いまこそ知っておくべき! 大阪の「区」と東京の「区」の違い……辛坊治郎が1分で解説

キャスターの辛坊治郎氏が10月13日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。“大阪都構想”で注目される大阪の「区」と、東京の「区」の違いを解説した。

2020大阪都構想住民投票 告示 啓発車両による啓発事業「行こう!投“ヒョウ”号」出発式=2020年10月12日午前、大阪市北区 ©産経新聞社

辛坊)東京に住んでいらっしゃると、「区」はすべて特別区だろうと思っていらっしゃるかもしれませんが……東京の「区」は23区それぞれに区長がいますよね、そして、議会がありますよね。独立した自治体なのですよ。要するに市町村と似た組織ですよね。ところが、東京以外の「区」、札幌市、名古屋市、福岡市、大阪市……みんなそうなのですが、一応「区」という名前のついたものはありますが(東京とは違うのです)。ちなみに東京の23区は誰でも知っていますよね。

増山さやかアナウンサー)ええ。

辛坊)「大阪に何区あるか知っていますか」と聞いたときに、大阪市民に聞いてもまず知らないですね。

増山)そうなのですか。

辛坊)はい。東京の人に東京は何区あるか聞いて、23区と答えられない人はいないではないですか。すべて(の区の名前を)言えと言われたら言えないと思いますけれども、大阪に何区ありますかと聞いて答えられる東京の人は0だと思いますよ。大阪でもまずいませんね。大阪の「区」の数は、実は24あるのです。

増山)すごくたくさんありますね。

辛坊)東京23区、大阪24区。これは多分東京に負けたくないという思いだったのではないかと(笑)

増山)1個増やしておくってすごいですよね。

辛坊)もともともう少し多かったのを減らして24区にしているはずなのですが、東京の23区に負けたくないという思いがあって、24という数字にしたのではないかと思うのですが(笑)。大阪にある24区は東京にある23区とまったく違うのです。それぞれに議会もありませんし、選挙で選ばれる区長もいません。基本的に「住所の名前」なのです。一応「区役所」がありますけれども、それは単に大阪市のなかの行政組織ですから、それはいわゆる東京のような独立した自治体の「区」ではないのです。だから、大阪の「区」は要するにぶっちゃけて言うと住所上の名前くらいの存在なのです。

これを東京のような、議会があって、選挙で選ばれるトップのいる、4つの「区」に改編しようという、大阪市をなくして4つの「区」に分割して大阪府の下にぶら下げる。つまり、東京都の下に23区があるように、大阪市を解体して4つの特別区にして他の市町村と同じように大阪府の下にこれをぶら下げようという改革なのです。

しかし、いまここで申し上げたようなことを、おそらくこれだけ話題になっていても、東京で完全に理解している人は少ないでしょう。ところがこの一瞬、私の1分の解説で皆さんクリアにお分かりいただけるようになったと。どうですか。

増山)お得ですよ。

辛坊)本当にお得ですよ。

増山)大サービスですから。

辛坊)お安くしておきます。

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今まで乗って来た車は50台以上! 内藤剛志、オドロキの車遍歴

4月25日(木)、「くにまる食堂」(文化放送)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、俳優の内藤剛志さんが、これまでの人生で乗って来た数々の車について語った。

野村邦丸アナ「今朝ピックアップするニュースはこちら。
『苦境テスラ、低価格に活路。生産前倒し、中国車に対抗』
日本経済新聞によると電気自動車市場をけん引してきたアメリカのテスラが成長戦略の見直しを迫られている。2024年1~3月期は低価格の中国EVにおされ、4年ぶりの減収減益。イーロン・マスク最高経営責任者は、撤退観測もでていた次世代の低価格EVについて、逆に投入を前倒しすることを表明した。ただ当初の仕様とは大きく異なる可能性もでており、挽回の道筋はまだ見えていないということです」

内藤剛志「テスラって、やっぱり未来の車っていうイメージでスタートして、そっちへ変わっていくことが新しいこと、オシャレなことであるようなことだったんだけど、低迷している原因は、価格が高すぎるってことですか?」

邦丸「まったくその通りですね。テスラは販売価格そのものが高い。当初はそれでも価格を抑えて、バーッと広まってったわけですね。アメリカの自動車を運転される方でも収入差はありますから、今ではどうしても、ある程度の収入が無いとテスラは買えない。そこにこの中国のBYD(比亜迪)、ここはですね、日本円で200万から300万円以内で買えるってことで、アメリカのドライバーさんて、どこの国の車ってまったく関係ないそうです」

内藤「僕で言えば、オール電化だとなかなか日本では乗りにくいのかなって気が、ちょっとします」

邦丸「充電という問題がありますもんね」

内藤「そうそうそう。実はですね、僕、めっちゃ車が好きで。18で免許取ってから約50年ぐらい? 今年69になりますから、そんなもんですね。BS日テレの『おぎやはぎの車遍歴』という番組に出た時に、全部思い出していくわけですよ。ずーっと思い出してたら、気が付いたら50何台で。そんなに乗ってたんです、僕」

邦丸「その内藤さんが乗って来られた車、一部抜粋しますと、いすゞ自動車……今一般的な自動車の販売はしていませんが、いすゞジェミニ、いすゞ117クーペ、トヨタランドクルーザー、三菱ジープ、ホンダCR-X、ユーノスロードスター、ジープラングラー、GMCユーコン、アルファロメオ、ポルシェ、メルセデス・ベンツ……色々乗ってらっしゃいますが」

内藤「まず、申し上げたいことがあるんですけど、別にお金があるからじゃないんですよ? 父、母……母はですね、昭和30年代から乗ってるんです。それから家内、子どもも乗ってる。で、一時期二世帯住宅に住んでましたんで、全員が免許を持っているから車の台数が増えたというのもある。基本的には俺が代表で買ってたっていうのもありますが、全部に乗ってたわけじゃないんです」

邦丸「あ、これは内藤家の車ということで!」

内藤「後半になると僕、なぜだか外車が多いじゃんって感じですが、CMの関係があってですね、あんまり日本車が好きだって言ってるとCMが来なくなるんですよ」

邦丸「これは役者としては、悩ましいところですね?」

内藤「そうなんですよ。日産のルネッサっていう車のCMをやらせていただいたんですけど、その時痛感したんです。やっぱり、他の日本車で撮影現場に行っちゃいけないんですよ、日産の車に乗ってますから。なので、前の事務所の方が、なるべくなら日本の車じゃないものに乗れと」

邦丸「そういうこともあるんですか!」

内藤「まだ僕、狙ってるんですよ、CMを(笑)」

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