モデル・チェルシー舞花「空気感を持って帰れるので音楽はCD派です」

Feel the moment ©InterFM897

青文字系ファッション誌を中心に活躍中のモデルの田中里奈が、InterFM897で土曜の夜にお届けする『Feel the moment』。3月21日は、前回に続いてモデルのチェルシー舞花さんに話を聞きました。

チェルシー舞花の頭の中のパーセンテージは?

田中里奈(以下、田中):今週(3/21)もチェルシー舞花さんをお迎えしています。すごくゆったりした時間を大切にしている方だなと思って。

チェルシー舞花(以下、チェルシー):ありがとうございます。実は詰め詰めで生きてます。

田中:意外!舞花さんにもこのコーナーをやってもらいたいと思います。今の自分の頭の中を占めている割合と項目を教えてもらうコーナーです。

チェルシー:面白いですね。

田中:私の脳内パーセンテージは、30%が整理整頓です。空間とかお家って言うよりは頭の中とか。10%が筋トレ、残りの60%が余白です。

チェルシー:余白60%、すごいですね。

田中:ちょっと前に占星術師の方がゲストで来てくださった時に、余白が大事だよって言ってくれて。それによって今までになかった楽しいものが入ってくるよって言われた時に、余白って概念が自分にないことに気付いて。そこからスケジュールも何もないところを作ったり頭も余白を作るようにして、そうしたら決めたスケジュールじゃないところに想定外のいい予定が入ってきたりして。一気に断捨離モードというか。

チェルシー:いいですね。面白いです。私も今詰め込んでることに気づきました。今考えていたのが、60%が本のことで、35%が食養生。5%が筋肉痛で足が痛いってことで。ヨガのクラスに出たら筋トレみたいなことになってて(笑)。今の話を聞いて、余白作ります。課題。

田中:私は先週に話聞いた時に、なんてゆっくりした時間を味わってるんだと思ったんですけど。

チェルシー:いえいえ。情報をたくさん入れて、処理し切れないけどまた入れてみたいなことをしているので、余白でそれを染み込ませないとアウトプットができないですし。

田中:アウトプット、そんなにしてないですか?

チェルシー:最近はいっぱい入れようって思ってたので、余白が足りないんだってハッてなりました。

田中:私も情報は入れる派だったんですよ。入れた後に必要なものを選べばいいと思ってたから。ここ数年は、本当に必要な情報は入ってくるから一旦入れすぎることをやめてみたりしたんですよ。ニュースとかSNSから一定の距離を置いたら、すごくフラットに見えるようになって。知るべきものってあるかもしれないけど本当に必要なものは、そんなにないのかなと。舞花さんって質のいい情報を集めているイメージだから、消化不良にならなそうだけどなあ。

チェルシー:ありがとうございます。

田中:質の悪い情報がガヤガヤしてると心も荒みそうだけど、そうじゃないんだったら良さそうですけどね。

チェルシー:そうですね。それを染み込ませて自分の言葉で言えるように、余白が必要なんだなと思いました。

田中:本の割合が多くてすごいですね。

チェルシー:最近、いよいよ気がついてきて。やたらと本屋さんに足が向いてしまいますし、旅に行く目的が本を読む時間がガッツリ取れるというところがあったりするので。

田中:旅が余白なんですね。絵本とか読みます?

チェルシー:大好きです。

田中:私も大好きで。卒論、児童文学で書いたぐらいで。Shel Silverstein(シェル・シルヴァスタイン:米作家/歌手、故人)っていう「大きな木」っていう絵本を書いた方の本で卒論をかいたくらい。

チェルシー:卒論はどんなものなんですか?

田中:木と男の子がいるんですけど、木は男の子が大きくなるまで全てを与えて切り株になるんです。最後に男の子は、切り株に腰掛けて「それでも木は幸せだった」って言う物語なんですけど。それを小学校の時に読んだ時に、何が面白いんだみたいな感じで。高校生になって読み返した時にえっ!?って気付いて。世代によって同じ本でも良い方は違うんじゃないかって思って、それを研究したかったんですけど、結局同じシルヴァスタインの本の、各国版の翻訳のニュアンスの違いというのを研究しました。

