水溜りボンド・トミー熱弁 常識を覆したNetflixの「双方向」映画のすごさ

5月21日(木)深夜、YouTuber・水溜りボンドのトミーと、カンタがパーソナリティを務める、ラジオ番組「水溜りボンドのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週木曜27時~28時30分)が放送。それぞれがこの一週間で見たNetflix作品について紹介し、トミーはNetflixオリジナル映画『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』について語った。

本作は「インタラクティブシネマ」という、ストーリー中に選択肢が表示され、登場人物の行動や物語の結末を視聴者によって動かせる映画作品。話題作ではあるが、噂以上に面白い作品だったと熱弁した。

トミー:前から気になっていた映画なんですけど、普通の映画じゃないというか。視聴者が、主人公のストーリーを選択していく作品で。

カンタ:どういうこと?

トミー:これまでの映像作品ではあり得なかったじゃん? 分かりやすく言うと、ゲームみたいな感じです。物語が進んでいくと、画面下に表示が出るんですよ。例えば、『AとB、どっちの朝ごはんを食べるか?』みたいな。

カンタ:分岐があるの?

トミー:そう。物語に分岐があって、『AとB、どっちに付いて行くか?』とかを選択していくわけですよ。

カンタ:すごいね!

トミー:だから、選択した全パターンのストーリーがあって、ゲームオーバーもあったりするわけです。

カンタ:おお!

トミー:“主人公が、ストーリーが分かれていくゲームを開発する”というストーリーで、そのゲームを開発するにあたって、まずゲーム会社に持ち込むんだけど、そのゲーム会社に天才クリエイターがいたり、精神的に患っていてお医者さんとの会話があったり、過去の映像があったりするんだけど……。ストーリーが進むにつれて、自分が前半で選択したことが利いてくるんですよ。

カンタ:自分が選んでいるからこそ、主人公と同じ気持ちで見られるわけね!

トミー:そう! 何秒かに1回選択するし、その選択も時間制限があるから、すぐに選ばないとそのままストーリーが進んじゃうの。だから、他の映画とかドラマ作品と違ってめっちゃくちゃ画面を見る! どっちを選んでも同じストーリーに戻っていたり、後々考えたらすごい遠回りをしていたり、というのもあって、これはめちゃくちゃすごい作品です。

カンタ:見たくなった。

トミー:ゲームの映画バージョンみたいな。尺は一時間半ぐらいなんだけど、おそらく最後までストレートで全部選択肢を当てる人なんていないから、時間は結構かかるんだけど。めちゃくちゃ良くできてる。

カンタ:Netflixでしかできないもんね。ネットに繋がっていて選べるというのが強みだもんね。

トミー:そう、Netflixという自社のコンテンツだからこそ出来た作品なんじゃないかな。テレビにもdボタンとか投票とかあるけど、それによってテレビ番組の内容が変わっていくということですからね!

カンタ:すごい、めちゃめちゃ興奮するね!

トミー:すごいよ! これはエンターテインメントとして、映画のその先というか……。自分が映画の主導権を握って主人公に成り代わるというか、自分で選択していく映画ですね。これは本当にお勧めだし、内容もなんというか、刺激的な内容で。クリエイティブに悩む少年のゲームを開発するまでのストーリーなんだけど、ずっとハラハラするのよ。『こんなの、どっち選んでもダメだよ!』みたいな。でも、どっちかに活路があったり……。そもそも、その選択肢になっている時点でダメだったりね。

夢中になって映画をプレイしてしまったと、熱弁したトミー。これにカンタも感化されて「僕も絶対好きじゃん! いま見る!」と希望したが、トミーに「今は生放送中(笑)」と止められた。

また、カンタは『ARASHI’s Diary -Voyage-』について紹介。現在配信されている分は全話見たそうで、「大好き」、「すごいのよ」、「絶対見て!」と猛プッシュした。

radikoのタイムフリーを聴く

この記事を読む