霜降り明星・せいや、アグネス・チャンからのバレンタインチョコに歓喜と嫉妬

2月14日(金)深夜、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品とせいやがパーソナリティを務めるラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週金曜27時~)が放送。せいやが、歌手・アグネス・チャンから届いたバレンタインチョコと手紙に歓喜する場面があった。

せいや:バレンタインの奇跡と言いましょうか。なんと、アグネスからバレンタインが届いています! 本人からですよ!

粗品:まあ、届いてるな。

せいや:アグネスは、本当にすごいんですよ。僕らみたいな若手芸人に去年も送ってくれてるんですよね。バレンタインチョコを。

粗品:そうですね。

せいや:僕は『アグネスが好きです、ファンクラブに入っています』とか言っているからわかるけど、相方の粗品くんにもちゃんと毎年、送ってくれてるんですよ。

粗品:そうなんですよね。

せいや:すごくない?

粗品:すごい!

せいや:ってことは、めちゃくちゃ送ってらっしゃるから。

粗品:そうなんかな?

せいや:そうでしょう。たぶんアグネスは、関係者のほとんどに送っていると思うよ。

粗品:ちょっと僕、まだ開けてないんですよ。

せいや:ちょっと、開けようや。

粗品:今、手元に箱が届いてるんで。

せいや:俺はもう、開けちゃった。

粗品:はいはいはい。じゃあ俺、今から開けていい!?

せいや:俺は、チョコもすごいけど、アグネスからの手紙。

粗品:おお~!

せいや:(便箋を見せながら)この、直筆で名前、これ、めちゃくちゃレア。アグネスの字やからな。

粗品:わからん。マネージャーの可能性も大いにあるよ。

せいや:いやいや、そこだけマネージャーが書くってないでしょ。それで、中身の手紙もアグネスの手書きなのよ。

粗品:え!? 手書き? 本当にアグネスの字?

せいや:アグネスの字やろ!

粗品:やっぱりちょっと下手? 日本語とか寄れてたりする?(笑)

せいや:なめるなよ! あの人、何か国語を喋れると思ってるねん!

粗品:そうなんや、失礼しました。ちょっと、開けようかな。

せいや:別にお前と仲間割れとかしたくないけど、お前に手紙が入っていなかったら熱いよ、俺!

粗品:あ、なるほどな!

せいや:俺は手紙が入ってるから。

粗品:だって俺、結構、アグネスさんのことを冗談で腐したりしてるから、俺には入ってないと思う。

せいや:知らない人の為に言っておきますけど、僕は高校の時からアグネス・チャンさんのファンクラブに入っているんです。

粗品:(チョコは)今回、吉本の事務所に届いたんですけど、開けましたよ。手紙、入っていました!

せいや:うわ! くそ!! なんやねん、マジかよ!! 字を見せてや。(粗品の手紙を見て)アグネスの字やないかい……。

粗品:なんやねん、そのトーン!

その後、お互いの手紙を確認し合った二人。その内容はほぼ同じだった為、せいやは「そういう人ですよね。僕だけにやったらちょっと……っていう」と語り、アグネス・チャンの気持ちを推し量った。

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オンラインゲームにも登場!「山鳥毛」がプロジェクトで里帰り

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(2月9日放送)では、「岡山県瀬戸内市に国宝の日本刀が里帰り!?」というトピックスを紹介した。

※画像はイメージです

日本の名刀を男性に擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞」などの人気で、昨今注目されている日本刀ブーム。そんななか、「岡山県立博物館」で保管されている国宝の備前刀「太刀無銘一文字」、通称「山鳥毛」が話題になっている。

岡山県瀬戸内市による「山鳥毛里帰りプロジェクト」は、瀬戸内市で生まれた名刀「山鳥毛」を地元に戻したいと、購入資金などをふるさと納税などによる寄付で募ったもの。およそ1年3ヵ月、ついに購入の目標額である5億1309万円に到達した。

瀬戸内市の「山鳥毛」への想いとは、一体どのようなものなのか? 瀬戸内市教育委員会・社会教育課の課長補佐である若松挙史さんに、立川晴の輔が話を伺った。

 

晴の輔:目標金額を達成したということですが、すごい金額ですよね。

岩松:ありがたいことに、1月26日までで寄付総額は8億239万円。返礼品費などの諸経費を除いた資金は5億6838万円となり、太刀5億円と展示ケース1309万円の購入費からなる目標額を上回りました。

晴の輔:「山鳥毛」は、どのような刀なのでしょうか?

