氷川きよし、シングル「母」発売記念イベント翌日にゲスト出演!母への想いを語る『Hit&Hit!』

番組冒頭に登場した、氷川きよしさん。ファストファッションブランドで気に入って色違いで3着購入したうちの1着だという、暖かそうなボリュームのあるキャメルのトップスで登場。

病気療養中である、ラジオ大阪アナウンサー原田年晴を気遣い、なんと原田への手紙をお持ちくださいました。さらに激励のメッセージも送ってくださり、思いやり溢れる温かい人柄を見せられました。

 

放送の前日に行われた、新曲「母」(シングル2月4日発売)の発売記念イベント(大阪ビジネスパーク ツイン21アトリウムで開催)を振り返って、ライブの衣装や演出もご自身で考えられていることを語り、以前はプレッシャーが大きかったけれど、デビューから20年が経ち、ようやく楽しいと思えるようになってきたこと、そして、「今、ライブが一番楽しい」と笑顔を見せられました。

楽しいと思えるようになったのは、「自分が歌うべきもの、表現したいことを歌えばよいと思うようなった」ことがひとつだとおっしゃり、それ以前のデビューからの約20年間は、求められることに応えたくて、毎日勉強の日々だったと振り返りました。

新曲「母」のレコーディングでのエピソードもお話くださいました。作詩家のなかにし礼さん、作曲家の杉本眞人さんが立ち会う、緊張感漂う状況で行われたレコーディングに事前準備を重ねて臨んだ氷川さんは、初め、この曲を「冷静に歌った」そうです。そんな氷川さんに対して、なかにしさんは「冷静に歌ってるね。目の前でお母さんが死ぬかもしれない状況ならば、生きて欲しい!と天に向かって願う気持ちになるだろう?」と言われ、その言葉が、ご自身の母親との思い出を想起させたといいます。そうして完成した「母」をご自身の母親や親族に聞かせた時のエピソード、さらに、母親への想いや思い出も語ってくださいました。

シングル「母」は、A・B・Cの3タイプが同時発売。それぞれカップリング曲が異なり、全て氷川さんがご自身で選んだ曲だといいます。

新曲「母」の曲紹介に寄せて、「デビュー21年目、またゼロからスタートという思いと、母から生まれたばかりの素直な気持ちで母に届けたい一曲」と語ってくださいました。

様々なエピソードや想いを語ってくださった氷川さんの声を、ぜひラジコでお聴きください!
 

Hit&Hit!
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週月曜~木曜 14時00分~16時55分
出演者:髙岡美樹、斉藤雪乃(コーナー)、ゲスト(2/10):氷川きよし、城之内早苗
番組ホームページ
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※この番組は終了しました。

日本からパンダがいなくなる可能性が!? 日本パンダ保護協会会員・二木繁美が思い語る「私はまたペアがやって来るのではないかと思っています」

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00~15:50)。5月18日(日)の放送は、“パンダ好き”のフリーライター・イラストレーターの二木繁美(にき・しげみ)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)パーソナリティの小山薫堂、二木繁美さん、宇賀なつみ



◆幼い頃からパンダが大好きだった

二木繁美さんは、日本パンダ保護協会の会員であり、パンダ好きのフリーライター・イラストレーターです。同協会は名誉会長に黒柳徹子さんを迎える、非政府・非営利の民間ボランティア団体です。活動について、二木さんは「パンダが好きな方々が集まりパンダのために活動をするという、純粋なパンダ好きの会です」と語ります。

子どもの頃からパンダに惹かれていたという二木さん。幼少期の写真には、パンダのぬいぐるみと一緒に写っているものもあるそうです。「愛媛出身なので、本物のパンダを見るのは就職してからでした。ですが、第一次パンダブームのちょっとあとに生まれているので、パンダグッズが身の回りにたくさんあったんですよね。それに囲まれて育ったので、いつのまにか刷り込まれたという感じですかね」と振り返ります。

