池井戸潤の直木賞ベストセラー小説『下町ロケット』が新たなステージへ!

池井戸潤氏による直木賞受賞ベストセラー小説を原作をラジオドラマ化した『ミヤリサン製薬ラジオ劇場 下町ロケット』。宇宙科学開発機構の研究員だった主人公・佃航平が、夢を諦め亡き父の経営していた町工場「佃製作所」の社長となり、社員たちと共に奮闘するストーリーです。様々な現実(カベ)や苦難に直面しながらも、佃の開発した「バルブ」をきっかけに、一度は諦めた「ロケットを打ち上げる」という夢を追い求めます。KBCラジオ秋の改編スタートの10月4日(月)からは『ミヤリサン製薬ラジオ劇場 下町ロケット ガウディ計画編』として、第2部がスタートします。宇宙から人体へ、ロケットエンジンから人工心臓・人工弁へと舞台を移し、佃製作所の新たな挑戦が始まります。主演のEXILEの黒木啓司をはじめ、日野聡、野島健児、井上和彦など豪華キャストでお送りします。

ミヤリサン製薬ラジオ劇場 下町ロケット ガウディ計画編
放送局:KBCラジオ
放送日時:毎週月曜 18時30分~18時45分

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※該当回の聴取期間は終了しました。

「日本政策投資銀行」破綻企業を再生へ ゾンビ企業復活に必要な好景気

416日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、日本政策投資銀行が立ち上げる中堅・中小企業向け投融資の専用ファンドついて意見を交わした。

ゾンビ企業が生き返る、経済状況全体を改善する金融と財政政策の組み合わせ

日本政策投資銀行は月内に、破綻した中堅・中小企業に投融資する専用ファンドを立ち上げる。スポンサー企業を見つけるまでの間のつなぎ資金の供給などで企業の再生を後押しする。 

投融資の対象は法的整理や私的整理を申請し、再建手続きを進める中堅・中小企業年間売上高が最大数百億円程度で、過剰債務を減らせば競争力を取り戻し、地域の活性化にも貢献できる企業などを想定する国内の倒産件数は9年ぶりの高水準にある。 

(寺島アナ)破綻した中小企業の再生を後押しする動きですが、これは田中さん、どうご覧になりますか?」

(田中氏)政策投資銀行さんが、自分の意義を高めるためにやってると思いますけど、よく“ゾンビ企業”って話あるじゃないですか? 追加融資を受けないとつぶれちゃう、過剰債務を持っている企業や、営業不振である企業。この三条件が合わさったゾンビ企業が、ゼロゼロ融資なんかで生きながらえていて今は金利が上がっているので倒産が増えている、と中小企業のなかのゾンビ企業比率は非常に高いという問題があるんです 

田中氏はゾンビ企業を再生させる方法を指摘する。 

(田中氏)でもゾンビ企業って景気が良くなるとすごい減るんですよ。統計でも明らかで、アベノミクスで積極的な金融緩和をしたときゾンビ企業の比率が先進国のなかで日本が最も低くなったんです。それまでは高かったのに、ゾンビ企業が生き返ったんです。素晴らしいものを作っても、買われなかったらだめじゃないですか?私がキレッキレのコメントをSNSでつぶやいていても、ラジオ局にお呼びがかからなければここで喋れないし売上ゼロなわけです。そういった違いですよ

(寺島アナ)企業からしてみれば売れなきゃしょうがないですよね」

(田中氏)日本政策投資銀行さんは、ゼロゼロ融資が打ち切られて苦しい中小企業を再生させる意気込みは素晴らしいですけど、経済状況全体を改善する金融と財政政策の組み合わせをやれば、ゾンビ企業が無くなって政策投資銀行さんの仕事はなくなるんです」

(寺島アナ)「政策投資銀行さんの仕事がなくなるのは良いこと?」

(田中氏)「良いことです。日本政策投資銀行さんは素晴らしいことをしたいわけですが、景気が良くなったらその仕事はいらなくなっちゃいます。公的な金融機関が本当にいる?っていう問題もあります」

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