チェルシー舞花、モデルになったのは「写真が出来るプロセスを間近で見られるから」

写真左から田中里奈、チェルシー舞花 ©InterFM897

土地の民話を調べて、古い民宿でお化けの話を聞く旅

田中:(リクエストのOA曲に)これは、どんなアーティストさんなんですか?

チェルシー:Juana Molina(フアナ・モリーナ)はアルゼンチン出身のシンガーで、元々コメディアンとして活躍されてたんですけど、30代ぐらいでキャリアを音楽に変えて歌を歌っているんです。多重録音で作り込んでいくようなものがカッコ良くて。自分が追いきれない音が重なって陶酔していくみたいな。ライブとか行ったらすごく楽しい体験ができます。

田中:来日もされてるんですか?

チェルシー:そうです。何回か来日されてて。最初は1人だったんですけど最近は3人編成でまた違った音を奏でていて、大好きです。

田中:すごく情報の質っていうか、どういうところでいい情報に出会うんですか?

チェルシー:基本的に好きな音楽が一緒の友達とか家族と教え合うことが多いかもしれないです。

田中:なるほど。なんでも一旦食べてみて味わうタイプ?

チェルシー:なんでも行きます。速攻で行くって答えて行っちゃいます。

田中:旅好きということで、旅もふらっと行きますか?

チェルシー:旅はリサーチ派です。何派ですか?

田中:意外!私はひらめき派です。1つ目的を作ったら行くっていうタイプですね。舞花さんは調べていく派ですか?

チェルシー:行こうって思った時に軸になるものとか。それが本で見つかることが多いんですけど、行き先の本を使って、キーブックにしようとか。

田中:キーブックいいなあ。

チェルシー:軸になりそうだなとか自分が好きな人がいそうだなって場所を見つけて、そこから派生してそこのお店の人が仲良いお店とかつながりを見ていって、Googleピンとかジオタグで差しながら決めてます。リサーチが好きみたいで。

田中:本で気になった後って何でリサーチします?

チェルシー:インスタのジオタグ使ったりとか。インスタ便利ですよね。みんながピンを差してくれて。ありがとうってなります。

田中:わかります。ガイドブックとかそういうのよりも絶対載ってないことがあるから。

チェルシー:あとは、その土地の昔話とか民話とかを調べていくのが好きです。例えば奈良に行った時とかは、一週間行けたので奈良からゆっくり南下していって。高野山の宿坊に泊まったり、十津川(とつがわ)村の古い民家で暮らすみたいにぼんやりするとか。十津川村の昔話とかを読みながら、昔のひとはこういう怖いお化けの話とかを聞きながらここにいたんだなとか。

田中:そこで読むんですか?すごいぜい沢ですね。

チェルシー:都心にいる時とは音が違ったりして面白いなあと思います。

田中:へええ。素敵。昔からそういう味わい方してます?

チェルシー:どんどんその傾向になっている気がします。

田中:大人にならないとそういう味わい方ってできないじゃないですか。

チェルシー:次は秋田の旅を計画してるんですけど、「人形道祖神」ってご存知ですか?

田中:知らないです。

チェルシー:村の入り口に一年に一回藁(わら)とかで神様を作って村を守ってもらうってものなんですけど、秋田ってナマハゲがあるじゃないですか。あれみたいに土地の人を守るっていう。それが今も残ってるみたいで。それを小さな記事を見て知って。

田中:いつ頃行きたいなって感じですか?

チェルシー:安心して旅ができるタイミングになってからですかねえ。

田中:私も3月4月って海外に行ったり計画してたんですけど、行けるっちゃ行けるけどタイミングが今じゃないのかなってなりますよね。落ち着いたらいいですよね。でも、こういう時に行きたい気持ちをためておくと、より一層嬉しそうですよね。旅先で本を読むっておっしゃってましたけど、どんなジャンルの本が好きですか?

チェルシー:旅先に3冊が4冊ジャンル別で持って行ったりします。人の日記とかも好きです。エッセイみたいなご飯日記とか。あとはアートよりか民藝(みんげい)かって感じですね。

田中:どこで本を探してます?

チェルシー:古本屋さんが多いですけど、自分の大好きな本屋さんがあってそこで買ったりもします。

田中:おすすめの本屋さんとかありますか?

