DIY(作る)を楽しむトコ(場所)もコロナで「困ってまんねん!」『Hit&Hit!』

トコクラフトファクトリーは「作るを楽しむところ」

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言による自粛ムードの中、多くの企業・店舗が経営の危機にさらされていることは日々各メディアで報じられるとおりです。

ラジオ大阪では、苦しさや希望を共有することで新しい力が生まれることを願い、企業やお店の生の声や工夫・努力を多くの方に届ける「困ってまんねん」というコーナーを開始。

第3回目の5月13日(水)は、Hit&Hit!の水曜パーソナリティ 中西則善さんと大森くみこさんが聞き手となり、3月15日に大阪市東淀川区オープンした、“つくるを楽しむ”DIYスペース“トコクラフトファクトリー”の「困ってまんねん」を株式会社津田工務店 津田直樹さんにお電話で伺いました。

今回お話を伺う津田さんは、なんと中西さんの後輩とか。さらに、前々回「困ってまんねん」でご紹介した“ねこ浴場・ねこ旅籠”さんともつながりがあるとのこと。不思議なご縁を感じるこのコーナーです。

 

コンセプトは「作るを楽しむ場所」

中西さん
「さて、このトコクラフトファクトリーというお店、どういうお店なのか、教えてもらえますか。」

津田さん
「作るを楽しむトコ(場所)」というコンセプトでやってます。DIY を楽しんでもらえる場所ということです。DIYをやりたくても、道具が揃えられない、マンションだから音も出せない、掃除も大変...。そういう、作りたいけど作れないっていう声があって、それで、作れる場所を作ったらどうだろうと思いまして。『作りたい』を叶えるという場所です。」

中西さん
「つまりそのお店でDIY体験ができるということですね。家では作りたいけど、道具も満足に揃っていないし、場所もなくてなかなかできないけれども、ここに行ったら作れるよー、というお店ですね。」

津田さん
「そうです。それに、作り方がわからない人も結構いらっしゃいます。道具の使い方がわからないとか、少し慣れてる人でも細かいところはやっぱり分からない...とか。このお店では、作り方や道具の使い方をお教えするワークショップを開いて、この講習を受けるとこの道具を使えるようになります、というのを受けていただいています。」

中西さん
「道具というのはなかなか使えないものなんですか?」

津田さん
「やっぱり電動工具であったり、中には刃物もあるので、ちゃんとした使い方をしないと危ないんです。きっちり使えば危なくないものでも、使ってるところを見たことがあるというくらいの方が使うと、落としたり、大けがにつながったりしてしまいます。大工さんでもけがをするくらいですので。ですから、電動工具は講習を受けてから使ってもらいます。」

建築現場で使えない材料を個人規模のDIYで使う

中西さん
「DIYで作る材料はどうするんでしょうか。」

津田さん
「木材などの材料は全部無料で差し上げています。私どもの本体が工務店で、建築現場ではどうしても材料が余ってしまうんです。どうしてもぴったしは注文もできませんから。それに、余ったものが高かったりすると、惜しくて捨てられないんですよね(笑)。でも結局使う場所がなくて、最終的にはゴミとして処分してしまうことになる。それはもったいないし、処分にもお金がかかるし、その処分費用も建築関係ではすごく値段が上がってきているんです。使えるものなのに捨てる。それもお金がかかる。それだったら、使いたい人に使ってもらいたいと思いまして。」

大森さん
「うちの旦那さんもDIY好きでやりますけど、木も高いですもんね。」

津田さん
「ホームセンターで高くて大きな木を買ったら、その時点で大体満足してしまう人もいますね。買ったものがもう1年間放置されてるとか。うちに来てくれたお客さんで、2年間ずっとやりかけのものを放置していた人がいて、この店を見つけてきてくれたんです。「続きをどうやって作ったらいいですか」って来てくれて。来て作り始めてからは、2日間ぐらいかけて完成までもっていって。完成品は、今は家で使って、大満足されてるそうです。」

YouTubeでも作る楽しさ発信中!

