山下健二郎がプロデュースする“唯一無二”のエンターテイメントショーに観客は熱狂!

ニッポン放送の人気番組『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』(毎週日曜21:40~)の4回目となるイベント「山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~」がきょう3月24日、東京国際フォーラム ホールAで開催された。同じ事務所の今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS)、岩谷翔吾(THE RAMPAGE)、澤本夏輝(FANTASTICS)、松井利樹(BALLISTIK BOYZ)、PSYCHIC FEVERのほか、山下と親交のあるDJ DARUMA(PKCZ®)、nobodyknows+、コロコロチキチキペッパーズ、本坊元児(ソラシド)、JP、ビスケットブラザーズをゲストに招き、一夜限り“唯一無二”のエンターテイメントショーを繰り広げた。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

「三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~」3月24日(金)18時開場 19時開演 @東京国際フォーラム ホールA

山下がハマっている映画『THE FIRST SLAM DUNK』をオマージュしたオープニング映像が終わると、大量に炊かれた煙幕と光の中から山下健二郎、そして、番組パートナーのTHE RAMPAGE 岩谷翔吾、FANTASTICS 澤本夏輝、BALLISTIK BOYZ 松井利樹の4人がステージ中央に登場。東京国際フォーラム ホールAを埋めたリスナーから大きな拍手と歓声が沸き起こる。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

大歓声のなか、ステージ中央の階段をゆっくりと降りてきた山下は「山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~」とタイトルコールし、「みんな盛り上がってますかー?」と絶叫。イベントは幕を開けた。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

今回で4回目となる山フェスは山下健二郎がキャスティングから企画まで全部をまるっとプロデュースするイベントで、山下は「きょうはすごいもん見れます!」と観客の期待を煽る。山下の「盛り上がる準備はできてますか?」の掛け声で登場したのは、最初のゲスト 三代目 J SOUL BROTHERSの後輩で、ドームツアーでオープニングアクトを務めたPSYCHIC FEVER。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

日本はもちろん世界に通用するグローバルアーティストを目指している彼らは、ダイナミックな中に繊細さのあるパフォーマンスで「RICH & BAD」「Spark It Up」「Choose One」「To The Top Ft.DVI」の4曲をノンストップで披露。海外でも活動しているだけあり、海外仕込みのクールなダンスと歌声で観客を魅了した。今回の山フェス、山下健二郎がゲストと「やってみたいこと」を一緒にやっていく時間もあり、山下がPSYCHIC FEVERと一緒にやってみたいことは、TikTok。TikTokの公式アカウントによくダンスを上げているというPSYCHIC FEVERに教えてもらい、「To The Top Ft.DVI」のダンス動画を一緒にやってみることに。山下は1度見ただけで覚えたダンスの振付をカメラの前で見事に披露し、観客からは大きな拍手が沸き起こった。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

続いては、芸人ゲストたちのコーナーへ。トップバッターとなったコロコロチキチキペッパーズは、「山フェス」に4回連続出演の皆勤賞。新たなネタを「山フェス」に持ってきてくれたのだが、Twitterにまつわるネタの中で「ナダルのTwitterフォローしている人~?」とアンケートを取ると、約5000人中1人しか手が上がらないという奇跡が起こり会場の笑いを誘う。2組目は、キングオブコント2022の王者・ビスケットブラザーズ。タキシードを着用し、指輪を持った原田泰雅がパターンを変えて迫って来るのを、きんが交わし続けるというネタを披露。舞台袖で見ていた山下が「腹ちぎれるかと思った!」と言いながらステージに登場し、この2組と一緒に「やってみたいこと」ととして“大喜利”に挑戦することに。お題「山フェスグッズ会議でボツになったグッズはどんなグッズ?」に、それぞれ工夫を凝らした回答をイラストで披露。ビスケットブラザーズの原田が考えた「K・U・N・S・E・I」には、出演者・観客ともに大爆笑していた。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

