東京都新たに206人……「新宿区 感染者に10万円」一切報じなかったメディアに辛坊治郎が異論

7月11日、東京都内で新たに206人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。10日は243人、9日は224人と3日連続で200人を越えているが、かねてより、ホストクラブなど「夜の繁華街」関連の感染が目立っているという。

キャスターの辛坊治郎がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、東京・新宿区での新型コロナウイルス感染者を対象した1人当たり10万円の見舞金支給と「夜の繁華街」でのPCR検査の相関について取材をもとにいち早く取り上げ、辛坊が独自の視点で論じている。

新宿・歌舞伎町

東京都の感染者数の発表数字に何か意味があるのか

7月7日の放送では、番組リスナーからの反応を受けて、次のように語っている辛坊。

増山さやかアナウンサー)歯科技工士の45歳の方。「新宿区のコロナ感染者には10万円がもらえるというのはびっくりしました。他では聞いたことがないです」と。

辛坊)実はその新宿区で10万円というニュースは私が調べた限り、6月12日に新聞が1紙(※編集部注:読売新聞)だけ「そういう予算を組みます」というのを一報だけ流しているはずなのです。今回その一報に気がついていたので、最終的にどうなったのかと、土日(7月4日・5日)に調べようと思ったら担当の方が当然いるはずがなく連絡がつかなかったので、7月6日の午前中に(同番組の)サブディレクターの鍋谷君が電話をして確認したところ「議会を通った」と。そして、その10万円をどうやって配るかという具体的な策について決めるという話なのですけれども。

もう予算も条例も通っていますから、新宿区では、区内で無症状でも新型コロナウイルスに感染しているということになると10万円(給付)と。で、ホストの皆さん、こぞってPCR検査しに行きますよね。こういう状況になって出てきているのが、いま発表されている「6日:102人」「7日106人」という東京の感染者の数字ですから。だから、その数字に何か意味があるのか、という話ですよ。今後PCR検査だけ中途半端に増やしていくのは(意味がない)。中国のように徹底的に全員検査するというようなことをすればかなりの意味があります。全員でなくても、ある程度定点観測でサンプルを決めて。

増山さやかアナウンサー)年代や性別をバランスよく。

辛坊)バランスよく毎日100人とか、100日で1万人調べられますから。そうするといろいろな傾向が出てきて、最初100人調べただけでは1人も出てこないかもしれないけれども、だんだん冬に向けて出始めたら、「もしかすると市中感染が広がっている可能性がある」などということが出てくるではないですか。いま東京都の検査能力は1日60,00人ですが、実際に検査しているマックスが3,000人弱と余裕があるので、だったら定点観測で毎日1,000人ずつ調べていけば、相当いろいろな傾向が見えてくるので、やればいいと思うのですけれど。

増山)なぜやらないのですかね。

辛坊)専門家がダメだと。

新宿区役所

新宿区のコロナ見舞金10万円、メディアが一切やっていなかった

増山)ツイッターで「辛坊さんの感染者数のからくり、面白すぎる」と。

辛坊)恐縮です。しかし、先ほどの新宿区の10万円を感染者に配るというのは、その条例案ができた段階で書いていた新聞が1つだけあるのですが、そのあと、条例が可決されて現実に配る準備に入っているという重要な情報をどこも流していませんでした。この番組では独自に6日に我々が新宿区に確かめて事実に基づいて放送しているのだけれども、メディアが一切やっていなかったのが驚きですよね。

なぜ新宿でやたら感染者が多いのかということの、直接の原因かは分からないですけれど、条件として市民、国民は知っておくべき話の1つだろうと思うのですが、なぜやらないのか不思議ですね。そういう意味では我々にそういったことを報道させていただけるチャンスが与えられたということで、私は大変前向きに捉えております。皆さん、ありがとうございました。

辛坊治郎

新宿区長の発言に突っ込みを入れないワイドショーの“資質”

そして、この番組での発信後、様々なメディアでも取り上げられるようになり、この報じ方について辛坊が9日の同番組で苦言を呈した。

辛坊)TBSテレビの番組に新宿区の区長が出て、ホストが10万円目当てに集団調査に協力しているのでは、ということついて「区が出している生活見舞い金の支給は、緊急事態宣言が出された4月7日以前に新宿区に住民がある人だから、ホストは関係ない」みたいな言い方をしているようですけれども、ホストだって新宿区に4月7日以前に住んでいるでしょう。これは何の否定にもなっていない。やっぱり、自分たちのやっていることが間違いだと気づいたら「ごめんなさい」と言ったらいいのに、どうしてもそれを糊塗しようと思って理由にもならないようなことを言い立てるという典型ですね。びっくりだよ。

飯田浩司アナウンサー)「これまで支給が決まった二百数十人の多くは、医療従事者、公務員である」とも言っています。

辛坊)それは、これまでに決まった人はそうかもしれないけれども、これから決まる人はどうするんだよ。何を言っているんだ。こういう、わけのわからない発言をされて、ワイドショーでそこにいた人たちは「そうでございますか」で終わってしまったのか。普通突っ込むだろう。そこが資質だと思います。

菅井友香、大阪でのファンミーティングを振り返りファンへの感謝を伝える!

サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』でパーソナリティの菅井友香が大阪で行われた「菅井友香ファンミーティング~Evolution」について振り返りファンへの感謝や、見に来てくれた家族について語った。

「ありがたいと改めて実感した時間でした」-

3月16日に大阪で行われた「菅井友香ファンミーティング~Evolution」について、改めて菅井が振り返った。東京では、1回目でビンゴになってしまうというハプニングもあったが、大阪ではそんなこともなく無事に終わったという。大阪ということもあり、『競馬BEAT』(関西テレビ・西日本ネット)を見てからファンになったという人も来てくれて嬉しかったと語った。

また、イベント終了後の打ち上げの際、スタッフから「菅井さんのファンはあたたかい」と言われたそうで、会場限定の缶バッジが全て完売した際に会場で拍手が沸き起こったり、景品以上にビンゴが出てしまった際にもお互いに譲り合ったりとなんて優しいんだろうと感動したという。

また、菅井の母は東京公演に。父は大阪公演に観覧しに来たそうで、母は菅井に気が付かずに素通りしたり、父は恥ずかしがってお見送りもお渡し会にも参加せずに帰ってしまったと両親からの応援について嬉しそうに語った。

最後に菅井はファンミーティングについて「ミーティングで皆さんにお会いできて、久しぶりの方も初めましての方も、こうして応援していただけてありがたいと改めて実感した時間でした」とファンへの感謝で締めくくった

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