事が多いと思いますが。

林:やっぱりメキシコ、アメリカの輸入者さんとお話しすることが多いですね。

KREVA:メキシコとやり取りする時はメールベースですか?

林:メキシコはね、今でも電話ベースなんですよ。

KREVA:えー!!

林:メールもあるんですけど、電話で話すと仕事がトーンと進むんです。ちょっと前の日本みたいな。

KREVA:電話だけではないですよね?

林:やっぱり、顔を見て話すっていうのがメキシコ人は一番効くんですね。とは言え遠いですから、この間、Cisco Systemsのクラウド会議サービス「Webex」を使ってみました。良かったですね。顔が見えるんで、メールの返信もパッと来るんですよね。

KREVA:大事ですよね、顔が見えるか見えないかって。メキシコの蒸留所の方とお話することもあるんですか?

林:あります。やっぱりここでも顔を知ってるか知ってないかというのはすごくあるんですね。(「Webex」は)URLを送ってクリックするだけなので、アプリを入れて設定を……というよりかなり楽でしたね。今回、上海のメンバーも加わって、「テキーラ規制委員会」という生産管理をする団体の上海支部なんですけど、日本・メキシコ・上海とURLを送ってクリックするだけですごく楽でした。

KREVA:それは素晴らしい。

林生馬(日本テキーラ協会会長)と「Webex」
Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA
放送局:interfm
放送日時:2020年1月22日 水曜日 12時00分~13時00分
出演者:KREVA
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※この番組は終了しました。

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(監修者:東京・池袋占い館セレーネ所属 小林みなみさん)





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■監修者プロフィール:小林みなみ(こばやし・みなみ)
編集・ライター。出版社、大手占いコンテンツ会社勤務を経て、フリーランスに。会社員時代に占いに初めてふれ、その世界にはまる。現在は、雑誌・Webで占い記事をメインに執筆している。

■協力:東京・池袋占い館セレーネ
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