さらにこのメンバーと「やってみたいこと」として、山下が今「めちゃめちゃハマってる」というゴルフをモチーフにしたゲーム対決「ZERO BASE杯争奪 ゴルフ3番勝負」をすることに。対戦相手として登場したのは、緊急出演となる山フェス初登場の、三代目 J SOUL BROTHERS、今市隆二。大きな歓声に会場が包まれると、山下は「負けへんで!」と気合十分。ゴルフのアプローチやパター対決など、3番勝負の幕が切って落とされたのだが、第1戦では山下・今市が1ポイントずつ決め、「これが三代目 J SOUL BROTHERS!」と芸人たちも驚きの声を上げるほどの超接戦を繰り広げる。第2戦でも引き分けとなり、結果は第3戦に残されることに。ここで本領を発揮したのは、やはり山下。パターをしっかり1球入れて見せ、0球だった今市チームに勝利。賞品として「山フェスロゴ入り特製ゴルフボール」がプレゼントされ、山下は少年のように喜んでいた。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

ここからは、ライブパートへ。山下が大好きだというnobodyknows+が登場し、「Hero’s Come Back!!」「Winds of Wins」で圧巻のパフォーマンス。そんなnobodyknows+と山下が一緒に「やってみたいこと」は、彼らの代表曲でもある「ココロオドル」を一緒に歌うこと。大盛り上がりの歌唱後、山下は「めちゃめちゃ楽しかった!」「感無量で言葉がでない」と感動をあらわに。そして、nobodyknows+をまた『山フェス』に呼ぶことを約束していた。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

最後のゲストパートに登場したDJ DARUMA(PKCZ®)のDJパフォーマンスに合わせて、今年も山下健二郎激似の外国人タレント、K.G.LOWが『山フェス』のために来日。日本では『山フェス』にしか出演しない超レアな外タレだが、流暢な日本語でアニメ『スラムダンク』の曲「君が好きだと叫びたい」と「世界が終わるまでは…」を大熱唱。また「明日があるさ」を歌っている最中には「スペシャルゲストをお呼びしています! ダウンタウンの松本人志!」と高らかに宣言したものの、登場したのは松本に扮したJP。さらに「AMBITIOUS JAPAN」の最中には、ものまね番組のご本人登場のようにJPが長瀬智也に扮してバックステージから現れ、豪華(?)なコラボステージに観客は歓声と爆笑で応えた。

そしていよいよ、今回の山フェス最大の見せ場、K.G.LOWに扮した山下のギター初披露の時間に。『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング曲、10-FEETの「第ゼロ感」でエレキギターをかき鳴らし、初心者とは思えない演奏で会場を湧かせると、会場はきょう一番の盛り上がりに。ギター演奏をやり遂げた山下は「無事、弾けましたー」と清々しい笑顔を見せた。

三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents 山フェス2023~YAMASHITA BEAT CAMP~

「また『山フェス』呼んでください!」と去ったK.G.LOWに変わって山下、そして、本日パートナーを務めた3人がステージに登場。THE RAMPAGEの楽曲にのせて、4人で圧巻のコラボダンスを披露し、バラエティパートとは違う真剣な表情とキレッキレのパフォーマンスに観客は酔いしれていた。

エンディングでは、この日のゲストが勢ぞろい。最後、山下が「この『山フェス』は、ラジオの打ち合わせで僕が“フェスやりたい”と言った一言で開催できるようになりました。ラジオは不思議で、ゲストも迎えられるし、フェスもできるし、可能性は無限大。これからもラジオを愛してください。そして5回目、6回目の『山フェス』にも遊びに来てください!」と観客にメッセージを送り、笑いあり、感動ありのイベントの幕を閉じた。

デビュー35周年! ジュンスカ宮田和弥「デビューした頃の気持ちをまた…」新曲『そばにいるから』制作裏話

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。今回の放送は、ロックバンド・JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さんがゲストに登場。メジャーデビュー35周年記念シングル「そばにいるから」の制作エピソードについて語ってくれました。

坂本美雨、宮田和弥さん



今年5月21日に、メジャーデビュー35周年を迎えたJUN SKY WALKER(S)(以下、ジュンスカ)。1988年5月21日、レコードレーベル「TOY'S FACTORY(トイズファクトリー)」よりミニアルバム『全部このままで』でメジャーデビュー。 翌年には日本武道館でライブをおこない、当時、デビューから武道館までの史上最短記録となりました。カリスマ的人気を誇りつつも1997年に解散。2007年に期間限定で再結成し、2012年からは完全復活! デビュー35周年となるアニバーサリー・イヤーに、ニューシングル「そばにいるから」を6月10日(土)にCDリリースします(※先行配信中)。


◆レーベル社長が35周年シングルをプロデュース!?

