声優・福山潤が司馬遼太郎傑作短篇「京の剣客」朗読に挑戦「知らなかったことが、逆により強く引き込まれる」

「京の剣客」の朗読に挑戦する、福山潤

『川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選』(ラジオ大阪・TBSラジオ 毎週土曜18時~)は、司馬遼太郎の遺した傑作短篇作品を、いま話題の人気声優の朗読で送る番組です。

2012年10月よりラジオ大阪とTBSラジオの2局で同時放送中のこの番組は、昨年10月に10期(SEASON 10)を迎えました。今期も総勢8名の役者が1人1作品ずつ、計8作品の朗読に挑みます。

1月8日(土)より放送を開始した第10期三作⽬は「京の剣客」。朗読を担当するのは当番組3回目の出演となる福山潤。人気アニメ等に多数出演するほか、アーティスト活動でも注目を集めています。2月12日(土)まで全6回の放送です。

番組は、ラジオ(AM・FM)のほか、民放ラジオ局の番組をインターネット配信する「radiko(ラジコ)」で、パソコンやスマートフォンで聴くことができます。radikoでは、放送終了後1週間聴くことができる「タイムフリー」で、時間にとらわれず楽しむことができます。

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「京の剣客」作品あらすじ

物語の主人公は吉岡源左衛門直綱(吉岡憲法)。室町将軍家の「御兵法所」とされた京の吉岡家の、四代目当主である。

憲法まで至る百八十年、京流の兵法家として一度も他流にやぶれたことがない吉岡家。これを撃ちたおして剣名をあげ道をひらこうとする立身出世の亡者が、毎月、道場の門をたたいた。

憲法には弟の又市郎がおり、幼いうちからこれをしごいた。又市郎の腕は上達したが次第に手合わせをしなくなり、道場にも顔を出さなくなった。やがて世間では吉岡家の当主は、又市郎と見られるようになっていく。

そんなある日、ひとりの男が道場の門をたたく。男は名を宮本武蔵といった――。

 

福山潤コメント

【作品について感じたこと】

吉岡家の兄弟。家と兵法に対するそれぞれの矜持。そして宮本武蔵。

吉岡一門と宮本武蔵との闘いは有名で知っている気になって読み進めていくうちに、自分の知っている吉岡と宮本の対決は宮本伊織の残したものしか知らなかったことが、逆にこの短篇へより強く引き込まれ、面白く拝見することが出来ました。

 

【読んでみて感じたこと】

吉岡憲法、宮本武蔵、朗読として読み上げる中に地の文以外の台詞箇所に対して如何に声に出すべきか、ということは毎回思案するのですが、今回の【京の剣客】はその匙加減をどの様にするのかとても悩みました。気合の一声にとても悩みました。

 

【番組リスナーの方へメッセージ】

司馬遼太郎短篇傑作選への出演は三度目、毎回時代小説の面白さと、自身への朗読の課題を多く頂戴します。今できる力で精一杯朗読を致しました。皆様に楽しんで聞いていただけましたら幸いです。

 

福山潤(ふくやま・じゅん)プロフィール

BLACK SHIP所属。11月26日生。大阪府出身。

2000年アニメ初主演。代表作は「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージ、「暗殺教室」殺せんせー、「おそ松さん」松野一松、「PERSONA5 the Animation」雨宮蓮、「巌窟王」アルベール・ド・モルセール子爵、「真夜中のオカルト公務員」宮古新など多数。アーティストとしても活動し、最新4thシングル「DIES IN NO TIME」が好評発売中。

[公式HP]https://www.blackship.jp/male/junfukuyama/

[公式Twitterアカウント]@f_junjun_music

 

番組について

『川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選 SEASON 10』

[放送日時]毎週土曜日 18:00~18:30

[放送局]OBCラジオ大阪(AM1314kHz、FM91.9MHz)・TBSラジオ(AM954kHz、FM90.5MHz) 2局同時生放送

[番組概要]

