声優・小野大輔が司馬遼太郎の短編傑作「猿ケ辻の血闘」を朗読
『川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短篇傑作選』(ラジオ大阪・TBSラジオ 毎週土曜18時~)は、司馬遼太郎の遺した傑作短篇作品を、いま話題の人気声優の朗読でお送りする番組です。
2012年10月よりラジオ大阪とTBSラジオの2局で同時放送中のこの番組は、昨年10月に10期(SEASON 10)を迎えました。今期も総勢8名の役者が1人1作品ずつ、計8作品の朗読に挑みます。
4月2日(土)より放送を開始する第10期5作⽬は「猿ケ辻の血闘」。朗読を担当するのは番組3回目の出演となる小野大輔。人気アニメ等に多数出演するほか、アーティスト活動でも注目を集めています。5月7日(土)まで全6回の放送です。
【「猿ケ辻の血闘」作品あらすじ】
時は幕末。京都には薩摩、長州、土佐の三藩を中心に尊王攘夷派の過激志士が集っていた。市中の治安が悪化するなか幕府は警備にあたる京都守護職を設置して会津藩に役務を命じる。
京都に派兵された会津藩士のひとり大庭恭平は、密偵として御府内浪士一色鮎蔵を名乗り尊王攘夷派の志士に近づいていく。薩摩藩士の田中新兵衛とは料亭に通うほどの仲となったが、攘夷派で公家の姉小路公知をめぐって二人の運命は思わぬ結末を迎えることになる・・・。
【小野大輔コメント】
<作品について感じたこと>
描かれるのは幕末における暗殺計画の一部始終。シリアスかつダークな雰囲気が漂います。あの時代を生きた武士の生き様を鮮やかに克明に、しかし潔く淡々と描いた物語だと感じました。
<読んでみて感じたこと>
大庭恭平の会津弁のイントネーションがとにかく難解でした。さらに田中新兵衛は薩摩弁。この番組に関わらせていただいた中でも一番骨が折れました。そして声優として燃えました。方言がもつ温かさや熱さを大切に朗読させていただきました。
<番組リスナーの方へメッセージ>
声優として完全燃焼しました。楽しんでいただければ幸いです。
【小野大輔(おの・だいすけ)プロフィール】
5月4日生。高知県出身。「涼宮ハルヒの憂鬱」(古泉一樹)で注目を集める。声優アワード主演男優賞を過去2回受賞。近年の代表作は「ジョジョの奇妙な冒険」(空条承太郎)、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(古代進)、「おそ松さん」(松野十四松)、「進撃の巨人」(エルヴィン・スミス)など多数。アーティストとしても活躍中。
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東京都職員「週休3日制」 来年4月から導入へ…ユージ「さまざまなライフスタイルに合った働き方を作れるようになるといい」
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、12月2日(月)~12月6日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)吉田明世、ユージ
◆東京都の職員「週休3日」 来年4月から実施へ
東京都の小池百合子知事は12月3日(火)、東京都の職員が週休3日を選択できる制度を来年4月から導入する考えを明らかにしました。勤務時間を柔軟に選べるフレックスタイム制を活用することで、毎週平日休みを取得できるようにします。女性が子育てと仕事を両立しやすい働き方を東京都が示して、都内の企業などにも広げていきたい考えです。
ユージは、「今は男女関係なく働き方が本当に多様化しているから、さまざまなライフスタイルに合った働き方を作れるようになるといいですね」と賛同していました。
◆マイナ保険証を利用している人「15.67%」
12月2日(月)から、政府は現行の健康保険証の新規発行を停止し、マイナ保険証に原則一本化となりました。厚生労働省によると、今年10月末時点で人口の75%強にあたるおよそ9,400万人がマイナンバーカードを保有し、マイナ保険証の登録者もおよそ7,700万人にのぼります。ただ、マイナ保険証の利用率は15.67%と伸び悩んでいます。
このトピックに、ユージは「(利用率が)伸び悩んでいますね。以前に情報流出を始め、いろいろとあったので不信感を持っている方もいるのかもしれないね。(その辺りの問題も)だいぶ改善されたんですけどね」と推察していました。
◆経済同友会が廃止を提言「第3号」
経済同友会は12月2日(月)、主婦やパート従業員らが保険料を負担せずに年金を受給できる「第3号被保険者制度」の段階的な廃止を求める政府への提言を発表しました。
これはおよそ40年前にできた制度で、主に専業主婦や主夫、パートタイムの配偶者が制度の対象となっていますが、社会構造の変化などで不公平感が出ているため、以前から改革が必要だと言われていました。経済同友会の提言では、共働きの拡大や働く意欲に応じた仕組みへの転換を進めるのが狙いで、制度が男女間の賃金格差の大きな要因になっているとして、女性のキャリア形成や自律的な資産形成を促すために、段階的な廃止とその時期を明示するよう求めています。
ユージは、「ただ、第3号被保険者もさまざまなタイプの方がいらっしゃると思うんですよね。短時間労働者だったり、出産や育児が理由で仕事を辞めた方もいたり、配偶者の収入が高くて自ら働く必要性がそこまでないっていう方とか、本当にいろいろな方がいるわけです。だから専業主婦や専業主夫世帯を優遇する制度だと、ひと括りにすることは難しい。見直しに関する議論では、多様な働き方や家庭があることを踏まえた検討が必要なんじゃないかなと思います」と所感を述べていました。
◆北海道のヒグマの捕獲数1,804頭 前年度の「1.9倍」で過去最多
北海道は12月3日(火)、2023年度のヒグマの捕獲数が1,804頭だったと発表。統計を取り始めた1962年度以降最多で、前年度と比べておよそ1.9倍となりました。北海道ヒグマ対策室の担当者は「猛暑の影響でドングリなどの餌が不足し、行動範囲が広がった」と指摘しています。
ユージは、「最近、クマ出現のニュースをよく聞きますよね。よく現れるなって思っていたけど、実際に捕獲数も多かったんですね」とうなずいていました。
◆この先「1ヵ月」 寒さ本格化!
気象庁が、この先の1ヵ月予報を発表しました。向こう1ヵ月の気温は、寒気の影響を受けやすいため、全国的に低くなりそうです。12月上旬から中旬には、全国的に気温が平年に比べて低くなる見込みで、急に真冬のような寒さとなる日が増えると見られており、12月下旬から新年初めにかけても全国的に気温は平年並みか低い見込みです。
ユージは、「夏は平年と比べて暑くて、冬は平年と比べて低いって、どうなっちゃうの? 夏の暑さや冬の寒さが極端になってきているよね。“夏は暑い、冬は寒い”がどんどん進んじゃって、困っちゃうね」と嘆いていました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世