坂本:JUN SKY WALKER(S)は5月21日でメジャーデビュー35周年ということで、おめでとうございます!

宮田:ありがとうございます。

坂本:大事な年ですね。お会いしていない間に(元メンバーの)寺岡呼人さんが卒業され、今は3人体制(宮田さん(Vo)、森純太さん(Gt)、小林雅之さん(Dr))になりました。

宮田:そうなんですよ。今は、ROCK'N'ROLL GYPSIESのベース・市川勝也くんが(参加してくれています)。(ドラムの)小林雅之が、ジュンスカとは別にPOTSHOTというバンドをやっていて、(市川勝也くんは)そこのベーシストでもあるんですよ。非常にリズム隊の気が合うということで、今はサポートしてくれています。

坂本:新生ジュンスカということですね。今回、メモリアルイヤーの大事なメッセージが詰まっている新曲「そばにいるから」は、ファンの方々に捧げた曲なのでしょうか?

宮田:はい。歌というか心というか、魂はそばにいるからと。自分的には親の立場でもあるので、子どもに向けてっていう部分もあります。あとは、自分と親との関係であったりとか。

坂本:そうですよね。

宮田:ファンの存在はもちろん大きいのですが、歌詞には自分の日常も織り交ぜています。なので、今回は「そばにいるから」というタイトルになりました。

坂本:ストレートですね。

宮田:そうですね。実は、JUN SKY WALKER(S)は、「TOY'S FACTORY」というレーベルの第1弾アーティストなんですよ。35年前、TOY'S FACTORYとジュンスカが一緒にレーベルを立ち上げたんです。その後、筋肉少女隊、Mr.Children、ゆず、BUMP OF CHICKENといった、そうそうたるメンバーがいるレコード会社になりました。今回、社長である稲葉(貢一)さんにディレクションとプロデュースをしてもらいました。

坂本:どうしてそういうお話になったのでしょうか?

宮田:35周年はジュンスカもですが、TOY'S FACTORYもなんですよね。「お互い35周年だし、何かやってみよう!」と去年、話が盛り上がったんです。歌詞も稲葉さんといろいろディスカッションして何度も直しました。「そばにいるから」のメロディーは、もともとバラードだったんです。ジュンスカの「歩いていこう」とか「全部このままで」といった8ビートの早いパンクっぽい曲と、「白いクリスマス」とか「声がなくなるまで」といったバラードの曲、それから今までやったことのないぶっ飛んだ曲の3本柱でいこうって話が去年からあったんです。

そのときの「そばにいるから」はスローで、「白いクリスマス」とか「声がなくなるまで」みたいな感じで(ジュンスカのリーダーでギターの)森純太がメロディーを書いてきたんです。そして、僕が「そばにいるから」という言葉を入れながらサビを作っていったんですけど、稲葉さんから「最初バラードで始まるけど、テンポを上げたらいいんじゃない?」と。

ジュンスカには「すてきな夜空」とか「明日が来なくても」という曲があるのですが、それがスローから速くなるナンバーなんですね。稲葉さんのプロデュースの感覚が混ざって、非常に良い曲ができました。

坂本:途中でリズムが入ってきてテンポが上がるのは、私のジュンスカのイメージでは王道です。稲葉さんとそこまでコミュニケーションを取られて作ったんですね。

宮田:そうですね。久しぶりに人に言われて歌詞を直しましたね。この年になると誰も言ってくれないし、言われても100倍ぐらいで返しますからね。

坂本:(笑)。

宮田:人の話を聞かなくなってくるでしょう? だけど、稲葉さんだからなのか、22歳のデビューした頃の気持ちをまた(取り戻した)。あとは、僕のコントロールの仕方も稲葉さんはわかっていると思うから。決して怒らない人なんですよ。うまく導いてもらえて、いい曲
ができたなと思いますね。

宮田和弥さん



*  

6月10日(土)に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)にて、JUN SKY WALKER(S)のメジャーデビュー35周年記念ライブ「「35th Anniversary Live」を開催します。詳細は公式Webサイトまで。

次回6月12日(月)~15日(木)の放送も、スペシャルゲストをお迎えしてお届けします。お楽しみに!

<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/

Facebook

ページトップへ