映画『ダイ・ハード4.0』に追いついた現実~重要インフラへのサイバー攻撃

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(5月11日放送)に地政学・戦略学者の奥山真司が出演。インフラへのサイバー攻撃が世界で増加しているというニュースについて解説した。

米映画「ダイ・ハード4.0」ワールドレッドカーペットに出席する(左から)ジャスティン・ロング、主演俳優のブルース・ウィリス、マギーQ=2007年6月12日 東京都千代田区丸の内の東京国際フォーラム ©産経新聞社

重要インフラにサイバー攻撃

飯田)日経新聞の5月11日の1面で、

『サイバー攻撃、インフラに 世界で昨年5割増、工場・水道も被害』

~『日本経済新聞』2021年5月11日配信記事 より

……というニュースが掲載されています。また、アメリカのコロニアルパイプラインがサイバー攻撃で停止しましたが、連邦捜査局(FBI)はハッカー集団「ダークサイド」による犯行であると断定したということです。

奥山)サイバー攻撃は、サイバーセキュリティをやっている方々には、以前から認識されていた問題です。ここで映画の話をしたいのですが、サイバー攻撃がインフラに対して行われているということは、「フィクションの世界に現実が追いついて来た」ということです。個人的には、感慨深く思いました。

飯田)現実が追いついて来た。

映画『ダイ・ハード4.0』

奥山)2007年に日本でも公開されてヒットした映画で、『ダイ・ハード4.0』があります。

飯田)面白いですよね。

奥山)イギリスへ留学していたときに、みんなに「観ろ」と勧められました。サイバーセキュリティの戦略を研究している人間が私の周りに何人かいたのですけれど、彼らがみんな『ダイ・ハード4.0』を勧めるのです。13年~14年くらい前ですが、映画ではインフラが狙われるのです。そこで描かれていることが、いま現実に行われているのです。

飯田)なるほど。

奥山)『ダイ・ハード4.0』はハッカー集団が公益企業の金融機関に侵入するのです。一斉にアメリカ政府などに攻撃を仕掛けるのですけれど、最終的に狙っているのはどこかの銀行の大量のお金という話で、そこに例の「世界一運の悪い男」と呼ばれる、ブルース・ウィリス扮するジョン・マクレーンが登場します。

飯田)そうですね。

奥山)ブルース・ウィリスがハッカーという新しい脅威に対して、素手で立ち向かう男というような描かれ方をするわけです。

飯田)吹き替えだと「くそったれ」と言うやつですね。

映画の最大のテーマが「インフラ」

奥山)そうです。相棒がコンピュータオタクの青年で、彼とともにさらわれた娘を戦いながら取り戻すという話です。ここで極めて大事なこの映画のテーマが「インフラ」なのです。

飯田)インフラである。

奥山)途中で発電所や水道局などにハッカー集団がハッキングを仕掛けて、社会を大混乱に陥れることになるわけです。こういう姿が2007年の映画で描かれていたわけですが、いよいよそれが現実として起こりつつあるというか、もう起こっていますよね。

飯田)いま水道局という話が出ましたけれど、日経新聞の11日の記事では、フロリダで2月に水道施設が攻撃されて、水酸化ナトリウムの濃度が通常の100倍にまで引き上げられたということです。

奥山)ハッキングにより化学物質が有害水準になったということですね。

飯田)しかも水道です。

奥山)水道は私たちの生活に直結します。狙われるのがインフラだという状況が、いよいよ現実として追い付いて来たということです。映画というのは見逃せないなと常日頃思っています。

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できるなら「仕事はすべてリモート」にしたい? みんなのリアルな声は…?

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。5月11日(火)の「社会人意識調査」のテーマは「できることなら、仕事はすべてリモートにしたいですか?」。はたして、その結果は……?


番組パーソナリティを務める本部長・マンボウやしろ(リモート画面)と秘書・浜崎美保


Q.できることなら、仕事はすべてリモートにしたいですか?

はい  46.9%
いいえ 53.1%
(回答数:1,006票)

◆「はい」に関する意見
「対人必須の仕事なので難しいですが、リモートにできると安心ですよね」(千葉県 28歳 男性 介護職)

「会社までの移動時間をほかのことに充てられるので、リモートを推奨したいです。会社も交通費の代わりに通信費を賄ってくれたら嬉しい。オフィスがいらなくなるので固定費もさげられると思います」(東京都 36歳 男性 会社員)

「家に小さい子どもがいるので、今の状況での電車通勤は危険すぎて出社したくないです!」(東京都 40歳 女性 会社員)

◆「いいえ」に関する意見
「だらけてしまいそう。張り合いがなさそう」(東京都 24歳 女性 保育士)

「外回りの営業なのですが、すべてリモートは絶対に無理です! 仕事相手がリモート対応してくれるわけではないですし、なにより僕自身が、家や会社に一日中いられない体になってしまいました(笑)」(東京都 31歳 男性 会社員)

「パソコン越しに話すと、例えば、変なところで音が途切れても聞き返しづらいし、世間話的なものを入れづらく、結果、仕事の話もあまり盛り上がらない感触です。リモートは週1~2くらいが理想です」(41歳 女性)

番組リスナーの投票による結果は「はい」46.9%、「いいえ」53.1%となりました。実際にリモートワークが可能か否かは職種によって異なるものの、リモートワークを求めている人は思っている以上に多いのかもしれません。

【20代は「はい」が6割弱】
男女別で見てみると、「はい」と答えた人の割合が「男性」44.5%、「女性」50.4%となりました。また、世代別で「はい」と答えた人の割合を見てみると、「20代」57.3%、「30代」51.3%、「40代」43.4%、「50代」43.1%となっています。

◆アンケートの詳しい結果はサイトからご覧いただけますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

◆5月12日(水)の「Skyrocket Company」アンケートテーマは「1,000円ランチ……高いと思う? 安いと思う?」です。投票はサイトから受け付けていますので、ぜひご参加ください。結果は番組内で発表しますのでお聴き逃しなく!

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聴取期限 2021年5月19日(水)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月曜~木曜 17:00~19:48
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組サイト:https://www.tfm.co.jp/sky/

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