「ゆっくり茶番劇」が商標登録されてしまった「文化の細分化」という問題

ジャーナリストの佐々木俊尚が5月18日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。第三者によって商標登録され、問題になっている「ゆっくり茶番劇」について解説した。

国内最大級のネット掲示板「2ちゃんねる」の画面=©時事通信

「ゆっくり茶番劇」が第三者によって商標登録

同人ゲームなどで知られる「東方Project」の派生作品として自然発生したキャラクターが、無関係の第三者によって商標登録され、物議を醸している。

飯田)元の元を辿ると、「東方Project」のなかのキャラクターだということです。

佐々木)よく見ますよね、この絵柄。

飯田)そうですね。

商標登録は先願主義で、早い者勝ち

佐々木)何が問題なのかと言うと、基本的に商標登録は先願主義で、早い者勝ちなのです。もちろん何でも認められるわけではなく、例えば有名なものは「みんなが使っているからダメでしょう」と申請を拒否されるのですが、マイナーなものだと「一般的ではないから通してもいいか」となり、通ってしまうケースがあるのです。

申し立てられ、無効審判になる可能性も

佐々木)「ゆっくり茶番劇」のことは知っていましたか?

飯田)私は海外の鉄道チャンネルなどを観ていたので、「こんなものがあるのだな」と思っていました。ただ、ルーツなどは知りませんでした。

佐々木)「その世界では有名」という話で、だから通ってしまったのだろうと思います。おそらく、次の段階は無効審判だと思います。「既に一般的に使われているのでダメです」と申し立てると、審判が行われて無効になるのではないかと言われていますが、わからないですよね。人間が考える審判なので。

ジャンルが細分化され、隣のジャンルで何が流行っているのか全然わからない

佐々木)なぜこんなことが起きるのかと言うと、かつてはメジャーな文化があればみんな知っていた。文化はテレビや雑誌、いわゆるマスコミから流れるものでした。だから受け付ける側も、「それはみんな知っている」ということがわかったのだけれども、これだけインターネットが普及して文化が細分化されると、少し別のジャンルなどをまたいだら、もはや全然わからない。

飯田)インターネットの普及で。

佐々木)音楽がそうですよね。昔であれば、テレビの歌番組がたくさんあって、ヒット曲はみんな知っていたではないですか。でも、いまはヒップホップやソウル、アイドルなど、いろいろな分野で音楽が流行り、隣のジャンルで何が流行っているのか全然わからなくなってしまっている。

飯田)そうですね。

佐々木)いろいろな文化があって、それぞれ、みんなが楽しんでいる。その世界のなかでは「誰でも知っている」という感じなのだけれども、少し外れると「誰も知らない」ということがたくさん起きる。今回のように、メジャーだと思っていたものが先願主義で勝手に登録されてしまうような問題は、今後、増えていくのではないでしょうか。それにどう対応するかは難しいですね。

いまの時代に呼応した新しい仕組みが必要とされている

飯田)番組ツイッターのタイムラインを見ていても、ツイッターを使って番組に参加してくれている人のなかでは、「ゆっくり」はメジャーなのです。「あのチャンネルが見られなくなるではないか」などというツイートがたくさん来ますが、それを社内の人に言ってもまったくわからない。この温度差ですよね。

佐々木)以前は「年齢によって文化が違う」ということがありました。シニアの知っている文化と、若者文化は違うという。いまは同じ若者文化でも、横に分断されているような時代になっています。それに対応できる新しい仕組みが必要とされているのかも知れません。受け付ける側も「私たちだってすべての文化を知っているわけではない」ということになりますよね。

飯田)そうなると「審査のしようがない」ということになってしまいます。あるいは、審査に時間が掛かります。

佐々木)かと言って、商標登録そのものをなくすわけにはいかないので、何か先願主義ではない、いい方法があればと思うのですが、難しいですね。

無効審判のような異議申し立てをすぐにできる、迅速化するという方法も

佐々木)もしくは、先願主義で商標登録をしてもいいけれど、無効審判のような異議申し立てをすぐにできる、迅速化するなどの対応をした方がいいのかも知れません。例えばツイッターでは、誹謗中傷がすぐにはなくせない。けれども、誹謗中傷した人に対して、すぐに誰がやっているのか調べられるなど、そういうことを迅速にした方がいいという話になっています。今回の件もスピードアップしていった方が、結果的にはいいのかも知れないですね。

