温泉エッセイスト・山崎まゆみがすすめるバリアフリー温泉宿~山形県小野川温泉の『登府屋』、長野県松本の『浅間温泉ホテル玉之湯』

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、温泉エッセイストの山崎まゆみが出演。おすすめのバリアフリー対応の温泉宿を紹介した。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは温泉エッセイストで跡見学園女子大学兼任講師の山崎まゆみさんです。今年(2019年)の春に河出書房新社から、『さあ、バリアフリー温泉旅行に出かけよう!』という本を出版なさいました。

山崎)私は温泉地に行くと、バリアフリールームやバリアフリー対応を必ず見るようにしています。たぶん日本でいちばん、その部分の現場を見ていると思います。改めて思うのですが、日本には完全なバリアフリー施設が少ない。バリアフリールームがあればそれでいいということではなくて、観光地、旅館の方々が「ぜひうちの温泉でくつろいでほしい、楽しんでほしい」という、心のバリアフリーが大切なのです。私が責任と自信を持って読者さん、リスナーさんに紹介したいのは、施設も使いやすく、アクシデントにも相談に乗ってくれるような、経験値が高く大歓迎の旅館です。

黒木)ぜひ紹介していただけますか?

山崎)バリアフリー対応の貸し切り風呂をおつくりになったばかりの、山形県小野川温泉『登府屋』という旅館をご紹介させていただきます。こちらの若旦那のお父様が晩年、車いすをご利用になっていたそうですが、「車いすというのは、旅館内では何て使いづらいのだろう」と思ったことがきっかけで取り組まれたそうです。そうしたご自身の背景もあるので、本当にたくさんの高齢の方々が来ている旅館です。この春に新しくつくったバリアフリー対応の貸切風呂は、まず脱衣所と湯舟が引き戸の扉1枚でつながっています。その引き戸開けると、脱衣所の腰かけ椅子からそのまま湯船に入って行ける状態のお風呂で、湯船のなかに脱衣所からお尻を移動させて、湯船から温泉にも入ることができます。スロープになっているので、お尻を滑らせてお湯のなかに入って行ける、滑り台式のお風呂です。これはすごく入りやすいです。

黒木)介助する方と、一緒に入れるということですか?

山崎)体の状態にもよると思うのですが、ご家族でサポート可能な方であれば、一緒に入ることができます。トラベルヘルパーさんも呼んで、お風呂を利用することも可能だと思います。

黒木)山形県の小野川温泉、登府屋旅館ですね。他にはありますか?

山崎)長野県浅間山の松本に『浅間温泉ホテル玉之湯』がございます。そこは貸切風呂で、リフトが付いているお風呂です。リフトが付いていると、人の入浴介助サービスがなくても、車いすからお風呂にある椅子に座って、手動で椅子に座ったまま温泉に入ることができます。高齢のご夫婦で温泉に来た際に、ご主人の足腰が弱っていても奥様が椅子に座り直すことだけをサポートしてあげれば、2人でくつろげる環境があるお風呂です。

ニッポン放送「あさナビ」

山崎まゆみ(やまざき・まゆみ)/温泉エッセイスト

■新潟県長岡市出身。温泉エッセイスト。
■世界32ヵ国、1000ヵ所以上の温泉を巡り、温泉での幸せな一期一会をテーマにテレビ・ラジオ・雑誌・新聞などでレポート。
■また温泉宿向けの講演、内閣府ユニバーサルデザイン評価会議に参画するなど、誰もが楽しめる観光地や宿の啓蒙に取り組む。
■現在、跡見学園女子大学兼任講師、にいがた観光特使などを務める。
■近著に『さあ、バリアフリー温泉旅行に出かけよう! 準備から旅の注意点まで、知って安心の親切マニュアル』(河出書房新社)などがある。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(11月6日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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菅井友香、 ファンミーティングでまさかのハプニング!ビンゴ大会でビンゴ者続出!?

サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』でパーソナリティの菅井友香が初のファンミーティング「菅井友香ファンミーティング~Evolution」でファンの名称を改めたことや起こったハプニングについて語った。

「「その日」が今日だったのかなって思えた」-

菅井友香初のファンミーティング「菅井友香ファンミーティング~Evolution」の東京公演直後の収録だったという菅井。そのファンミーティングでファンの名称をこれまでの「ばりーず」から、「yukkars」に変更したと語った。

「ばりーず」も3年程使っていて愛着があったというが、そんな愛着のある名前をどうして変えたのかの理由については、海外のファンも増えてひらがなの名前ではなくて英語名称にしたかったことなどが背景にあったという。

そんな東京公演では、菅井の希望でビンゴ大会が行われた。グッズのTシャツにサインを入れたものやカレンダー撮影の時のオフショットチェキのフレームデザインをイベント仕様にしたものなど豪華な景品が用意されていたが、ここでまさかのハプニングが起きた。

イベントの時間の都合でビンゴを始めから終わりまですることができないため、事前にビンゴの番号を15個一斉に発表したそうで、その結果、ビンゴ大会が始まる前からビンゴ達成者が続出してしまったというのだ。

最終的にその時点でビンゴになった人には壇上でじゃんけんして景品を分けあってもらい、後にビンゴを達成した人には「菅井に何でも質問できる」という景品が贈られたそうだ。

そんなハプニングもありつつのファンミーティングだったが、菅井は卒業したタイミングではまだ声出しが解禁されておらず、久しぶりにファンであるyukkarsたちの声が聴けたのがとても嬉しかったという。

また、菅井が櫻坂46を卒業した際の楽曲が「その日まで」だったが、そのことに触れつつ菅井は「「その日」が今日だったのかなって思えた。そのために、頑張ってこられたし、待っていてくださったみなさん、来てくださった皆さんとの再会も嬉しかったです」と語った。

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