岩松:戦国武将の上杉謙信と、後継者である景勝の愛刀になります。

晴の輔:「山鳥毛」という名前はどこから来ているのですか?

岩松:刀には『刃文』というものがあるのですが、それが変化に富んでいて、激しい『山鳥の羽』の模様であるとか、山が燃えたときの炎のゆらぎに見えるというところから、『山鳥毛』という名前が付いたと言われております。この刀を作ったのは、瀬戸内市長船町福岡に拠点を置き、鎌倉時代初期から活躍していた『一文字派』と呼ばれる人たちになります。

晴の輔:聞くところによると、いまは岡山市にあるのですか?

岩松:はい。『岡山県立博物館』に寄託されています。岡山県内にお住まいの方の個人所有物で、その方から買っていただきたいとのご意思がありました。瀬戸内市が購入しないと売却されてしまい、展示されないという想定があったのです。

晴の輔:守らないといけないのですね。

岩松:そうですね。岡山県の宝、地域の宝として正しく保存してまいります。

晴の輔:「山鳥毛」が戻って来たら、どこで保存されるのですか?

岩松:『備前長船刀剣博物館』という、刀専門の博物館があります。購入しましたら、そこでみなさんに見ていただきたいと思います。

晴の輔:町も変わるのではないですか?

岩松:それを目当てに観光に来る方もいらっしゃるでしょうし、『山鳥毛』を目指して頑張っている刀匠の方も非常に多いです。長船では一時期、1人ということもありました。戦後は日本刀が不必要になり、作ることが禁止されたのが大きいです。ですから職人の育成や、伝統技術の継承・発展にも貢献すると思います。

上杉謙信

晴の輔:多くの寄付が集まったということは、刀に興味のある方が大勢いるのですね。

岩松:文化的な継承に共感していただいた方はもちろんのこと、寄付者の分布状況を見ますと、若い女性が結構な割合でいらっしゃいます。昨年(2019年)のクリスマスのころに、『刀剣乱舞』というゲームに『山鳥毛』が登場してSNSで大騒ぎになり、寄付の上積みとなりました。

晴の輔:あとは戻って来るのみですね。「山鳥毛」は、上杉謙信が使っていたのですか?

岩松:「持っていた」というのが正確ですね。刀は戦国の世であっても、高価なものなのです。フォーマルなところに持って行く刀と、戦に持って行く刀で、どうも使い分けていたようです。

晴の輔:でも、間違いなく上杉謙信が持っていた。

岩松:上杉家の文書に『大切なお刀三十五振り』と書いてありますが、その1つに『山鳥毛』が出て来ます。

晴の輔:瀬戸内市自体が「刀剣の街」なのですよね?

岩松:『備前長船町』がある『長船地域』では、歴史を語る上で刀は欠かせないものになっています。

晴の輔:僕は落語家なので、「備前長船則光」というセリフを言うのです。「備前長船」は刀を作る流派、拠点にしていた場所ですよね?

岩松:『長船派』が盛況になる前に、『一文字派』が栄えていました。国宝に指定されているものは111振りあるのですが、そのなかの47振り…約半数に近い数が『備前刀』です。そのため、日本一の質と量を誇っているのです。

晴の輔:備前がシェアNo.1なのですね。

岩松:はい。『刀剣王国』と銘打っても恥ずかしくないものです。

上杉景勝

晴の輔:「刀剣乱舞」というオンラインゲームから始まって、ミュージカルや舞台も流行っています。刀に興味を持つ方は、どちらかというと歴史好きなおじさんが多いイメージでしたが…。

岩松:以前なら博物館に行くと、大体はご年配の男性が見ていて、一緒に来たお子様は外の売店でソフトクリームをなめていたりしました。しかし、いまは20代~30代の若い女性がお1人で来られて、1日中見られていることも珍しくありません。

晴の輔:食い入るように見ているのでしょうね。いま波が来ているなかで、「山鳥毛」が戻って来るのを待つのみですね。

岩松:そうですね。行政手続きもありますので、今後は議会に「買っていいですか?」とお尋ねして、「買っていいよ」と議決していただければ、無事に買うことができます。

晴の輔:あともう少しですね。

岩松:でも、その後がまた大切です。プロジェクトの一環として1週間程度、博物館で刀を並べさせていただいたところ、1時間半待ちの長蛇の列ができました。

晴の輔:惹かれるものがあるのでしょうね。

岩松:地元のおばちゃんも、「私は初めて見たけれど、他のものと違うわ!」と力説していたので、いいものは『いいオーラ』を放つのでしょうね。ぜひとも本物を見ていただきたいです。

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