Creepy Nuts「本当に幸せな2日間」、DJ松永も涙した感動の武道館公演の舞台裏を明かす

11月17日(火)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nuts(クリーピーナッツ)がパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~28時30分)が放送。11・12日に行われた、初の日本武道館ライブについて振り返った。

Creepy Nutsにとって初めての日本武道館での開催で、2日間で約10,000人のファンが集結。緊張とは無縁で、どんなステージも飄々としているDJ松永も、この2日間は泣きっぱなしだったと明かした。

DJ松永:11日も12日も本当に幸せな2日間というか、すごくいろんな人に関わってもらって、目の前にお客さんがいて。紆余曲折あったけど、そこに立たせてもらえるということで、いろんな感謝を実感した。

R-指定:当然ではありますが、現場に着いて思わなかった? 関わっているスタッフさんの多さとか。これだけの人達が関わってこのライブをやれるんや、って。

DJ松永:本当に、俺らは助けられてここにいるんだ、っていうのをすごく実感した。

R-指定:松永さんはいつも、ライブとかで緊張しなくて、割と飄々とした感じでバーッとステージに行っていて。逆に俺は、めっちゃ緊張するし、「明日、どうしよう」とか思うんですけど。たぶん、松永さんはいつもの感じで飄々と武道館のステージに上がったから……。心の準備をして行かなかったから、泣いてしまったんやな?

DJ松永:そうなのよ、本当にそう。ライブへの気持ちって本当に何もなかったんですよ。別に、武道館を目標にして、それに懸けて……っていうのでスタートしたわけじゃないから。頑張ったその先に武道館があったからさ。無防備な状態でステージに立ったら感情が襲ってきた。そりゃあもう、泣くよ。

ライブでは、ずっと昔から作ってきた曲をやっていくわけじゃないですか? 武道館までの悲喜こもごもというか……。恥ずかしかったり、しんどかったり、葛藤や怒り、悩み、人との出会いや別れ。自分の経験全部が肯定されたような気持ちになったんですよね。

R-指定:お客さん達の感じとかも、円形になって、囲まれてる感じに見えたんですよね。それが祝福されてる感というか、支えてもらってる感というか。

DJ松永:あんなに感極まったこと、1回もなくて。

R-指定:2日間のライブだから、(ラッパーの)般若さんにもアドバイスもらっていて「ちゃんと休みどころは休まないとアカンぞ」って。だから、バーッて全力で歌って、MCのところでちょっと力を抜いて、松永さんにいっぱい喋ってもらって。その間、俺はゆっくり水を飲んで、息を整えようと。

でも、松永さんに話しかけても「うーん……」「やばいよね」しか言わないから、どういうこと? ってパッと後ろのモニターを見たら、松永さんの顔がドアップで映されて、目がめっちゃ潤んでいて! お前、まだ序盤! っていう(笑)

DJ松永:あはは(笑)

R-指定:そこから下を向いて、一言も喋らん! 焦って俺がロングトークをして、また曲に行って……。俺はあの日、ほぼ息継ぎしてないのと一緒やで!

DJ松永:お前、すごいよ!

R-指定:働けよ!

DJ松永:すいません(笑)

R-指定:アンコールではお題をもらうフリースタイルをしまして。事前にお題を紙に書いてもらって、箱に入れてもらい。そこからランダムに引いてフリースタイルをしたんです。最初は「プリンタルト」みたいなのを引いて、「全然関係ないやんけー!」って和気あいあいとして。でも、松永さんが5個目ぐらいで引いたお題が「オードリー」。「松永さん、オードリーっすよ!」って言ったら、「……オードリー。ねっ……」って、「オードリー」ってワードでまた泣きそうになって!

DJ松永:ふふっ(笑)

R-指定:松永さんはずーっと「オードリーのオールナイトニッポン」のリスナーで。そんな番組の武道館ライブ曲『よふかしのうた』を俺たちが作ったから……。

DJ松永:「オードリー」はトリガーよ。

R-指定:こいつ、どこに地雷があんねん! っていう。

DJ松永:楽屋挨拶もありがとうね。

R-指定:全部終わってから楽屋挨拶もしたんですけど、松永さん、楽屋に入った瞬間に泣き出して。でも、ちょっとしたら収まるかなと思っていて。そろそろ楽屋挨拶を……と思ったら、マネージャーさんが手で「×」ってしていて、「松永さん、トイレですか?」って聞いたら、「松永くん、泣きすぎて出てこれないよ。1人でやってくれる?」って言われた。

