「鶴瓶さんが引き受けてくれたらと、祈るような気持ちで……」江口のりこ、自身の“父親役”決定までの裏話を明かす

笑福亭鶴瓶が4月7日、ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、映画『あまろっく』(4月19日全国公開)で共演する女優・江口のりこと、同映画の裏話を語り合った。

笑福亭鶴瓶、江口のりこ

同作で主演を務める江口だが、鶴瓶が演じる“近松竜太郎”は、江口演じる“近松優子”の父であり、中条あやみ演じる“近松早希”と再婚して夫婦になる役どころである。

そんなひとクセある役を見て、「鶴瓶さんしかいないな」と感じていたと江口は明かした。この『あまろっく』の出演オファーがあった際、「尼崎に2か月滞在できるならやります」と出演を決めたという兵庫出身の江口。だが、その時には父親役が誰になるかは、まだ決まっていなかったという。しばらくしてから「(父親役は)鶴瓶さんはどうかと考えていて……」と映画スタッフから聞き、「忘れてた! 鶴瓶さんやん!」とその存在にビビッときたとのこと。

「鶴瓶さんなら私の父にも見えるし、不思議と中条あやみちゃんの夫にも見えるんです」

……そう、瞬間的に感じたという江口は、「鶴瓶さん、引き受けてくれたらうれしいなと祈るような気持ちで過ごしてました」と明かした。

そんな江口の心境を初めて聞いたという鶴瓶は「俺はそんなん考えてなかった」と明かし、「ストーリーがどうよりも、江口のりこさんと中条あやみさんと共演できるという点から出演オファーを受けた」と語った。「ストーリーも知らんから……ご存知の通り」と鶴瓶がこぼすと、江口は「(台本を)読んでないからね」とバッサリ。「読んでないのに一番台本汚いんですよ」と詰める様子は、父と娘のように容赦が無かった。

今作の撮影中を自分を思い返すと「なぜかずっと怒っていた」という江口。そんな、じんわりと何かに苛立ちながら進んでいく様子は、作中の“近松優子”の心情とかなりリンクをしている。撮影中も何度も「何でやろ?」「なんでそうなんねん」と思うことが多かったという。

そして父親役の鶴瓶はというと、のほほんとして何も考えていないように、江口の目には映っていた。

「なのに、後から(完成版を)見たら鶴瓶さんが一番その世界にいる人に見えるんです」

笑福亭鶴瓶、江口のりこ、上柳昌彦

放送では、江口と鶴瓶それぞれの映画の撮影へのアプローチの仕方の違いが垣間見える瞬間も、度々展開された。

鶴瓶をはじめ、“天使だった”という中条あやみ、そっと大人な対応で助け舟をだしてくれた駿河太郎、保健室の先生のようだったメイクさんなど、さまざまな助けを借り、無事に撮影を終えたという江口のりこであった。

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笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ
放送局:ニッポン放送
放送日時:2024年4月7日 日曜日 16時00分~17時30分

※該当回の聴取期間は終了しました。

「東日本大震災」で得られた“経験”“教訓”が薄れている? 冊子「津波から生き抜く じぶん防災プロジェクト」で命を守る方法を再確認

手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「防災 FRONT LINE」(毎週土曜 8:25~8:30)。今回の放送では、津波のメカニズムに詳しく、被災地の復興活動にも尽力している東北大学 災害科学国際研究所の今村文彦(いまむら・ふみひこ)教授に、冊子「津波から生き抜く じぶん防災プロジェクト」について伺いました。


※写真はイメージです



東日本大震災から3月11日(月)で13年を迎えました。冊子「津波から生き抜く じぶん防災プロジェクト」について、制作に携わった今村教授は「現在、(東日本大震災)当時に得られた経験や教訓は、だんだん薄れてしまっています。そこで、もう一度あのときの教訓を振り返り、まとめる必要があると思いました。(この冊子では)特に個人でできること、やらなければならないことをパンフレットのような形でまとめました」と話します。

この冊子は、第1章~第3章に分かれており、まず第1章は“東日本大震災を津波災害の視点から振り返る”というトピックで、岩手県、宮城県、福島県での津波被害について振り返っています。

第2章は、“津波はそもそもなぜ発生し、どんな性質を持っているのか”など、津波の基本やメカニズムについて詳しく書かれています。例えば、津波は海が深いほど速く伝わる性質があります。水深5,000メートルの沖合いにおけるスピードは、800㎞というジェット機に匹敵するほどの速さで、水深が浅いところでも、オリンピックの短距離走選手並みの速さで陸上に押し寄せてきます。

また、水深が浅くなるほど津波の速度は遅くなるため、陸地に近づくにつれて後から来る波が前の津波に追いつくことで、波の高さは高くなります。ゆえに、海の近くにお住まいの方は、特に津波避難ビルや3階以上の鉄筋コンクリートの建物がどこにあるかなどを事前に確認しておく必要があります。

第3章は、津波から自分の命を守り、生き抜くための方法を考えます。この冊子では、津波避難について「我々は地震が起きた後、いろいろな行動を取りますが、この行動というのは、日常の心理学とすごく関係しています。正常性バイアス(異常なことが起こったときも“大したことじゃない”と平静を維持しようとする心理状態)もそうです」と今村教授。

さらには、「我々の頭のなかで記憶している(街の)地図で、例えば、よく通っている道でも実際の地図とはズレがあって、距離感や方向が違っていたりします。これを“心理的な地理情報”と呼ぶんですけれども、(この冊子では)実際の状況と今思っている状況が違うことを認識していただきつつ、いざというときに正しい行動をしていただきたいです」と説明していました。

津波のメカニズムや特徴について、改めて確認してみてはいかがでしょうか。

<番組概要>
番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/

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