関東の私鉄 沿線によって格差が…

関東の主な私鉄8社といえば東急、東武、小田急、京王、西武、京急、京成、相鉄。1月16日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、『関東の私鉄沿線格差』という本の著者、小林拓矢さんに各沿線の歴史と発展の仕方について聞いた。

大竹「まず東急はどんな発展の仕方をしたんですか?」

小林「東急は住宅開発をしようということでできた会社なんです。そこに住む人たちが都心に通いやすいように線路を作りました。宅地開発と鉄道の発展を一体にして経営してきたんです」

大竹「線路は作る、宅地も作る、文化的なものも作る、デパートも沿線上に作っていく。集客と利便性を考えて線路を延ばしていったということですか?」

小林「そうなんです」

小島慶子「なんか東急って東京に住んでると、ちょっとオシャレな沿線ってイメージがあるじゃないですか。あれは当初から『うちらオシャレでいきまっせ』っていう感じで開発していったんですかね?」

小林「そうなんですよ」

小島「なんと!!」

小林「ちゃんと豊かな人たちを沿線に集める。そういう人たちを集めるっていうことを意図して作ったのが東急なんです」

大竹「でも俺が子どもの頃、たまプラーザっていう駅ができて、これまで青葉台とか町田とか普通の名前だったのが、いきなりたまプラーザっていわれて何だそれ!って思った記憶がありますけどね」

小林「お気持ちわかります」

大竹「たまプラーザってことはねーだろって思ったんですけど」

小林「地名も変えたりしましたからね」

大竹「そういうことか」

この後、小林拓矢さんは東急以外の私鉄沿線についても語ってくれました。

タグ

武田砂鉄「なかなかうまくはいかないですよね」能登半島地震 2次避難進まず

1月16日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、令和6年能登半島地震被災地の現状に関する記事を取り上げた。

番組では、能登半島地震の被災地で断水のなか介護職員が不休で高齢者を支えている現状に関する記事(朝日新聞)、そして被災者をホテル・旅館に移す「2次避難」がわずか6パーセントしか進んでいないという記事(毎日新聞)を紹介。大竹は「今日みたいに冷え込む日は被災地はどうなっているんだろうなと思うよね。現地は雪が降っていて気温はマイナスだっただろうし。テレビを見ていても現地に行かない限り凍える感じとか、寒さって言うのは伝え方が(難しい)。」と被災地の現状について触れた。フリーライターの武田砂鉄氏も「これから災害関連死っていうのがこれまでの震災後の流れを考えると増えてきてしまうので、それをいかに減らすかということを考えたときに2次避難という選択肢を選んで欲しいなと、被災地から離れた人間はそういうふうに思います。けれども当然そこで暮らしている人たちからしたらなかなかその判断に踏み切れないということもあります。2次避難後にどういうスケジュール感なのかを見せてあげられたらパーセンテージを増やすことに繋がるかと思いますがなかなかうまくはいかないですよね」と2次避難の重要性と難しさを訴えた。

Facebook

ページトップへ