中西さん
「トコクラフトファクトリーさんは、今、オープンしてますか? このご時世、なかなかお客さんも来にくいと思いますが、やっぱりコロナの影響はありますよね。」

津田さん
「お店はやっています。ちょうど3月15日にお店をオープンしたんですが、その頃既にコロナが始まっていて、そのまま緊急事態宣言が出て。営業自粛の対象にはなっていないのですが、なかなか大きく「来てください!」って言いにくくて、集客できないのが困っています。工場内は4人ぐらいが作業できるスペースがありますが、3蜜の状態を避けるために、換気を万全にして、作業するのは1組、1~2名くらいにしています。もちろん、お客さんでいっぱいになってくれたら一番嬉しいところなんですけど...。」

中西さん
「お客さんに来てもらいにくい中で、何か取り組んでいることはありますか?」

津田さん
「とにかく色々発信していかなければと思っています。こんな店があるよっていうのをもっともっと発信できたらいいかなと思って、YouTubeで「津田工務店チャンネル」というのを作りました。箱の作り方とか、道具の使い方の紹介の動画を日々撮って、配信するということをしています。続きもので、電動丸ノコなどを紹介しているんですが、たとえば、こういう使い方は危ないよとか、ここはこういう操作ができるよ、というのを簡単に紹介しています。(放送日時点で)30本くらいアップしています。」

トコクラフトファクトリーのシステムについて

中西さん
「それでは料金やシステムを簡単に説明していただけますか。」

津田さん
「利用料は、月額1,480円で会員になって頂くと、1時間600円で利用していただけます。非会員の一般料金は1時間1,500円です。会員の方も一般の方も、木材・塗料などの材料は無料で差し上げています。基本的には利用料金だけで、完成までいけるようになっています。作るのにかかる時間ですが、たとえばゴミ箱なら、ワークショップでも3時間くらいです。DIYが好きな人にはお得な料金改定かなと思います。営業時間は朝10時から18時まで。現在は定休日はありません。」

中西さん
「それでは、放送を聴いている皆さんにひとことお願いします。」

津田さん
「お家での自粛中、外に出られなくて、何かしたくてモヤモヤしている方、ぜひ“作るを楽しむとこ、トコクラフトファクトリー”で一緒にDIYを楽しんでください!」

津田工務店チャンネル

Hit&Hit!
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週月曜~金曜 14時00分~16時55分
出演者:(⽉)髙岡美樹、旭堂南湖、(⽕)やのぱん、清⽔綾⾳、(⽔)中西則善、大森くみこ、(⽊)桜井⼀枝、水津浩志、(⾦)野村啓司、毛利聡子
番組ホームページ
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

BSSラジオ『ラフリー!』なんと本番 キューシートに "1時57分 田中PTA会長、退出!?"

自由に!楽しく!『ラフリー!』

BSSラジオ『ラフリー!』のパーソナリティ・田中友香理(47)が、4月25日(木)子どもの小学校のPTA会長就任のため番組を途中で退出、今月2度目の退出となりリスナーの間で話題となった。

この日は午後2時前、放送中に突然「別れのワルツ」が流れはじめた。
田中は荷物をまとめ、「本当に温かい職場!皆さんに感謝しています!ありがとうございます。あとはよろしくお願いします。」と、頭を下げながら、スタジオを後にした。局の正面玄関にはタクシーがスタンバイ。スタッフが見送る中、「ありがとうございます!!」と車から手を振りその模様も番組で放送された。

リスナーからは、「ゆかりん、選挙活動みたいでしたね!面白く聴きました。」 「PTAの活動を頑張るゆかりんと、明るく見送るまるちゃんとスタッフ。本当に温かい職場ですね。」など、多くのメッセージが寄せられた。
4月にスタートしたこの番組は、BSSアナウンサーの丸山聡美(39)とフリーアナウンサーの田中友香理が、暮らし・料理・お出かけ情報などを発信する情報番組。2人とも3人子育て中で、リアルで生活感のあるトークが「女子会・ママ友の話を一緒に聴いているみたいで楽しい」との声が多い。
21日にはTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」の人気企画『全日本 ラジオ新番組選手権 2024』にも取り上げられ注目を集めている。2人は今後、子供の学校の授業参観や行事に出席する予定だという事で、会社もそれを快諾している。

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