「オトジャズ At Home セッション」 で、ジャズの遊び心を堪能しよう!

ヴィンテージの名盤レコードを中心に、こだわりのリクエストを全曲ノーカットで紹介する本格的なジャズ番組『オトナのJAZZ TIME』通称 “オトジャズ”。

6月は4週にわたり、パーソナリティーでシンガーの紗理が、番組ゆかりの4人のアーティストとともに特別企画をお届けします。

題して「オトジャズAt Home セッション」! 

1週目はピアニストの瀬田創太さんが自宅でピアノの演奏を収録。2週目はチェリストの橋本歩さんがその音源を受けて演奏し、3週目はギタリストの田辺充邦さん、4週目は大御所のサックス奏者で紗理の父・中村誠一さん、と一つずつ音を重ね、5人目の紗理が歌を加えてセッションを完成させるという番組初の試み。

完成すれば誰もが一度は耳にしたことのある曲ですが、今回は中村・紗理父娘が番組のために特別にアレンジ。ピアニストの瀬田さんには曲名とコード進行が伝えられましたが、橋本さんと田辺さんには曲名さえ知らされませんでした。それぞれ、自分なりにアレンジして次に渡すという即興感あふれるリレー。もちろんリスナーにも完成まで曲名は明かされません。それぞれの楽器の面白さと、プレーヤーたちの新鮮な感覚や遊び心。ジャズならではの音楽を作る楽しさ、出来上がる喜びを一緒に味わってみてはいかがでしょう?

トップバッターはピアニストの瀬田創太さん。「あとの人たちがどんな音を重ねてゆくか、その『間』を想像しながら自分のパートを弾くのは大変だった」と言います。
2番目はチェリストの橋本歩(あゆみ)さん。日頃から瀬田さんと紗理と“ピチェヴォ”でチームを組んでいることから、リモートでも息の合った演奏を聴かせてくれるはず。
3番目に登場するのはギタリストの田辺充邦さん。昨年番組に出演した際には軽妙なおしゃべりを披露してくれましたが、自宅のギターコレクションを背景に、どんなギターワークを見せてくれるのでしょうか。
楽器パートのトリはサックス奏者の中村誠一さん。番組ではお馴染みの紗理パパ。ベテランの技と感性でどんなジャズ曲に仕上げてくれるのか、At Homeな環境は演奏に表れるのか。必聴です。
最後に、紗理が曲を歌って種明かし。曲は祖母が使っていた楽譜から選んだとか。

セッションコーナーの後には、それぞれのアーティストが“今、聞きたい特別な曲”を選ぶおまけつき。

もちろん、オトジャズには欠かせないリスナーからのリクエストコーナーも忘れていません。紗理の柔らかな感性とプレーヤーとしての鋭敏な視点とともに、人々の生活を彩ってきたジャズの名曲を紹介します。

週末の深夜、ジャズの名演奏・プラチナレコードに耳を傾けてみてください!

 

 

[出演者プロフィール]

瀬田創太:洗足学園音楽大学 ジャズ科でピアノをユキアリマサ氏に師事。卒業後、自身のトリオなどで活動する傍ら平原綾香氏の全国ツアーにも参加。シンガーソングライターのkokia氏のサポート演奏も始める。ジャンル、形態問わず、常に音楽的である事を目指して活動中。休憩中にサッ!とかっこいいアレンジを考えたり、複雑な詩に自然なメロディーをつけたり、難題が立ちふさがるとそれを乗り越えようと力を発揮する。

橋本歩 :桐朋学園大学音楽学部卒業。アーティストのライブやツアーのサポート、レコーディング等で活躍。共演したアーティストは国内外を問わず数えきれない。2008年には1年間渡米してボストンのBerklee college of musicに在籍。アレンジもこなし、大胆かつ美しい音色、歌うように奏でるチェロプレイヤーとして定評がある。自身の弦楽器グループ”fabbomusic strings laboratory”やpiano太宰百合とのユニット”AYURI”でも活動中。

田辺充邦: JAZZギターを宮之上貴昭氏に師事。1988年に渡米し、ニューヨークを中心に多数のミュージシャンとセッションを重ねる。岸ミツアキ・トリオでコンコードジャズフェスティバルに出演。阿川泰子、岸ミツアキ、LOVE NOTESのレコーディングセッション、スコット・ハミルトン、ジョン・バンチ、ノーマン・シモンズのツアーなどにも参加。ソロギターからビッグバンドのアンサンブルに至るまで幅広いスタイルをこなすプレイヤーとして定評がある。

中村誠一:クラリネットを大橋幸夫氏、サックスを石渡悠史氏に師事。国立音大サックス科卒業。在学中より山下洋輔トリオで活動、フリージャズを演奏。その後、自身のグループや、ジョージ川口NewBig4で演奏活動を行う。1978年渡米、ジョージ・コールマンに師事。『中村照夫とライジングサン』でクラブ、コンサートに出演。帰国後、タモリの『今夜は最高』(NTV)に出演。現在、リーダーとしてデュオから多人数編成まで、様々なユニットでジャズクラブやコンサートに出演する傍ら、洗足学園音楽大学ジャズ科教授として後進の指導にあたっている。

紗理:サックス奏者中村誠一の長女。高校時代にエラ・フィッツジェラルドの歌を聴き、稲妻が走ったかのような衝撃と感銘を受けジャズシンガーをめざす。 洗足学園音楽大学ジャズヴォーカル科首席卒業。ボストンBerklee College Of Musicに留学。帰国後、”大阪アジアンドリームスジャズヴォーカルコンペティション2013”で優勝。2017年以来『オトナのJAZZ TIME』のパーソナリティー。テレビCM「ゼクシィ」のナレーションでもおなじみ。

 

リクエスト、番組へのお便りは、番組ホームページのメッセージフォーム、又はメールで!

オトナのJAZZ TIME
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週土曜 23時00分~24時00分
出演者:紗理
番組ホームページ
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

元中日ドラゴンズ鈴木孝政氏、高校から現役時代を振り返る連載スタート

東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~19:00)6月3日放送の「今日の喜怒哀楽」のコーナーで、コメンテーターの鈴木孝政氏が、3日から中日新聞で始まった連載記事について話した。タイトルは「昭和ノート」で、鈴木氏の高校から現役時代を、交錯した野球人との思い出とともに振り返る12回シリーズだ。

Facebook

ページトップへ