神戸の老舗ライブハウス「チキンジョージ」の歴史を語る!インストバンド「SIBERIAN NEWSPAPER」が送る深夜のトーク番組『しゃべり庵』

神戸「チキンジョージ」での収録風景

毎週水曜深夜3時から放送中の『SIBERIAN NEWSPAPERのしゃべり庵』。10月20日は、神戸の老舗ライブハウス「チキンジョージ」のホールでの収録を放送しました。

SIBERIAN NEWSPAPER(以下、シベリアン)は、10年来、チキンジョージ専務・児島勝さんの誕生日(10月14日)に「児島勝生誕祭」として、ここでイベントを行ってきましたが、昨年はコロナ禍でコンサートは中止し、老朽化したピアノに変わる新しいピアノの寄贈イベントを行いました。今年も収束の傾向がみられるもののライブハウスでのイベントは見合わせ、それに代わる企画として、今回の特別企画を放送しました。収録には、児島勝さんのほか、代表・児島進さん、音響スタッフ・藤澤奈央子(がちょ)さん、ステージ演出の「雷神」代表・大山輝満(テリー大山)さん、そして、シベリアンから阿守孝夫、藤田一宏が参加し、チキンジョージの歴史とバンドとの関わりを振り返りました。

今年、営業41周年を迎えたチキンジョージは、関西を代表するライブハウスの代表格で、関西におけるミュージシャンの登竜門でもあります。現在音楽シーンの第一線で活躍するミュージシャンの多くも、この舞台に立ちました。

41年前、この場所でキャバレー「エンペラー」の2階で始まったチキンジョージは、1階への移転・改装後間もなく阪神淡路大震災で被災。倒壊の恐れがあるため、やむを得ず解体し、残ったステージ跡で行った5月のイベントで進さんが思わず口にしてしまった「チキンジョージ12月に復活します」の言葉通り、スタッフ一同が駆けずりまわり、なんとか同年末に復活します。進さんはこの時のことを「『チキンジョージ、仮設かぁ。よぉ頑張ったなぁ!』『いや、これ本設なんですけど』って(笑)」と回想。そして、再建したチキンジョージには、前年にロスアンゼルスでの大地震を経験したMr.BIGが駆け付け、アコースティックライブを行いました。当初30分程度の予定だったところ、2時間半のライブを行い、大変盛り上がったといいます。この模様は、震災復興の一場面として、テレビでも放送されました。そのドキュメンタリーを、高校生の頃に地元・香川県で観たシベリアン・ギターの阿守は、チキンジョージのステージへの憧れの気持ちを一層強くしたと語ります。

こうして、チキンジョージは41年間、数々の危機に遭遇しながらも、多くのミュージシャンと、スタッフ、そして全国から訪れるオーディエンスに愛され、それを乗り越えてきました。「神風が吹いとるからな!」と豪語する勝さんに、「いや、勝さん、人の力ですよ(笑)」と阿守がツッコむ場面も...。そんなチキンジョージのオーナー3兄弟について、裏方で支えるスタッフは「いつも酔っている」と口を揃えます。番組冒頭のたどたどしい語りは、緊張のせいなのか、年齢のせいなのか、それともお酒のせいなのか…。ぜひお聴きください!

この番組は、言葉のない音楽・インストゥルメンタル(楽器のみ演奏される音楽ジャンル)の社会人バンド「SIBERIAN NEWSPAPER」が、深夜に送るトーク番組です。コロナ禍で活動を自粛する社会人バンドの活動第二幕として10月6日より放送を開始。一見見過ごされがちなことに取り憑かれた人にスポットを当てる、「しゃべり庵」のコーナーを中心に、ラジオ小説、音楽へのこだわりやとっておきの曲を紹介するコーナー、そして、今回登場したチキンジョージ専務・児島勝氏がリスナーの人生相談に乗るコーナーなど、メンバーの個性を生かしたバラエティに富んだ内容で展開します。

新しい世界、初めて聴く音楽、初めて触れる考え方...。知らなくても困らないけど、聴いて知れば、明日から世界が少し変わるかも...?

<SIBERIAN NEWSPAPERプロフィール>

<メンバー> 右より
阿守 孝夫 (アコースティックギター)
平尾 正和 (パーカッション)
土屋 雄作 (ヴァイオリン)
真鍋 貴之 (クラシックギター)
山本 周作 (コントラバス)
藤田 一宏 (ピアノ)

SIBERIAN NEWSPAPERは6人編成インストゥルメンタルバンド。2006年 1stアルバム「ASIATIC SPY」イギリスのマンチェスターで行われた音楽フェス「In The City」に出演、「世界中の全ての音楽を内包している」と評され、BBCにて世界中に放送される。

2007年、FUJI ROCK FESTIVAL出演、フランスの音楽見本市「MIDEM」に参加。

2008年、2nd アルバム「COMICAL SALUTE」タイガーIH炊飯ジャーTVCMに「SLOVENIAN MORNING」を提供。2009年、ヴィヴァルディ「四季」を編曲したコンサートを開催、同コンサートを収録したアルバム「四季」。エドワードゴーリーの絵本「敬虔な幼子」の世界観を楽曲化したコンサートを開催、PE’Z10周年トリビュートアルバムに参加。

2010年、3rd アルバム「HISTORIA SIBERIANA」。

2012年、4th アルバム「0」、演劇集団キャラメルボックス「無伴奏ソナタ」に楽曲を提供。

2013年、演劇集団キャラメルボックス「隠し剣鬼ノ爪、盲目剣谺返し」に楽曲を提供、愛知県豊川市制70周年記念番組「豊川からアルマ望遠鏡へ宇宙へと続く道」に楽曲を提供。

