『半沢直樹』20%越えの高視聴率……しかしテレビ局がいま重視するのは違う数値

テレビドラマ『半沢直樹』(TBSテレビ系)の初回・7月19日の平均視聴率が22%となり、第2回の視聴率もこれを上回る22.1%であった。

この初回の視聴率を受け、キャスターの辛坊治郎は7月20日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」の中で、いまのテレビ業界における「視聴率」データの使い方について解説した。

ドラマ「半沢直樹」で「東京ドラマアウォード2014」主演男優賞に選ばれた堺雅人さん。「日本のあちこちに小さな半沢直樹がたくさんいたおかげでドラマが作れた」と話す=2014年10月23日、東京都内 ©時事通信社

7年ぶりの続編として7月19日から放送がスタートしたドラマ『半沢直樹』。19日の関東地区の平均世帯視聴率は前作を上回る22%だった。

辛坊)増山さん、ニッポン放送はフジサンケイグループだよね?

増山さやかアナウンサー)そうですよ。

辛抱)それなのにいまのニュースのなかで『半沢直樹』って……

増山)これは社会現象ともいえますし、フジサンケイグループは心が広いですから。

辛坊)えーそうなの? 半沢直樹ね。倍返しのお兄さんですね。いまの時代に22%。これは世帯視聴率ですね。いま、テレビの世界は個人視聴率というのに変えています。世帯視聴率というのは基本的に、その世帯でテレビがあると。テレビが何台あろうと1台ついていれば世帯視聴率。たとえば250世帯のうちの何世帯が見ているのか。250世帯のうちの25世帯がその番組を見ていましたとなると、その番組の視聴率は10%という計算です。しかし、いまは個人視聴率といって、その家庭のなかでテレビはついているのですが、4人家族で見ているのが80歳のおばあちゃん1人でしたということになると、一気に数字が4分の1になってしまいます。その4人のうちの2人見ていましたということになると半分になる。ですので、世帯視聴率よりも個人視聴率のほうが圧倒的に数字が低く出るのです。私が関西でやっているそれなりに大変視聴率の高い番組で、たとえばいままでであれば視聴率20%と大きく出ましたが。

いまだに新聞が「視聴率何%でした」とデータを出すときがありますよね。あのときには世帯視聴率が出ているのですが、いまテレビ業界のなかでは世帯視聴率というのはほとんど営業では使わずに、何歳くらいのどんな人たちがその番組をみているのかという個人視聴率に重点が移っているので、テレビ局のなかでは20%という数字はもう出ません。

増山)なるほど。

辛坊)「すごい視聴率が出てるぜ」となっても、10%という数字になるのか、ならないのかということになります。そうした意味では結局変わらないはずなのですが、世帯視聴率を取ると、テレビ局の意識がすごく落ちてしまうのです。

増山)少し数字がなんとなく低くなってしまいますからね。

辛坊)22%というのは昔ながらの視聴率のカウントだとそうなりますよね。昔の番組との連続性のようなものを知ろうと思うと、やはり昔ながらの視聴率というのを使わざるを得ないですよね。それでも世帯視聴率で22%というのは、最近にはなない、かなりの水準ですね。

自民・田村元厚労相「世界の中では抑え込んでいる」……コロナ対策について辛坊治郎と生対論

8月5日、辛坊治郎が、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。政治・経済・文化・社会・芸能まで、一日の出来事の中から独自の視点でニュースをズーム、本質を解説する同番組の今回は、元厚生労働大臣で、自民党新型コロナウイルス関連肺炎対策本部の本部長、田村憲久衆議院議員に現在の新型コロナウイルス対策についてインタビューを行った。

田村憲久衆議院議員・辛坊治郎

この日は、元厚生労働大臣で、自民党新型コロナウイルス関連肺炎対策本部の本部長・田村憲久衆議院議員に自民党内での議員の意見や、政府の新型コロナウイルス対策をどう考えているのかを訊いた。

辛坊がまず訊いた質問は「自民党の議員の皆さんは現状をどう考えているのか」。

これに対し田村議員は、「それはいろいろな方がいる。『緊急事態宣言を出した方がいい』という方、『出すべきじゃない』という方、『そもそも今は4月と比べてどの段階なのか』と聞く議員もいる」と回答。

その後、感染者数や重症者数といった様々発表される数字について、何が大事な数字なのかを辛坊と田村議員で議論。田村議員は「例えば酸素吸入器の稼働率でみたらどうか」と提案。そのうえで、「今はG-MIS(新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム)という仕組みができているので、その病院でどういう機器が動いているかが把握できるようになっている。例えば、酸素吸入器とか人工呼吸器がどこでどれくらい動いているかが分かるということ。ただし、この数字に関しては、4月頃の数字がないから比較することができない」と話した。

辛坊が、「このまま冬に突入して、インフルエンザや他の病気も含めて発熱する方が増え始めたら大変ことになるのでは?」と問いかけると、田村議員は「現在、厚生労働省や政府に様々お願いをしている。例えば発熱外来を作っていただき、発熱した方がそこでインフルエンザとコロナウィルスのPCR検査をしていただくとか。ただ、インフルエンザの検査は、多いときに1日20~30万人が受診することがある。そうするとPCR検査も同じ数を検査しなければならい(現在は抗原検査も含めて6万件程度)。もちろん、その場での感染防止・クラスター防止対策も含めてなかなか難しいオペレーションとなる」と答えた。

辛坊が「答えづらいだろうけど……」と前置きしたうえで「政府の対応をどう評価するか」と訊くと、「なかなか答えづらい(笑)」と前置きしつつ、「世界の中で見ると抑え込んでいるように見える。イタリアは、新しい生活様式として、みんなマスク着用、ハグをしない、靴を履いて家の中に入らない、というようなことを実施して新規感染者100人ぐらいになっている。日本の習慣は有効なのではないか。それも含めて強制力のある法律がない中では頑張っているのでは」と一定の評価をしていた。

【番組概要】
■番組タイトル:「ニッポン放送 辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」
■放送日時:毎週月~木曜 15時30分~17時30分 生放送
■Twitter:@zoom1242
■メールアドレス:zoom@1242.com
■番組HP:https://www.1242.com/zoom/
■ハッシュタグ:#辛坊治郎ズーム

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