ヒトリエ・シノダ、wowaka亡きあとの曲作りで思うこと「やっぱすげえ曲書いてたんだなアイツ」

9月2日(水)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、ロックバンド・ヒトリエのシノダが出演し、曲作りのやり方について語った。

中心メンバーで作詞・作曲・ボーカル・ギターを担当していたwowakaが、2019年4月に急性心不全により31歳の若さで亡くなったヒトリエ。バンドはその後も残されたメンバー3人で音楽活動を継続していく決断をしたが、現在どのようにして作曲をしているかを明かした。

吉田尚記アナウンサー:ソングライター(wowaka)がいなくなっても曲を作っているとのことですが、誰がどうやって作っているんですか?

シノダ:3人が元々曲を書けるんですよ。なので3人で「こんな曲どう?」って持ち寄ってやってますね

吉田:メンバー3人がスタジオに入って、それぞれの前で演奏してとかですか?

シノダ:いえ、それぞれが宅録でパソコンで作った曲を最初はデータのやりとりでして、「これ良い」「じゃあこれ形にしようか」ってなったやつをスタジオで「せーの!」でやるという作り方をしています

吉田:ヒトリエは8月に初のベストアルバム『4』をリリースしましたけど、(wowakaが作った)今までの曲って神曲ばかりなわけじゃないですか?

シノダ:「やっぱすげえ曲書いてたんだなアイツは」って思わされる毎日で、「これに続いて俺、何書けばいいんだ」みたいな。wowakaみたいな曲を書こうという気持ちは毛頭ないんですけど、とにかくロックバンドという形態で今この時代にどういう曲出せばいいのかなって悩んでますね、僕は

また、シノダはwowakaのあとに曲作りをするプレッシャーを感じているとしつつも、「このプレッシャーをwowakaも感じていただろう」と思っているそうで、世の中に向けてどんな曲を届ければいいかをより真剣に考えるようになったという。

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