チェルシー:よく行くのが、学芸大学(東急東横線:目黒区)にある「SUNNY BOY BOOKS」と、「東塔堂」(渋谷区)さん、あとは吉祥寺の「百年」さんとか、松陰神社前(東急世田谷線:世田谷区)の「nostos books」とかですかね。

田中:吉祥寺にそんな本屋さんが。最近TSUTAYAとかばっかり行ってたので、そういう本屋さんいいなあと思って。幅(允孝)さんとかご存知ですか?ブックコーディネーターの。

チェルシー:面識はないですけど、選ばれているところは何回か。

田中:城崎(きのさき:兵庫県)温泉。

チェルシー:行きました!「城の崎にて」(志賀直哉著)の小さい本買いました。

田中:素敵ですよね。

チェルシー:城崎は楽しい街ですよね。行かれました?

田中:行きました。幅さん自体が城崎温泉郷のプロデュースか何かをやられていて、友人何人かと城崎に行って。すごく文学的な街ですよね。

チェルシー:そうですよね。あとは若旦那たちが街を盛り上げようってイベントが起こってますよね。

田中:他の温泉地と違って、若い人が多いですよね。

チェルシー:街全体がすごく動いてる感じがします。

田中:いいですよね。しばらくSNSとかブログが嫌になった時期があって。その時に城崎に行って、志賀直哉が泊まっていた旅館に泊まったら、ここにいたら何か書きたくなるなって不思議な「気」が流れる場所だなと思いました。

チェルシー:ゆっくりできる、いいお部屋ですもんね。浴衣を借りて町歩きで温泉に入れるんですよね。

田中:湯巡りできるのがいいところですよね。温泉好きですか?

チェルシー:好きです。温泉に行くのにハマっていた時もありました。車で寂れた温泉街に行ったりとか。いろんなところありますよね。

田中:ありますよね。

Feel the moment
放送局:interfm
放送日時:毎週土曜 24時00分~24時30分
出演者:田中里奈
番組ホームページ

ハッシュタグ:#feel897
メール:feel897@interfm.jp

※該当回の聴取期間は終了しました。

小林千晃、スリザリン寮へ編入する〜3月17日「小林千晃のBlue Monologue」

文化放送「超!A&G+」で毎週金曜日26時から放送中の「小林千晃のBlue Monologue」
パーソナリティは声優の小林千晃。

「エクスペリアームス!」
という呪文からスタートした3月17日放送回では、小林が現在プレイしているゲーム「ホグワーツ・レガシー」の話題に。

小林「スリザリン寮の5年生に編入することになりました。チアキ コバヤシです。よろしくお願いします。配属はスリザリンになりました(笑)僕、正直これまでハリー・ポッターシリーズを見たことがなかったんですよ。ここだけの話よ。あんまり広めないでほしいけど、ハリー・ポッターめちゃくちゃおもしろい!」

これには番組スタッフからもつい「ここだけじゃないよ(笑)」というツッコミが入りつつも、小林のホグワーツ・レガシーへの熱は止まらず、

小林「僕は映画第1作目の「賢者の石」から順番に見ていって、今6作品目の「謎のプリンス」まで見ましたけど、やっぱり一気に見ても面白くてハリー・ポッターワールドに浸かっています。ホグワーツ・レガシーの舞台が、ハリーたちが入学する100年も前なんです。授業もハリー・ポッターの映画であるような光景が繰り広げられていくんですけど、その中でちょっと勝気な女の子ナティに出会うんですよ。主人公の設定が編入生だから、授業で使う小物を街に揃えに行くときにナティと行くことになって。デートやんって。あいつ絶対俺のこと好きじゃん、って思いながら、まぁ強気だけどちょっとエスコートしたるか、と思って進めていたら学校の外の世界だからいろんなものがあって。生徒が立ち入っちゃいけない森とか。そこに行こうとすると、画面が真っ暗になって「ナティを見捨てる10…9…8…」みたいなカウントダウンが始まって。それ0になったら多分もうおしまいなんですよ。だからすぐナティのとこに戻って「ごめんナティ」みたいな。進めていくと本格的な戦闘があるんですけど、そこでナティがトラウマを思い出して「私はなんの役にも立たなかったわ」みたいになって。そんなことないよ、ナティ頑張ってるやんって励ますんですけど、もうどれだけ魔法が使えても女の子1人救えないやんけ!って俺は1人で叫んでたんですけどね。」

とどっぷりホグワーツ・レガシーにハマっている様子を語った。
最後には「みなさんもいくら魔法が使えたからと言って過信せずにナティと向き合ってあげてください」と締めくくった。

 

「小林千晃のBlue Monologue」第76回(2月17日放送分)はYouTube文化放送A&Gチャンネルでアーカイブ配信中。

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