2014年、ラストツアーを行い活動休止。

2018年、神戸で行われたエストニア音楽祭への出演を皮切りに活動再開。

SIBERIAN NEWSPAPERオフィシャルホームページ

SIBERIAN NEWSPAPERのしゃべり庵
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週水曜 27時00分~28時00分
出演者:SIBERIAN NEWSPAPER
公式Facebook
公式X
公式Instagram

※該当回の聴取期間は終了しました。

デビュー15周年!miwaの“ターニングポイント”となった楽曲とは?「思い出もたくさん詰まっていますし、感謝している曲です」

グランジ・遠山大輔、潮紗理菜がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:53)。4月12日(土)の放送は、シンガーソングライターのmiwaさんが登場! 3月26日(水)にリリースされたデビュー15周年記念ベストアルバム『miwa』について伺いました。


潮紗理菜、miwaさん、遠山大輔



◆運動会の練習でまさかの…

遠山:楽曲の話の前に気になることがあって……ケガされていましたよね!? 大丈夫ですか?

miwa:事務所の運動会(3月15日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催された「トライストーン大運動会」)の練習で足を肉離れしてしまって……。

遠山:えっ!? 結構おおごとじゃないですか!

miwa:50メートル走とリレーに出る予定だったんですけど、大人になって全力疾走したら筋肉がビックリしちゃったみたいで(笑)。ちょっと歩けなくなっちゃって、現在もリハビリ中です。

遠山:(運動会当日は)車椅子で登場して歌っていましたよね!?

miwa:リレーや徒競争は代理で出てくれたんですけど、“声だけでも(会場に)持っていこう!”という気持ちで(歌いました)。

潮:私も(「miwa official YouTube channel」にアップされていた)映像を観て、声量がすごくて感激しました。

miwa:運動会に出られない申し訳ない気持ちとか、いろいろな思いが相まって……。本当に“歌だけは一生懸命歌おう!”という気持ちでした。

遠山:(車椅子を押していたのは)小栗旬さんですよね?

miwa:そうです。小栗旬さん主演のドラマ「リッチマン、プアウーマン」(フジテレビ系)の主題歌「ヒカリへ」を歌わせていただいて、発売から10年以上経って初めて(小栗旬さんと)一緒のステージで歌いました。

遠山:そうなんだ!?

潮:ドラマも観ていました! だから、とんでもない映像すぎて……。

miwa:やっぱり、「リッチマン、プアウーマン」を通してmiwaというアーティストを知ってくれた人がたくさんいたし、この曲で初めて紅白(NHK紅白歌合戦)にも出られて、そこからたくさんの人に出会って大きな会場で歌えるようになったりして、自分にとってターニングポイントになった曲なので、思い出もたくさん詰まっていますし、感謝している曲です。


miwaさん


◆総再生時間2時間38分38秒のベストアルバム!

遠山:miwaさんのデビュー15周年記念ベストアルバム『miwa』が先月3月26日にリリースになっております!

miwa:ありがとうございます!

潮:初回生産限定盤A『mi』には、エモーショナルな曲を集めた全19曲が収録されていて、初回生産限定盤B『wa』には、チルアウト曲を集めた全18曲が収録されています。そして『mi』と『wa』の全37曲を収録した『miwa』の総再生時間は、なんと2時間38分38秒! まさにmiwaさんの15年間が詰まったベスト盤です。

遠山:すごい! 2時間38分なんて、なかなか聞かないですよ。

miwa:mi(み)とwa(わ)にかけて38分38秒で揃えています(笑)。

遠山:そういうことか!

miwa:でも(容量が)本当にパンパンらしいです。(リリース元の)ソニーが製品として出せる最長みたいな感じで。本当に長いから、聴くほうも大変だと思います(笑)。

遠山:(収録曲順も)年代とかリリース順じゃないんですね。

miwa:そうなんですよ。だから、いろんな私の声が楽しめます。高校生のときに歌った曲も、その当時の音源のまま入っていたりするので。

遠山:そのなかでも「TODAY -Self Recording-」や「Song for you -Self Recording-」は、ライブハウスの音源が収録されていると聞きました。

miwa:そうなんです。デビュー前から下北沢LOFTというライブハウスでライブをやらせてもらっていたんですけど、そこで高校生のときに手売りしていたCDがあって、その音源がそのまま収録されています。ただ、私は今カナダに住んでいてCDを(レコード会社に)お渡しできなかったので、LOFTさんから拝借した音源を吸い取って、マスタリングをかけて収録しました。

潮:すごい!

遠山:最新曲となると「リアル」が一番新しいですか?

miwa:そうですね。これはコロナ禍もあって、人と一緒に食事をすることだったり、対面で会うことの貴重さ、大切さに気付いたり、ライブも(コロナ禍は)ずっと無観客でやっていましたけど、今やっと会場にお客さんを入れて、お客さんの声を聞いたり、表情を見ながらライブができるようになって、改めて“当たり前じゃなかったな、これがリアルな空間だな”っていうのを感じながら作った曲です。

次回4月19日(土)の放送は、歌心りえさんをゲストに迎えてお届けします。

----------------------------------------------------
4月12日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年4月20日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:53
パーソナリティ:遠山大輔(グランジ)、潮紗理菜

Facebook

ページトップへ