飯田)商標登録のハードルが上がってしまうと、それはそれでまた問題が出る。

佐々木)スピードが落ちてしまってなかなか通らず、その間に勝手に使われるという問題も逆に起きてしまう。

飯田)やりながら手直しするというような。いままでであれば無謬性を求める、誤りのないことをお役所がやるのだから、と考えられていましたが、そうではないものが求められますよね。

佐々木)社会そのものが、無謬性の原則を扱うのに適さない時代になってきているので、行政もそれに合わせた方がいいのかなという感じがします。

radikoのタイムフリーを聴く

2022年下半期の運勢・12星座別占い「牡羊座(おひつじ座))」ルーンからのお告げ

ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けする12星座占い、星とルーンで見る2022年下半期の運勢「牡羊座(おひつじ座)」。星座ごとの2022年下半期の運勢と、北欧の神々が用いた魔法の古代文字「ルーンからのお告げ」により、健やかに過ごすヒントをお届けします。ルーン占いによる2022年下半期のあなたの運勢は……?
(監修:東京・池袋占い館セレーネ所属・真龍人(マリユドゥ)さん)


◆2022年下半期はどんな年になる?

今年の上半期にうお座を運行していた幸運の星・木星が、5月11日(水)におひつじ座に移動した後10月28日(金)までの約半年間滞在して、その後12月20日(火)に再びおひつじ座に歩みを進めて下半期の運勢に大きなインパクトを与えます。

おひつじ座は占星術のトップバッター。“積極性”“自己主張”などを示すため、前に進む勢いがあります。2023年の目標などを少し先取りして進めてみるのもアリ!

ただし、この幸運の星は7月末から11月後半まで大半の期間は逆行してしまうので、“何となくうまくいかない”“停滞を感じているのかな”と感じてしまう可能性も。惑星が逆行しているときは、振り返りや見直しなどをするのがベストだと言われているので、来年に向けた準備期間として、これまで順調だったことを見直したり、強化するのも良いでしょう。

また、エネルギーの星・火星も8月20日(土)にふたご座に移動すると、来年3月まで長逗留します。情熱を注げる趣味や勉強なども探してみては? 古代北欧にて魔術や呪術に使用されてきたルーンを使って、下半期を快適に過ごすアドバイスもお届けします。

【牡羊座(おひつじ座)】

◆2022年下半期のテーマ「輝く未来への扉を開ける」

幸運の星・木星があなたの星座に滞在して、来年やってくる“12年に一度の拡大期”へのプレリュードを奏でていきます。木星がうお座に逆戻りする10月28日までは、この幸運なパワーの恩恵も得られるので、ひと足お先に来年の幸運の扉を開いて、一歩を踏み出してみましょう。10月後半くらいまでは、今年の課題である人脈について振り返りの時間を持つことも大切です。

7月に入ると少しペースダウンするような印象もありますが、8月中旬頃は動きが出てきそう。特に恋愛面では星のご加護を受けられるので、夏の終わりの恋にも期待したいところ。9月に入ると仕事がさらに忙しくなる人もいそうです。9月10日から水星が逆行するので、ケアレスミスなどに注意してスケジュールをこまめにチェックすると良いでしょう。

結婚運やパートナー運に期待できるのは、秋が深まるころの予想。11月に入ると最終調整に入ります。来年に向けて何かを深堀してみるのもオススメ。

<お守りルーン>
2022年下半期のあなたを守ってくれるルーンは、収穫までのプロセスを示す「ジェラ」。まさに今期のあなたにふさわしいルーンが出ました! “幸運をつかむためには、その過程も大切にしましょう”という暗示です。来年の“12年に一度の幸せな時期”に向けてコツコツ努力をすることを忘れないで。

■監修者プロフィール:真龍人(マリユドゥ)
20代より占星術を学び、社会人経験を経て2017年より対面鑑定、チャット鑑定、メール鑑定を開始。LINE占いコンテンツ「石垣島の宿命師 マリユドゥ」の監修も手掛ける。2019年に拠点を沖縄県へと移し、西洋占星術とタロットを組み合わせ、お客様の明るい未来を創るサポートに日々励んでいる。対面・オンライン鑑定、占いライター、占い講師として活動中。
個人サイト:https://linktr.ee/Maryudu
Webサイト:https://selene-uranai.com/

Facebook

ページトップへ