オーディションを勝ち抜いた人気イチナナライバーが『オールナイトニッポン0(ZERO)』に集結!レイザーラモンとRGと“あるあるネタ”で大盛り上がり

3月22日(土)深夜、お笑いコンビ・レイザーラモンのHGとRGがメインMCを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン0(ZERO)~17LIVE SP~』が放送。ライブ配信アプリ『17LIVE(イチナナ)』のオーディションイベントで総勢600名から選ばれたイチナナライバー(ライブ配信者)の「yuna」「DaikiYamanaka」「ななみん」が出演し、それぞれの活動や楽曲などについて語った。

『オールナイトニッポン』を担当するのは2014年以来だというレイザーラモンの2人は、冒頭のトークの中で、当時の出来事や、現役パーソナリティとの絡みについて回想。また、RGの最新モノマネである、「メジャーリーグの開幕シリーズ、ドジャース−カブス戦終了後、『news23』で街頭インタビューを受けた、戸田奈津子とみられる女性のモノマネ」について触れる場面も。さらにその流れから、RGが得意とする“あるあるネタ”の戸田奈津子バージョンを披露するなど、番組オープニングから盛り上がりを見せた。

ライバー1人目:yuna

ここで早速1人目のゲストとして、yunaが登場。yunaは名古屋出身の22歳で、ソロシンガーとして活動中。曲は恋愛ソングが多く、恋愛の妄想をする日々を過ごしているという。『17LIVE(イチナナ)』での配信は、2年間どんな日も休まず毎日おこなっており、「平均3~4時間はやっている」と話した。

また、実家では鳥類や爬虫類など約40匹のペットを飼育しているそうで、日本最大級の爬虫類・両生類イベント『ナゴヤレプタイルズワールド』のアンバサダーも務めている。実家にはペット専用の部屋もあるといい、動物好きだというRGは羨ましそうな反応を見せていた。

さらに、最近では体長60cmほどの巨大カメがペットとして仲間入りし、寿命は50~60年とのこと。現在は両親が世話をしているが、ゆくゆくは自身がすることになるため、「カメを受け入れてくれる人じゃないと結婚できない」と語る場面もあった。

最後に、yunaの楽曲『Anti ClockWise』をオンエア。反時計回りという意味を持つこの楽曲は、好きになってはいけない人との恋愛を描いているそうで、「もしも時計が反対に回り出すのなら一緒にいられるかもしれない…。そんな2人の歌です」と語っていた。

ライバー2人目:DaikiYamanaka

続いて登場したDaikiYamanakaは、兵庫県出身で千葉県在住の27歳ソロシンガー。Daikiは出身の小中学校がHGと同じだそうで、学校の“あるあるネタ”を披露し、その光景を知っているHGのみが爆笑するという一幕も。音楽活動は元々友人3人とおこなっていたが、『17LIVE(イチナナ)』で配信を始めたDaikiのみが稼ぐようになって“格差”が生まれてしまったことから、解散するに至ったと事情を明かした。

それを受けてRGも、かつてHGのみがブレイクし、コンビ間で気まずい関係になった時期があったと告白。しかしそんな中、「天龍源一郎・川田利明 vs レイザーラモン」のプロレスの試合が開催され、試合後に2人で抱き合って泣いたことで再び絆が深まったという。そうした経験から「(相方やメンバーと)同じ危険な目に遭ったら仲直りすると思う」とDaikiへアドバイスを送ったRGだったが、HGは「それは特殊な状況やからな…(笑)」と苦笑していた。

最後に、3月29日にリリースするDaikiの楽曲『WHY NOT?』を初オンエア。「WHY NOT?」とは「なぜやらないんだ?」という意味であり、聴く人や自分自身を奮い立たせるようなメッセージを、ハイパーポップという新しいジャンルで投げ掛けた楽曲となっている。

ライバー3人目:ななみん

その後は、3人目の登場となる、ななみんとのトーク。ライバー歴7年目の「田舎系ライバー」で、この日も自宅のある富山県から終電でやってきたという。将来の夢は建築士で、いつかは自分の家を建てたいと語っていた。

