タブレット純×放送作家・高田文夫の豪華2時間生放送!『タブレット純 音楽の黄金時代』放送200回記念!

和田弘とマヒナスターズのボーカルを経て、ソロとなりムード歌謡漫談という新ジャンルを確立し活躍中のタブレット純が、初めてラジオのメインパーソナリティを努める音楽番組。日本の音楽の黄金時代といわれる60年代〜70年代を中心にした昭和歌謡を自ら選曲、構成してお届けしている。放送開始200回目の12日(土)の放送に、放送作家の高田文夫氏がゲスト出演する。

 

2016年10月1日(土)に最初の放送がされて積み重ねること200回。パーソナリティーを務めるタブレット純は、心境を以下のように語る。

 

―放送200回を迎えられる感想は?

最初は「こんなんで大丈夫かな?」と思いつつ、リスナーの皆さんに私の番組を受け入れてもらえるか、そもそも自分も(番組を)続けられるか、両方心配でした。

ただ、放送の中でスタッフとの距離も縮まり、雰囲気の良さが番組にも反映されてきたと思う。だからこそ、スタッフとの時間を大切にしています。でも、逆にゲストとの距離は縮めすぎないように。放送で新鮮な気持ちを持って話を聴けるようにね。

 

ーそのほかに、ラジオで喋ることで心掛けていることは?

ラジオは1つの舞台(ライブ)を作り上げるのと同じ。だから、選曲が偏ってはいけないし、その時その時の色を出さないといけない。選曲では自分が普段聴かないような曲をかけることもありますよ。自分にとっても、このラジオは普段聴かないような曲を知る機会にもなるし、新たな発見もある。知識が増えました。

 

ラジオという媒体の特性をしっかり意識して、ゲスト、スタッフ、そしてリスナー…人との繋がりをより大切に考えながら、毎回マイクの前に座り続けている思いが伝わる。

 

『タブレット純 音楽の黄金時代』という番組。将来へ向けての思いをこう語った。

 

―今後はどんな番組を目指していきたい?

酒場トークのような感覚で聴いていただけたら。自分の自由さ(良いところ)を残しつつ、これからも長く続けていきたいです。

 

さて、12月12日(土)は、放送作家の高田文夫が番組に初ゲスト。その思いを聞いた。

 

―高田文夫先生を迎えての200回記念の生放送はどんな放送に?

記念の回としては、これ以上ないゲスト。ラジオ界のスペシャリスト。ラジオの垣根を超えた出演も大変有難いです。歴史的な(放送)回になると思います。楽しみな気持ちももちろんあるが、大丈夫かな…という気持ちもあります。高田先生のペースに身を任せるような形で、良い放送にできたらいいなと。

 

ゲストの話を上手く引き出す術を持つパーソナリティー・タブレット純が、放送作家界の巨匠・高田文夫の巧みな話術をどう操るか。懐かしの音楽とともに、2人のトークは必聴だ。

 

※12月12日、19日は特別編成のため、19時45分までの放送になります。

 

タブレット純 音楽の黄金時代
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週土曜 17時55分~20時00分
出演者:タブレット純,ゲスト:高田文夫(放送作家)
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

10年後のメディアを考える

目まぐるしいスピードで変化しているメディアの在り方。12月10日「長野智子アップデート(文化放送)」では、元日刊スポーツ編集局長の久保勇人が10年後のメディアはどうなっていくのか問題提起した。

久保「1つは接触媒体によって分断が起きている状況があると思います。若者はテレビも見ないし、ラジオも聴かない。SNSと動画の視聴に時間を費やしています。一方、我々のような中高年はSNSにも接しているけれども新聞が発信した情報であるとか、テレビのニュースを信用している。そこで接触媒体によって情報の分断が起きているのではないでしょうか。それと数年前から言われていることですけれども【アテンションエコノミー】っていうのが全盛期になっている。日本語に直すと【関心経済】。つまり情報の価値とか内容よりも、いかに人々の注目を集めるか、それ自体が価値を持つようになっている」
長野「要するにユーチューバーですよね」
久保「つまり再生回数であったり、クリック数などを稼ぐことによって、それがお金になっていくっていう経済圏ができてるので、それによって本来の情報の質っていうのが置き去りにされていくっていう傾向が高まっているのかなと思っています」

番組では久保勇人が10年後、メディアがどうなっていくのか問題提起をしています。

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