人気男性声優 VS 司馬遼太郎。第一線で活躍する男性声優が司馬作品の朗読に挑戦する。

番組の掟は唯ひとつ。与えられた作品をひとりで演じきること。時代を越えた声と筆の真剣勝負が今宵も幕を開ける。

[番組ナビゲーター]竹下景子(女優)

[公式HP]http://www.obc1314.co.jp/bangumi/shiba/

[公式Twitterアカウント]@masterpiece0919 ハッシュタグ #ガチシバ

番組はradikoでもお楽しみ下さい。放送後1週間までタイムフリーでお楽しみいただけます。http://radiko.jp/

ナビゲーターの女優 竹下景子
川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選
放送局:OBCラジオ大阪 他1局ネット
放送日時:毎週土曜 18時00分~18時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:竹下景子、福山潤
番組ホームページ
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

甲府市でもこの夏開始「部活動の地域移行」とは

渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』(毎週月曜~木曜、13:00~18:50)内のコーナー「CLOSE UP TODAY」(毎週木曜、17:35~)。4月18日のオンエアでは、甲府市教育委員会学校教育課の指導主事、井上透さんに、甲府市でこの夏始まる部活動の地域移行についてインタビューしました。

麻耶:早速ですが「部活動の地域移行」とは、具体的に言うと、部活動がどのように変化していくことなんでしょうか?

井上:これまで「学校部活動」として行ってきた中学生のスポーツ活動・文化芸術活動を、これからは地域の方が指導する「地域クラブ活動」として行っていくというものです。

麻耶:なぜ「部活動の地域移行」を進めることになったのでしょうか?

井上:理由は、主に2つあります。1つは、少子化の影響です。少子化により部員数が減り、学校単独でチームが成り立たず、十分な活動ができなくなったり、休部・廃部になったりする状況が出てきました。現に、数年前から、野球やサッカー・バレーボールなどいくつかの種目において、複数の学校による「合同チーム」で大会参加している状況が増えてきています。

もう1つは、教育問題の複雑化・多様化の影響です。教育問題の複雑化・多様化に伴い、これまで行われてきた指導体制を継続することが、教員にとって大きな負担になっている状況があります。競技経験等もない先生が顧問を務める場合、その負担はさらに大きくなるものと考えられます。

こうした背景から部活動の存続が厳しくなってきたため、国がガイドラインを示し、全国的な動きとして「部活動の地域移行」を進めるに至った、ということです。

麻耶:大会などはどのような枠組みで出場することになるのですか?

井上:国で令和5年度から7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付けています。それに基づいて、甲府市としては令和6・7年度については、一部の種目でこの事業に取り組んでいくことになっているのですが、令和7年度まではこれまで通り、学校単位や合同チームで大会参加する予定でいます。

麻耶:今年度は一部の種目で実施するということですが、その内容を教えてください。

井上:8月から、バスケットボール・バレーボール・剣道の3種目で活動に取り組みます。市内の国公立中学校12校を、3校ずつ4つのブロックに分けて、ブロックごとに月2回程度合同での練習を行う予定です。

麻耶:来年度以降の予定について教えてください。

井上:今年度は3種目ですが、来年度はさらに2種目程度加えることを考えています。令和8年度には、現在休日に活動を行っていて、市内の学校に設置されている種目すべてで、地域移行を行う予定です。いずれは、月2回の活動をさらに増やして、休日の活動を「地域クラブ活動」として行うようにできないか検討しているところです。それを実現させるには、まだまだたくさんのハードルがあるのですが、これまで学校部活動が担ってきたスポーツ活動・文化芸術活動の振興・発展を、いよいよ地域や国全体で考えていかなければならない時期に来ていると考えています。私も元々中学校教員の一人ですが、長らくスポーツに携わってきた者として、中学生たちが末長く関われるスポーツ活動・文化芸術活動の機会の構築に注力していきたいと考えています。ぜひ地域の方々にも、ご理解・ご協力いただきたいと思います。

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