DJ松永:ありがとう(笑)

R-指定:松永が泣きじゃくって出て来れなくて、俺、1人でみなさんに楽屋挨拶した。

DJ松永:般若さんとかにね。

R-指定:挨拶で俺1人だけだから「あれ? 松永はー?」って聞かれて「いや、すぐ横の部屋にいるんですけど、泣きすぎて立ち上がれないらしくて。部屋から出て来れないんです」って。みんなも「ええっ!?」みたいな。でも般若さんは武道館公演をやったことがあるから、「あぁ、まあなー。わかる、わかるよ!」って。

DJ松永:で、俺が泣いているところ、ずっと「情熱大陸」(TBS系)がカメラで撮っていたんだよ。(11月15日に放送された「情熱大陸」でCreepy Nutsが特集された)

R-指定:(笑)

DJ松永:……使えや!!(笑)

R-指定:あそこは使ってくれなかったな。見てられへんかったちゃう?「大人のこの泣き方、テレビでいけるんでしたっけ?」「いや、ムリちゃう?」「この泣き方、ギリでムリじゃない?」みたいな(笑)

1日目の序盤から感極まってしまい、ライブ中はほとんど話せず、終了後は立ち上がれないほど泣いていたというDJ松永。そのため、曲間のMCも終了後の挨拶回りも、R-指定が対応していたと語った。

また、翌日のことも振り返り、2日目のDJ松永はすっかり元気で、リハーサルから「昨日はごめんな! 今日は超しゃべるから!」と宣言していたという。ところが、2日目もステージ上で1日目以上に泣き出し、R-指定はこの時のDJ松永について「タオルで両目を隠して。小3の女児みたいな泣き方をしていた」と表現。さらに、ラジオで武道館秘話を語る最中にもDJ松永が泣き出し、R-指定が「今泣くかね!?」と突っ込みを入れていた。

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菅井友香、振付家TAKAHIROと当時の思い出を語る!

サントリー生ビールpresents『菅井友香の#今日も推しとがんばりき』のゲストにダンサー・振付家のTAKAHIROが登場し、菅井と出会った時の印象からグループ最後の楽曲「その日まで」についてまで菅井との思い出を語った。

-TAKAHIRO「菅井さんは不器用なんです」-

菅井とTAKAHIROの出会いは2016年。欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」の振り付けの時だったという。TAKAHIROは当時の菅井について、「菅井さんはいっぱい練習する子でした。いっぱい練習しましたね。『不協和音』の立ち方だけでとか、手の引っ張り方だけで、一時間ぐらいずっとやっていた」と当時のことを振り返った。

また、リスナーからの質問で菅井のグループ時代の最後の楽曲「その日まで」の振り付けにどんな意味を込めたのかについて問われたTAKAHIROは、「あの楽曲は全部が逆再生されるように作ってあったんですが、でも、過去のことだけではなく今の菅井さんが表現できることを大切に、前に進んでいけるように。菅井さんはいっぱい背負ってきましたので。だからそのリュックを一回置いて、ただただ走って風を感じられるように。そういう思いを込めて、振り付けをさせていただきました」と語った。

そんな「その日まで」はミュージックビデオの撮影中に釣りをしている人を待つために一時撮影が中断されることもあったという裏話も語ってくれた。

さらに、リスナーから菅井のパフォーマンスに関する裏話を聞かれたTAKAHIROは、「菅井さんは不器用なんです」と断言。しかし、その不器用さ故の長所があると語った。「不器用だけど、努力するという力を持っていた。感覚でみんながやれるところを努力で全部補おうとする。だから本当にその瞬間を任せたときに、ある程度までは要領のいい人が勝つんだけれども、そこから先の努力でもっと深めることができるから、ステージに立った時に誰よりも輝く瞬間がある」

菅井は、その様にやり遂げられたのはTAKAHIROの存在が大きかったと語り、「少年のような大人でずっと誰より近くにいてくださった」と当時TAKAHIROに感じていたことについて振り返った。

その他、「キミガイナイ」の振り付けについての話やTAKAHIROが櫻坂46の振り付けを考えるうえで一番大切にしていることなど、様々な話が語られた。そちらについては是非タイムフリーで

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