チェルシー:訳し方でも違ったりしますよね。

田中:「大きな木」は、最新版は村上春樹さんが訳してて素晴らしいんですけど、ハルキ臭を出してて。私は、元々の訳者の本田喜一郎さんが大好きだったのでそれがショックで。本って私にとっても人生を変えたなあと思って。「星の王子様」も読み返したり。描写がたくさんある本って、塑像(そぞう)の余白がないじゃないですか。児童文学は余白がある気がして、それで好きなのかなと思って。

チェルシー:上野(東京・台東区)にある「国際子供図書館」って本当に楽しくって。展示も面白くて、時代別に作家が紹介されてたりしてて。

田中:それは楽しそう。

影山ヒロノブ、高橋優も熱狂した「ドラゴンボール」楽曲への想い

6月6日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」にアニソンシンガーの影山ヒロノブさんが登場!10年程前の高橋優さんと影山さんとの初めての出会いのお話から、アニソンシンガーとしての代表作となった「ドラゴンボールZ」の楽曲のお話などについて語っていただいた。

高橋優「今日のゲストはアニソンシンガーの影山ヒロノブさんです!!(拍手)いや~、お会いしたかったです!」

影山「ね!あの時以来ですよね」

高橋「(感激して)覚えててくださいましたか!!」

影山「当たり前じゃないですか!めっちゃ覚えてますよ!」

高橋「かれこれ10年ぐらい経ちますよね?『風とロック』というイベントでご一緒させていただいたんですが、ライブハウスの中でしたよね?」

影山「いえ、違いますよ」

高橋「あれ!?」

影山「(笑)福島の磐梯熱海かどっかの、体育館みたいな広いホールでそのイベントがあったんです。で、僕が何故か『怒髪天』というバンドに『ドラゴンボールの曲を一緒にやってくれないか?』と誘われて、出た時に高橋さんとお会いしたんです」

高橋「ご挨拶に伺ったんです、僕は。もう『ただのファンです』とか『いつも聴いてます』ぐらいで、何の気の利いたことも言えなかったです。ただ、何の挨拶もせずに終わったら僕は一生後悔すると思ったんですよ。影山さんと同じ空間の中にいるのに何も出来ないっていうのはさすがにと思って、普段僕はあんまり楽屋に赴いて挨拶っていうのは失礼にあたると思ってしない時もあるんですけど、失礼を承知の上で行きました!」

影山「全然失礼じゃないですよ!やっぱりアニソンシンガーって、そういう日本のロックのイベントとかにあまり縁が無いので、その日も楽屋に居たのは居たんだけど、なんかこう、『ここに居ていいのかな?』みたいな感じだったんですよ、人見知りっていうか。そこに、急に高橋さんが挨拶に来てくれたんで、逆に、人見知りがさっと溶けたような」

高橋「影山さん、人見知りとかされるんですか?」

影山「めっちゃします!(笑)」

高橋「へえ~っ、意外!!」

そんな影山さんは伝説のバンド「レイジー」解散後、グループは3つに分かれ、影山さんのみソロ歌手として再出発。1989年にアニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」と出会い、この歌が影山さんの代表作となった。

坂口愛美アナ「改めて、この楽曲、影山さんにとってどんな存在ですか?」

影山「まあ影山ヒロノブ=『CHA-LA HEAD-CHA-LA』っていわれても、ここまで来たらホントにそれで『大オッケー!!』っていう感じですね。一時『えっ!?今日もまた歌うの?』って言うぐらい、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』ばっかりで、依頼はすべて『CHA-LA HEAD-CHA-LA』みたいな頃もあったんですけど、その当時もお世話になってた先輩で、先日お亡くなりになった水木一郎さんが、堀江美都子さんと一緒に『影ちゃん、俺たちはずっと“マジンガーZの水木一郎”だし、“キャンディ・キャンディの堀江美都子”だよ。影ちゃんもいつか絶対感謝する日が来るから』って言われたんです。その言葉が最近、めちゃめちゃ身に沁みてます」

高橋「まあね、もちろん『CHA-LA HEAD-CHA-LA』も名曲ですよ。『ドラゴンボール』好きとしては、ほぼ毎年公開される映画『ドラゴンボールZ』のエンディングは違う曲で、映画でしか聴けない曲なんですよ。僕なんか『まるごと』とか大好きですからね」

影山「ワーオ!!ホントですか?」

この後、影山さんのトークに高橋さんの熱い熱い「ドラゴンボール愛」が絡み合うカオスな放送になった。その模様はぜひ、radikoのタイムフリー機能でお楽しみください!

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