「年内解散は恐らくないでしょう」田崎史郎氏が見る“衆院解散”の時期

政治ジャーナリストの田崎史郎氏は10月26日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に電話出演し、菅政権の今後について分析、解説した。

菅内閣が発足  記者会見する菅義偉首相=2020年9月16日午後9時2分、首相官邸 ©共同通信社

辛坊)菅政権ですが、田崎さんは基本的に衆議院の解散で外したことが一度もないと思うのですけれども、今回も早期の解散はないと断言していらっしゃっていまも当たっていますけれど、その田崎さんはどう見ますか?

田崎)年内解散の可能性は非常に低いと思います。恐らくないでしょう。

辛坊)秋の臨時国会ではないと。すると、来年の通常国会。

田崎)早ければ、ですね。あえて申しますと、来年の東京オリンピックが終わったあとの可能性が一番高くて、そこが7割くらいの確立。来年の通常国会、1月の冒頭というのが2割ぐらいの確立ですね。あと4月以降、東京オリンピックまでの間の可能性が1割くらいといった感じですね。

辛坊)それも新型コロナの感染状況によって変わってくるでしょうからね。

田崎)そうです。

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東京の新たなコロナ感染者102人……政府の正月休み延長要請も「各企業の経済状況による」辛坊治郎が指摘

10月26日、東京都内で新たに102人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1日あたりの人数が100人を超えるのは7日連続となっている。

そうしたなか、この日のニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、政府が新型コロナウイルスの拡大に備えて、正月休みを延長するよう企業に要請する方針であることについて、キャスターの辛坊治郎が評論した。

年末年始、休暇延長を要請  新型コロナウイルス感染症対策分科会を終え、記者会見をする西村経済再生相=2020年10月23日午後、東京・永田町 ©共同通信社

政府は新型コロナウイルスの拡大に備え、来年2021年1月11日の成人の日まで正月休みを延長するよう企業に要請する方針を決めた。

辛坊)改めてカレンダーを見てみたら、来年の1月1日の元日は金曜日なのですね。

増山さやかアナウンサー)そうなのですよ。休むためには日取りが少し悪いですよね。

辛坊)土曜日が2日、3日が日曜日ですから、月曜日の4日からもう仕事が始まってしまうのです。これを1週間遅らせて、翌週の月曜日・11日が成人の日なので、冬休みを1週間まるまる伸ばそうと政府は言っています。そのほうが人の移動は減るので、もし冬場に感染が拡大しているようなことがあれば、言わなくても皆そうするだろうという気がしますけれど、いまのところこの時期の感染がどうなっているかが全く読めないため、何とも言えません。

ただ、1つ言えるところとしては、休める企業は休んでもいいのかなと。ただし、いま休める企業……「とにかく皆休んでちょうだいと」いう企業から、とにかく“かっぱぎ”というか、受けにいっているというか、ものすごく新型コロナで儲かっているという業種もあるわけです。そういうところは「とにかくもう、年末年始なしで働け」なんて。

増山)返上してですね。

辛坊)結局のところながら、こういうものはみな、各企業の経済状況によって決まってくるのだろうなという感じが致します。

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