北野誠×竹内義和 伝説のコンビが10年ぶりに復活!『角田龍平の蛤御門のヘン』

北野誠と竹内義和のコンビによるギリギリトークが話題を集め、サイキッカーと呼ばれる熱狂的なファンを生み出した伝説のラジオ番組『誠のサイキック青年団』。 2009年3月の突然の終了から10年ぶりに誠×竹内コンビが復活した。自らサイキッカーを公言する弁護士・タレントの角田龍平がKBS京都ラジオでパーソナリティを務める『角田龍平の蛤御門のヘン』で二人をゲストに呼び夢のマッチメイクを実現させた。

令和の坂本龍馬?夢のタッグ復活の仕掛人

『サイキック青年団』終了後は共演することのなかった北野と竹内だが、角田とは共に旧知の仲。『蛤御門のヘン』にも竹内は度々ゲスト出演しており、今年3月には北野も初出演。その際の打ち上げで「俺と竹内さんが共演するなら角田の番組やな。弁護士がついててくれた方がコンプラ的にも安心やし(笑)」と北野が発言。それを受けた角田が京都での二人の再会を実現させ、“令和の坂本龍馬”角田龍平の面目躍如となった。

封印解かれたサイキックトーク

オンエア前日に行われた収録には噂を聞きつけた業界内サイキッカーも詰めかけスタジオも異様なムード。先に到着していた角田、竹内が待ち構える中、名古屋のラジオを終えた北野がスタジオに着くと打ち合わせもそこそこに収録スタート。『サイキック青年団』のオープニング曲、Iggy Popの「Real Wild Child」が流れる中、角田が緊張ぎみに二人を紹介しトークの口火が切られると、一瞬にしてサイキックの空気感がスタジオを包む。 プロレス、オカルト、下世話なトークに、放送で言えないワードは筆談トークと、次々と封印が解かれるサイキック要素を、北野も竹内も一つ一つ確認するように楽しみながら、濃密な言葉の組手が繰り広げられた。

「今の二人がどんな話をするか、僕も聴きたい」

サイキッカーの夢である誠×竹内コンビ復活を仕掛けた角田は「弁護士は当事者の間に入って調整するのが仕事なので、弁護士らしい仕事ができた(笑)」と語る。今回の放送には「かつてのサイキッカーで、いまラジオから離れている人には、またラジオに戻ってきてほしい。『サイキック青年団』を聞いたことのない人には、こんな面白いラジオがあるんだということを知ってほしい」という思いを込めているそう。 「サイキックの再現ではなく、誠さん、竹内さんも60歳代になって今の二人がどんな話をするのか僕も聞きたいので、特に何かを演出するつもりはない。二人の変わった部分と変わっていない部分を楽しんでほしい」と角田が語る『角田龍平の蛤御門のヘン 真夏のサイキックミーティング』。京都で繰り広げられた真夏の夜の夢を是非聞き逃さないでほしい。

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角田龍平の蛤御門のヘン
放送局:KBS京都ラジオ
放送日時:毎週水曜 19時30分~21時00分
出演者:角田龍平、北野誠、竹内義和
番組ホームページ

※該当回の聴取期間は終了しました。

周防正行「サイレント映画について大変な勘違いをしていました」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、映画監督の周防正行が出演。最新映画『カツベン!』の題材となったサイレント映画について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは映画監督の周防正行さんです。周防監督の5年ぶりとなる最新作映画『カツベン!』が全国公開中です。『カツベン!』は、映画の始まりの時代を駆け抜けたスーパースターである、活動弁士の話なのです。

周防)日本に初めて映画が入って来たときに、「Motion Picture」という言葉をそのまま訳して「活動写真」と呼んだのですね。そのときは、まだ映画に音がなかったのですよ。スクリーンの横に人が立って、写っているものの説明を始めたのです。最初は物語映画ではなかったから、何が写っているかとか、どうして動くとか、まさに“写真が動く”ということは始めてのことだったので、世界中で流行るわけです。当時、日本ではそのように説明する人が、最初の日の上映からいたのです。

黒木)つまりは紙芝居みたいに「こういう物語ですよ」と、ト書きも言えばセリフも言うという…。

周防)最初は単なる出来事が写っていました。駅に列車が到着するとか、工場から人が出て来るとか。それがやがて物語を持つようになって、弁士は物語をきちんと説明することを始めました。こういう文化が根付いたのは日本だけなのです。アメリカやヨーロッパでも説明する人が立った記録はありますが、職業としては説明していません。アメリカ、ヨーロッパは生演奏の音楽だけで魅せていたのです。

黒木)『カツベン!』はオリジナルの作品ですが、どうしてこれを映画にしようと思われたのですか?

周防)僕が浅はかにも、ずっと無視をして来たから。

黒木)え?

周防)大学生のときに、サイレント映画をたくさん観ていました。そのときはサイレント映画だから音がない状態で、活動弁士の説明も音楽もない、まさに無音の動く画を観るというのが、サイレント映画の見方だと思っていました。活動弁士がいることも、音楽があることも知っていたのですが、それを無視していたのです。サイレント映画なのだから、サイレントで観ないと監督の意図は伝わらないのだと、ずっと思って生きて来た。でもつい最近、僕の助監督をして下さっていた片島章三さんが「こんな本を書きました」と、この映画の元になる台本を読ませてくれたのですね。

黒木)いつも周防監督は、ご自分でシナリオをお書きになりますよね。

周防)自分のシナリオではないのは、今回が初めてです。

黒木)そのシナリオを読まれてどうだったのですか?

周防)「僕はなんて勘違いをしていたのだろう」と思いました。当時、明治の終わりから大正昭和の始まりにかけて、無声映画をサイレントで観ていた人はいなかったのです。当然、映画監督は自分の作ったものが上映されるときに、生演奏があり、誰かの説明が入るとわかって撮っていたのですね。要するに、監督がサイレントで観てもらうことを前提に撮っていなかった。それを僕はサイレントで観ていたのですよ。「これはいけない」と。それも僕は映画監督なのに、なぜ日本映画史の重要なことを無視して来たのだと思って、大反省です。音がない状態で物語をつくり上げるというのは、映像を作る人間としての最高のテクニックだ、技術だと思っていたのです。それこそが映画の基本と言うか、映画の本質だろうと。

黒木)それが180度変わったわけですね。

周防)変わりました。

黒木)活動弁士という方々がいて、初めてサイレント映画は成り立つのだと。

撮影・下村一喜

周防正行(すお・まさゆき)/映画監督

■東京・目黒区出身。1956年生まれ。
■立教大学在学中に、高橋伴明監督の助監督を務めるようになり、以降、若松孝二監督や井筒和幸監督の作品に助監督として携わる。
■1984年に小津安二郎へのオマージュを含んだピンク映画で監督デビュー。
■1989年に『ファンシイダンス』で商業映画初メガホン。
■1992年の『シコふんじゃった。』で、日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。
■1996年には大ヒット作『Shall We ダンス?』公開。日本アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞など13部門を総なめ。
■2006年には痴漢の冤罪裁判を描いた『それでもボクはやってない』、2011年にはバレエ作品を映画として収めた『ダンシング・チャップリン』、2012年には終末医療を題材にしたヒューマンドラマ『終の信託』、2014年には花街で成長する舞妓の姿を描いた『舞妓はレディ』を監督。
■最新作は、2019年12月13日公開の『カツベン!』。大正時代に全盛だった無声映画を個性豊かな語りで彩った「活動弁士」が主人公。活動弁士を志す青年・俊太郎を成田凌が演じ、ヒロインを黒島結菜が演じる。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月9日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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