また、お笑いが大好きということで、RGから好きな芸人について尋ねられると、「霜降り明星さんとサンドウィッチマンさんです」と回答した。自分たちの名前が挙がらなかったため、HGが「レイザーラモンのことは…」とやんわり促すと、ななみんはすかさず「大好きです!」と食い気味に反応。しかし、HGは「食い気味に『大好きです』は、嘘つく人ですよ」と疑いの目を向け、RGも「霜降り明星とレイザーラモンのファンは被ってない」と、あまり信用できていない様子だった。

だが、実はななみんには、オーディションの際、RGの“あるあるネタ”を披露して合格したという話が。さらに、RGが過去にテレビ番組で披露した“家電あるある”を参考にしたとななみんが話すと、RGは「よく知ってますね~」と驚いていた。

ななみんは、雑談系ライバーとして活動しており、配信中はリスナーと会話するような形で雑談を楽しんでいるとのこと。また、将来どの道に進むべきかをリスナーに相談することもあるそうで、これについてななみんは、レイザーラモンの2人へも相談。するとRGは「その人がどの職業だったかは、亡くなったあとにみんなが決めることだから。生きているうちは、自分の好きなことをしていいんじゃないかと思います」と諭すように助言。急に真面目なトーンで語り出すRGに、HGは笑いながらも「渋いな~RGさん」と称賛し、ななみんも参考になったという様子で頷いていた。

最後にななみんは、菅田将暉の楽曲『クローバー』をリクエスト。自身が入院していた期間にこの曲を聴いて元気をもらったといい、「(今後も)この曲を聴いて元気になろう」と自身の中で誓った楽曲であると語っていた。

企画『配信あるある言いたい』

ここで再びライバー3人が登場し、企画『配信あるある言いたい』を展開。これは、ライバー3人が配信をおこなっていている中で感じた“あるあるネタ”を歌に乗せて披露するという企画で、RGが様々な楽曲に乗せて歌い上げた。

Vaundyの『怪獣の花唄』に乗せて披露されたyuna考案のネタは、「配信始めて声変わりがち」。yunaは長時間配信や歌などで喉を酷使している影響で、どんどん声がハスキーになっていったというが、「その声がいい」とリスナーに称賛されたり歌に味が出たりすることも多いため、プラスに捉えていると話していた。

DaikiのネタはBTSの『Dynamite』に乗せて披露され、その内容は「『配信終わります』って言うと人が集まってきがち」。配信が終わる間際になると急に人が増えたり、今までコメントしていなかった人たちが書き込みを始めたりすることがあるそうで、それによって配信時間が延びることもよくあるという。

ななみんは、安全地帯の『ワインレッドの心』をリクエストし、ネタの内容は「初心者のほうが人気になりがち」。リスナーは新人ライバーを応援しがちな面があるそうで、「イチナナライバーさんは、モデルさんとか女優さんとか可愛い子が結構多くて、その人に(リスナーを)取られていきます…(笑)」と切実な事情を語っていた。

ライバー3人とトーク

今回は『春あるある』をテーマにリスナーからメールを募集していたが、それを受けて3人もそれぞれの“春あるある”を発表することに。yunaは「春用のアウターを買っても(すぐに暑い時期に入るため)1~2回しか着ない」、Daikiは「寒暖差がすごすぎて脇汗すごくなりがち」という、春ならではの気温に関するネタを。ななみんは、「お花見をしたくてレジャーシートや弁当箱を買うが、毎年できない」というやや切ない内容を披露した。

さらにはリスナーからも、「『キユーピー3分クッキング』で山菜を使った料理が出がち」「『若くていいな』って言ってくるおじさん増えがち」「気づいたら(春が)来ていて、気づいたら終わっていがち」などのメールが寄せられ、RGが歌に乗せて披露し盛り上がった。

エンディングトークでは、RGを中心とした“あるあるネタ”を楽しんだ2時間を振り返り、3人それぞれ感想を。最後はRGが、Vaundyの『走れSAKAMOTO』に乗せて、「ライバーは白い服着がち」という“イチナナライバーあるある”を披露し締めくくった。

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