舛添要一氏、東京五輪開催は「コロナワクチン開発できないとアウト」

前東京都知事で元厚生労働大臣の舛添要一氏が6月4日、ニッポン放送の番組「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか! 激論Rock & Go!」に出演。来年2021年に延期された東京オリンピックの開催の見通しについて語った。

舛添要一

番組パーソナリティの辛坊氏から「オリンピックの見通しはどうですか?」と問われた舛添氏は、元厚労相の目線から以下のように語った。

「それは(新型コロナウイルスの)ワクチンが開発できるかどうかなんだけれども、私の厚労大臣の経験でも、やっぱり2年ぐらいかかるんですよ、本当に安全なワクチンというのは。それで、SARS(サーズ)はワクチンができなかったんですね。MERS(マーズ)もできなかった。同じ“コロナ”の形ですから、できないという可能性も持っておかないといけない。そうすると、もしできなかったら(東京五輪は)アウトです。

ワクチンの開発が年内でできるという説もあるんだけど、間に合って、例えば来年の初めくらいから全世界に70億人ぐらい全部に受けさせて、そうすれば(各国選手団も)来られるかもしれない。だけどもう一つは、経済的に疲弊したアフリカとか中南米から選手派遣する経済力が残っているかと。それから、(追加経費が)最低3000億円いるっていうけれど、もっとかかる、私は5000億かかると思っています。で、日本も(経済状況が)ここまで悪くなって、「それ(追加経費を)出すなら潰れたうちの店を立て直す金を出してくれ」って言う声も増えるかもしれない。でも私は是非(東京五輪を)やりたいと思っている、うまくいくとだいたい30兆円ぐらい経済的な利益が上がるので。

でも、そんなにうまくいくかどうかも、ワクチンの開発が可能かどうかにすべてがかかっている。今、世界中で(開発を)競ってますけど、副作用があるといけませんから(安全なワクチンでなければいけない)。SARSはウイルスが忽然と消えてくれたこともあってワクチンを開発できなかったですけど、私もSARSをずっと見ていたんで、新型コロナのワクチンというのはそんなに簡単かな?という思いがあるんです。みんな頑張ればやれる。しかし、できなければもう絶望的だと。来年夏やらないなら(東京では)もうやらないと。それで今、IOC(国際オリンピック委員会)は10月にそれを決定するって言ってるんですね」

舛添要一 増山さやかアナウンサー 辛坊治郎 飯田浩司アナウンサー

そして舛添氏は「あの五輪の五つの輪というのは“5大陸”なので、すべての大陸から来なくては“五輪”にならないのですよ」と述べ、東京五輪の開催には、疲弊したアフリカなどの経済力も含めて判断する必要があることを示唆した。

radikoのタイムフリーを聴く

神田伯山、冠ラジオ番組をダメ出しされタジタジに

講談師の神田伯山が、ニッポン放送「高田文夫と松本明子のラジオビバリー昼ズ」(5月18日)に出演し、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組について語った。

神田伯山(※2020年2月7日番組出演時)

外出自粛要請に伴って多くの仕事が中止となり、バラエティ番組ではリモート収録を余儀なくされているという伯山。「ブラジルに2週間行くロケがあったんですけど、無くなっちゃって」と、旅番組では内容が変更になったことを明かした。

そんな自粛生活が続く中、伯山がパーソナリティを務めるTBSラジオの「問わず語りの神田伯山」について、高田から指摘を受ける場面があった。

高田:お前のとこに、自粛警察はこないの?

伯山:自粛警察、来ないですよ。ラジオでも炎上しないように頑張ってるんです。

高田:だよな。ここ4週間のラジオ、つまんないもんな。

伯山:やめてください先生、影響力あるんですから。

高田:問わず語らないんだもん、全然。やっぱり伊集院が面白い。

伯山:いやいや先生、そこもチェックしてるんですね。

高田:チェックってなんだよ(笑)。

伯山:やっぱり、リモートだと調子が出ないっていうのもあると思うので、早くいろいろなところに行きたいですよ。

高田:まぁ、米山隆一知事の話だけ面白かった。室井佑月との結婚だろ? あのコメントだけだな。

伯山:的確なのやめてください(笑)

高田:米山知事を語る伯山はよかったよ。切り口が新しい。

5月15日に放送された「問わず語りの神田伯山」で、2人の結婚発表について言及していた伯山。

高田文夫・神田伯山(※2020年2月7日番組出演時)

この放送を聴いていた高田からの予想外のツッコミに、終始慌てる伯山だった。

Facebook

ページトップへ