笑福亭笑瓶さんを偲ぶ弟弟子たち
右から、笑福亭鉄瓶さん、2/27のゲスト・雷ジャクソンさん、松本美香さん
笑福亭鉄瓶さんが2月27日(月)放送のラジオ番組『hanashikaの時間。』(ラジオ大阪、月~木曜午後6時~)に出演し、22日に亡くなった兄弟子の笑福亭笑瓶さんをしのび、師匠の笑福亭鶴瓶さんを気遣いました。
鉄瓶さん「いろんなニュースでもう耳に目にされているかと思いますが、うちの兄弟子が亡くなりまして」
松本美香さん「そうですね、笑瓶さん、ほんと早いわ」
鉄瓶さん「僕らにも、21日の夜、22日の朝に一門のメールが来まして…。とにかく、うちの師匠と奥さんがその時東京にいてはったというのが、やっぱりね、兄さん、ガマンしはったんやと思て…。奥さんも体さすれたし、うちの師匠も手を握れたから、よかったってね…。でも、ずっと気になってたんです、師匠がね。弟子が師匠より先逝くんですから。これはさすがにね。ウルトラ憧れの兄弟子ですよ。ぼくらの一番憧れの兄弟子やったわけですよ。その人にダメ出しなんてようしませんけど、唯一今ダメ出しできるなら、『それはあかんのんちゃう?』っていうことですよね」
訃報の翌日、23日の夜には東京から戻った鶴瓶さんから連絡を受け、一緒に食事をしたという鉄瓶さん。「こんなガサツな僕でも『あ、これは元気ないな』って分かるんですよ」と師匠を気遣いました。
笑瓶さんについては「笑瓶兄さんなんて特別やから。兄弟弟子だけどそないにあまり会わない」と言いつつも思い出話を語り、最後に「あまりこういうお話するのもアレかなと思ったんですけど、晃瓶兄さんも笑瓶兄さんの話をしてたということなので、僕も弟弟子として『笑瓶』という言葉を口からいっぱい出したい。本当にすごいですよ。師匠の期待も裏切らず、すごい親孝行されたと思います」とその活躍をたたえました。そして「これからも鶴瓶一門をよろしくお願いいたします」と頭を下げました。
右から、笑福亭晃瓶さん、近藤綾香さん、2/22のゲスト・桂福丸さん
前週2月22日に同番組に出演した水曜日担当の笑福亭晃瓶さんは、鶴瓶さんの2番弟子。笑瓶さんの訃報を受けた当日夜の放送で「まだ信じられない状態で、思いきり泣いて今はスッキリしてるんですけど…人って亡くなるんやなぁと」と困惑を隠せない様子で語っていました。
昨年の事始め、これまでいつも仕事のことを話していた鶴瓶さんが、初めて「お前ら身体大事にせえよ、元気でな、長生きせなあかんで」と弟子たちに言い聞かせていたことを明かし、「それ聞いて、体大事にせなと思ってた矢先に…」と、無念さをあらわにしました。
笑瓶さんとは、自身の入門初日に師匠の鶴瓶さんの家で出会い、極度の緊張の中、一緒に庭の草むしりをした際のエピソードを笑いを交えて語りました。
※該当回の聴取期間は終了しました。
「ワールドシリーズ連覇」に貢献!ドジャース・大谷翔平&佐々木朗希のピッチングを五十嵐亮太が解説
藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。11月8日(土)の放送は、プロ野球解説者の五十嵐亮太(いがらし・りょうた)さんが登場! ここでは、アメリカ・大リーグ(MLB)でワールドシリーズ連覇に貢献したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手、佐々木朗希投手について振り返りました。
五十嵐亮太さん
◆佐々木朗希の“魂の3イニング”
藤木:ワールドシリーズも盛り上がりましたが、メジャーリーグ30球団あるなかでワールドシリーズを連覇することが、どれだけ難しいことなのかを実感しましたね。
五十嵐:MLBでの連覇は、(ニューヨーク)ヤンキースが1998~2000年に3連覇して以来ですから。
ブルペンでは、佐々木朗希投手が見事にハマりました。もともと先発ピッチャーなのですが、シーズンの後半にケガから戻ってきた後、中継ぎで2試合だけ投げました。そのピッチャーが、ポストシーズンに入ってから抑えに抜擢されたんですよね。1年目のルーキーが、シーズン終わりから中継ぎをやって、いきなり大事な場面でクローザーを任されるってすごくないですか!?
藤木:そうですよね。しかも、強敵といわれていた(フィラデルフィア)フィリーズ相手に3イニングを完璧に抑えた。あの魂の3イニングがなかったら、もうフィリーズに負けていたんじゃないかと。
五十嵐:おっしゃる通りです。ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)でフィリーズと対戦して勝ったこともすごいけれど、勝ち切るためには、抑えがしっかりしていないといけないなかで、そこに佐々木投手が見事にハマりましたよね。ワールドシリーズを連覇した凄さもあるけれども、その前もしっかり勝たないといけないわけで。だから、佐々木投手がいなかったら行けなかったのかなと僕は思います。
◆大谷翔平、最終戦のピッチングを分析
藤木:ワールドシリーズの最終戦、大谷翔平選手が中3日で先発しました。しかも、ヒットやフォアボールで塁に出て、走塁もして、(バッティングでも)頑張っていたじゃないですか。その影響もあってか、制球が定まらずなかなか苦しい展開でしたよね。
五十嵐:中3日ですから、もちろん疲れがあるなかでの登板だったということと、あのときの大谷選手が、今までの登板と何が違うかというと、あの試合は先発ピッチャーをブルペンに入れていたので、長いイニングを投げる必要がなかったんです。つまり、序盤から飛ばしていくピッチングスタイルで良かった。でも、疲れもあって“飛ばしていこう”という気持ちと、うまくかみ合っていなかった。そこで、ちょっと“力み”が生まれてしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまったんです。
“ストライクが取れない”となると、スライダーやスイーパーもそうでしたが、変化球が甘めに入ってしまうんですよ。それを捉えられてホームランにされるというところがあったので、試合の流れやチーム状況によってピッチングスタイルは変わりますが、そういったところで“うまくいかなかったのかな”と見ていて感じました。
――ほかにも、ワールドシリーズMVPを獲得した山本由伸投手の活躍を振り返る場面もありました。
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM