ラジオをテレビで見る~『PAO~N TV』1周年

10月5日(火)放送に臨む沢田幸二エグゼクティブアナウンサー、矢野ペペ、いわぶ見梨

KBCラジオ平日午後1時~好評放送中の『PAO~N』は、再来年に放送開始40周年を迎えます。この番組を地上波テレビでOAしている『PAO~N TV』が、去年10月10日の第一回放送からまもなく1年を迎えます。
ラジオスタジオに固定した1台の小さなカメラで放送を収録する。テロップを付けて編集する。これだけです。そのままのスタイルで、ラジオの持つ特長を伝えたいからです。
ラジオで聴き逃したシーンはradikoでも再生可能ですが、これに動画が付いてくるとちょっとお得感がありませんか?
ラジオスタジオで盛り上がっていたシーン、パーソナリティーが手をたたいて爆笑していたシーン。おいしそうなスイーツを試食していたシーン。全て『PAO~N TV』なら視聴できます。
制作費はあまりかけられない事情があるため、最小限の態勢で番組を作っています。

普段は見ることのないラジオスタジオの風景を、映像とともに楽しめるのがこの番組。
バラエティー色の強いシンプルなエンターテインメントを、ラジオを聴くように見てみると、きっと意外な発見があります。

私たちスタッフが目指すのは、ラジオファンだけでなく「普段ラジオはちょっと…」というノンリスナーにも、ラジオの魅力を感じてもらえること。
権利関係上、放送できるものには限りがありますが、エリア外のリスナーや見逃した方向けに公式YouTubeチャンネルもあります。
名物は、沢田幸二エグゼクティブアナウンサーが独断で芸能界を斬る番組冒頭の日替わりネタ、いわゆる「前ピン」。
これはラジオでしか聞けないので、初めての人は是非、radikoで聞いてみてください。

おすすめスタイルは以下の通り。

①平日午後1時~PAO~Nを聴く
②週末(土)はPAO~N TV
③見逃したら翌週金曜(たまに木曜)再放送をチェック
④それでも見逃したら公式YouTubeチャンネルへ!

放送は土曜深夜2:50~(時間変更の場合あり)とド深夜です。金曜の再放送もド深夜です。なので、この番組を楽しむポイントを一つ。

「ラジオを聴くようにゆるく、夜更かしの時の❛ながら見❜で」

プロデューサーおすすめのスタイルです。

PAO~N
放送局:KBCラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 13時00分~17時55分
出演者:おすぎ、コガ☆アキ、矢野ペペ、いわぶ見梨、居内陽平、和田侑也、ルーシー、松村邦洋、深瀬智聖、波田陽区、原田らぶ子

※該当回の聴取期間は終了しました。

村上信五、著書『半分論』が売上好調。大竹まことも興味津々

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、4月24日の放送にSUPER EIGHTの村上信五が出演。今月発売し、売上が好調の著書『半分論』や、執筆のきっかけを語った。

大竹まこと「いままで若手がずいぶんここに来ているけど、バイトと(芸人の)仕事の割合を聞くと、近ごろの若手は『バイトしていません』という人が多い。何しているの、と聞けば『YouTubeで儲かっている』と。久々に『芸人が1、バイトが9』。もううれしい!」

大竹まこと「本(『半分論』)が売れているという話です」

村上信五「初日に重版がかかった、と言われて。そんなに手にとっていただけると思わなかったので、ありがたいです」

大竹「これが簡単なんだけど難しいというか。“半分論”と書いてある表紙のところに、小さく“村上信五”って書いてあるのね。タレントだったら普通、もっと名前がデカいはずなのに。すごいなと思って」

大久保佳代子「“SUPER EIGHT”も書いていない」

村上「はい。個人的な思考論なので」

大竹「巻頭のところに見城徹さん(幻冬舎)が『現代のアウフヘーベンだ』と」

村上「(アウフヘーベンは)ヘーゲルというドイツの哲学者の考え方で。知らなかったんです。書くきっかけは、ここ(文化放送)の『村上信五くんと経済クン』というラジオで。三宅香帆さんが来てくださったことで。半分論みたいな考え方を話したら『本で読んでみたい』と。とはいえ出版社も何も決まっていなかったので、ちょこちょこっと20ページぐらい書いて。ご縁がある出版社の方が見城さんでしたから、『これって本として成立するか見てもらえますか』と」

大久保「はい、はい」

村上「そうしたら『出そう』『現代のアウフヘーベンだ』と。アウフヘーベンってなんですの(笑)、というところから始まって。考え方って1つでも2つでもない。AとBがあったらA+Bもある。濃いAも薄いBも。どっちでもない、ということが多いじゃないですか。そういうことを考えていた人が過去にいるんだよ、と。知らずに自分でたどり着いたんだから書くべきだ、と言ってくださったのが決め手で。正式なオファーということでいいですか、ということで書いたのが『半分論』です」

大竹「アウフヘーベンという考え方ね」

大久保「三宅さんという方が、本を書いたらどうですかと勧めたと。最初、村上さんは半分論のどの部分を言ったんですか?」

村上「三宅香帆さんが本(『なぜ働いていると本が読めなくなるのか?』)をお出しになっていて。その宣伝のときだったんです。僕も読ませていただいて。ご紹介したときに、めちゃくちゃわかるところありますわ、と。僕も忙しいと読む時間なくなるけど、時間のやりくり捻出したら、つくれた。ある種、自分次第ですよね、と」

大久保「確かに」

村上「忙しいから、というのを人は言い訳にしちゃう。あれ見なきゃ、これ見なきゃ。でもそれって減らすという選択もできるじゃないですか。絶対にSNS見ないといけないわけじゃない。ニュースだってこれだけ情報過多なら取捨選択できるし。人のせいじゃないですよね、という考え方。『半分、人のせい。半分、自分のせい』と思っているんですよ、というのがきっかけで『それ、本に書いてくださいよ!』と一言いただきました」

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