「入浴剤」ができる前、日本では風呂に何を入れていたの?

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月23日放送分のテーマは「入浴剤」です。

※画像はイメージです

日本は世界でも有数の温泉国です。そのため古くから人々は、湧き出る天然温泉を病気やケガの治療、健康のために利用してきました。

同じく治療や健康のため、薬用の植物・薬草を風呂に入れたのが「薬湯」です。端午の節句の「菖蒲湯」や、冬至の「柚子湯」も薬湯の1つとされ、いまも受け継がれています。

薬湯と結びついて誕生したのが「入浴剤」です。明治時代、生薬(しょうやく)を配合して布の袋に入れ、煎じ出して使う商品がつくられました。

その後、「さまざまな効能を持つ温泉を家庭でも簡単に楽しめたら……」という思いから、天然の温泉成分が固まったものである「湯の花」が入浴剤として使われるようになります。

昭和初期になると温泉の成分を分析し、なかでも特に効能にすぐれ、品質が安定している成分を選び出し、それを原料とした入浴剤が開発されました。このタイプの入浴剤は現在、もっとも一般的とされています。

さらに「入浴が楽しくなり、リラックスできるように」と、色素や香料が加えられるようになりました。その後も入浴剤は進化を続け、現在では入浴の際に欠かせないものとなっています。

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高山一実、葬儀会社で働く人に話を聞く!

3月30日の「おとなりさん」(文化放送)は、葬儀会社、横浜セレモ株式会社の執行役員・営業本部長の加藤芳俊さんに出演いただき、葬儀会社のお仕事について話を聞いた。

高山一実「加藤さんが働かれている横浜セレモはどんな会社ですか?」

加藤芳俊「葬儀社というと、一括りになってしまうんですけど、万が一の時にお手伝いするのはもちろんなんですけど、専門職が強いものですから、お困りごとに関してアドバイスをしたりですとか、そういったところでやってる会社になります。通常の皆さんが想像する葬儀社で間違いないかと思います」

文化放送・山田弥希寿アナ「具体的にどんなお仕事をやってることが多いですか?」

加藤「基本的には、万が一のことがあったらお迎えに上がって、葬儀の黒子役といいますか、その方の人生の最後のセレモニーをお手伝いさせていただいてます。それを機に、ご家族の方や残された人のお困りごとにアドバイスしていく。というのが、大まかな流れになります」

山田「葬儀以外にもいろんなイベントを開催しているそうですね」

加藤「例えば、地元の市場で野菜・果物を仕入れて、ちょっとお安くして朝市をやっています。あとは、バスを自社で持ってますので、老人会とかで買い物に行きたい方にバスを提供してみんなでスーパーで買い物に行くこともやってます」

高山「横浜って、都会なので地域のコミュニティみたいなものはあまりないと思ってたんですけど、あるんですね」

山田「地域の人のリアクションはいかがですか?」

加藤「やっぱり喜んでいただいてますね。私どもの仕事って暗いイメージがあると思うんですけど、だからこそ皆さんの笑顔を見るのが我々の活力になってる部分はありますね」

高山「素敵ですね」

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