現在、日本で飼育されているジャイアントパンダは、東京・上野動物園の2頭と和歌山のアドベンチャーワールドの4頭です。和歌山県の4頭が6月に中国へ返還される予定で、東京の2頭も2026年2月に返還期限を迎えます。そのため、国内からパンダがいなくなる可能性が出てきました。

この返還について、二木さんは「やっぱり寂しいですね」と率直な気持ちを吐露します。なかでも、良浜(らうひん)という高齢のパンダについては「中国に戻っても一般公開されない、非公開エリアに入る可能性があるんですね。そうなると、私たちはもう二度と会えないかもしれないんです」と語ります。良浜は日本生まれ日本育ちということもあり、「すごく小さい頃から私たちは知っているんですよ。あの子にもう会えないなんて……と思うところはありますね」と心情を明かしました。

◆パンダが再び日本にやってくる可能性はある?

今後、日本に新たなパンダがやってくる可能性はあるのでしょうか。4月には、自民党が訪中の際に中国人民対外友好協会の楊万明(よう・ばんめい)会長と会談し、パンダの貸与を要請したことがニュースとなりました。二木さんは「こちらの意思表示に中国が応えてくれるかどうか、という感じですね。私はまたペアがやって来るのではないかというふうに思っています」と見解を述べます。

中国では、野生のジャイアントパンダの個体数が1980年代の約1,100頭から現在は1,900頭近くにまで増加しました。絶滅危惧度もEN(絶滅危惧種)からVU(危急種)へと引き下げられましたが、飼育されている個体は約700頭以上と、依然として貴重な存在です。

パンダは中国の四川省、陝西省(せんせいしょう)、甘粛省(かんしゅくしょう)といった標高の高い山々に生息していますが、300万年前には現在とほぼ同じ姿で、北京以南からベトナム辺りまで広く分布していたとも言われています。「私たちはパンダを“中国の動物”だと思っていますが、起源は実はヨーロッパだそうで、1,100万年前のパンダの化石がスペインから出土したという話があります。ただ、どうやって中国まで来たのかはまだ謎です」と、二木さんは興味深いエピソードを紹介してくれました。

◆2頭のパンダの名付け親に

パンダの食性や生態など、幅広い知識を披露する二木さんに、小山が「雷に打たれたようにパンダが好きになった瞬間ってあるんですか?」と問いかけます。

二木さんがさらにパンダを好きになったきっかけは、パンダの名付け親になったことでした。「パンダが日本で生まれたときに名前を募集するんですね。それに応募しまして、めでたく名付け親になったんですよ。名付け親と言っても何十人、何百人といらっしゃるんですけど、そのなかの1人になりました」と振り返ります。

アドベンチャーワールドで生まれた明浜(めいひん)と優浜(ゆうひん)は、二木さんが名付け親となったパンダです。名付けた特典として、ガラス越しではなく、至近距離で明浜と対面できたといいます。「もちろん触るのはダメなんですけど、ものすごく毛がしっかりと見える、箱に入った状態でご対面させていただきました」と明かします。対面は夕方におこなわれ、パンダは眠っている状態でしたが、じっくりと眺めることができたそうです。二木さんは「もう、奇跡のようなかわいさでした」と笑顔で語りました。

二木さんは「水曜日のお嬢様 タンタンのゆるゆるライフ」(講談社)や「このパンダ、だぁ~れだ?」(講談社)などの書籍で、パンダの魅力を発信し続けています。人々がパンダに惹かれる理由について、「興味がない人でも、動物園に行ってパンダを見てしまうと“すごくかわいいね”となるんです。やっぱり、オーラみたいなものが出ているのかなと思います」と語ってくれました。

番組後半では、二木さんが「ジャイアントパンダ」に向けて手紙を読む場面もありました。


二木繁美さんのパンダ関連の著書



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5月18日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月26日(月) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY'S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/

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