ライト工業のセキュリティを保ちながら情報共有する方法

2月12日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、ライト工業株式会社 関東支社技術営業部担当部長の茶圓八十志さんをお迎えし、力を入れるDXの取り組みについてお話いただいた。

松井佐祐里アナ「力を入れているDXの取り組みは何ですか?」

ライト工業株式会社 関東支社 技術営業部 担当部長・茶圓八十志氏「業務の効率化、情報の共有および活用です」

L is B代表・横井太輔氏「詳しく教えてください」

茶圓「社内でDXをどのように進めるかということになったときに、全社に一斉にどのような業務課題を持っているか?などアンケートをいたしました。その結果の中の約3割の社員の方が技術のノウハウや情報の共有化に課題があると回答しました。ここに着目して、DXを活用して何かできないかということでスタートしました。どうしても私達、特殊土木という工事は、少ない人数で、短い時間で業務を行っているという状況があり、貴重な経験やデータが、その個人が保有してる状態が多かったんです。情報がどうしても個人に集約してい状況がありましたので、業務の効率化、情報の共有および活用というものに力を入れて、取り組んでいこうということになりました」

横井「これまでアクセスできるサーバーやフォルダの権限が厳密に設定されていた。セキュリティも大事なのでやっていた。そこを改善してさらにセキュリティを保つということは苦労されたと思うのですが、どんな感じだったんでしょうか?」

茶圓「スタート時のコンセプトとして、新入社員から社長まで全社員が情報検索できる環境を整えましょうというところを目標設定して、スタートしました。当社の方もサーバー自体は各支店ごとにあるんですけど、セキュリティがすごく厳しくて、例えば私は関東支社なんですけど、関東支社から本社のサーバーにはもちろん入れないんです。しかもそのサーバーだけじゃなくて、フォルダごとに権限が与えられてるので私達担当者の中でも入れないフォルダがあるんです。その中で、情報統制とか共有はなかなかしづらい状況だったので、今回、その情報を集約するためのサーバーを一つ、その集めたサーバーを検索するアプリのためにもう一つ、二つ新しくサーバーを導入しました。それで、共有すべきデータを各セキュリティがあるところに入れてもらうと、それを自動的に巡回して集約していって、そこは共有していいデータなので、誰でも入れます。会社のセキュリティと一つ離れたところに新たなネットワークを構築して、そこへアクセスすることで、会社のセキュリティとの差別化ということを図っていきました」

横井「従来通り支社ごとに閉じられたサーバーはお持ちのまま、真ん中にそれらの情報を取ってくるサーバーを作って、そこを見てくださいねっていうふうにされたんですね」

茶圓「そうです。従来の現場社員の方々は、自分たちが入るサーバーの中に、これは共有していいデータですよと放り込んでもらうんですね。それで、全国からそのデータを全部吸い上げて検索できる一つの情報タンクを作ってあげる」

横井「フォルダで設定した場合、そのフォルダの中に大事な情報も大事じゃない情報もごっちゃになってますから、これはみんなに見てもらってもいい情報だよねっていうことが、そこの中にあっても誰もわからないですからね」

茶圓「今おっしゃったように、現場の各社員が入れるので、本当にいるの?いらないの?っていう区別があると思うんですね。スタート時なので、最初から全部のデータを集めようとすると、混乱してしまうので、あるターゲット、こういうデータを入れてくださいっていうところを周知してスタートして、そこから少しずつ広げていきましょうということで取り組んでいます」

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江原啓之「親以上にお前を愛する人はいない」「人を大事にしながら生きていきなさい」

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからのメッセージ >
私の父は、私が15歳のときに50歳で亡くなりました。膵臓がんでした。見つかったときには末期でしたが、僅かな可能性にかけ手術を受けました。その甲斐なく、発見から半年であの世へと旅立ちました。最期のほうは食べることもままならず、氷を口に含んで気を紛らわせていたようです。

看取りのときには、私の手を握り「頑張れよ」と声をかけてくれました。亡くなった直後に父の足をふと見ると、骨と皮だけになっていました。こんなになるまで懸命に生きてくれたのかと、つらい日々を考えると哀しくもありましたが、そんな父が誇らしく感じました。

最期に私にかけてくれた「頑張れよ」の言葉と父が最後まで見せてくれた生きる姿は、私の生きる励みになっています。今は緩和ケアも発達していると聞きますので、どんな病になったとしても、痛みを緩和しながら、私が最期まで生き抜く姿を見せることが、家族や関わる人の励みになると父から教えていただいたと感じています。

<江原からの回答>
江原:私も相談者さんと同じく、15歳のときに母を亡くしているんです。がんでしたから、すごくよく分かります。本当に最期は食べることもままならずで、お水だけ……という状態でしたので、骨と皮だけになってしまってね。一度、先生が「お家に帰らせてあげてください」と言ってくださったことがあったのですが、今でも忘れないのは母をおぶったときの軽さ。段差があるところや階段は私がおぶったのですが、軽くてね。もう骨と皮だったから。私はそこで、すごく悲しかったのですが、でも今思えば、母は息子におんぶされて幸せだったろうなと思います。

奥迫:そう思います。私も母親の立場ですので、子どもにおんぶしてもらうって、どんなに幸せだろうと思います。子どもからしても、そのときのお母さんの軽さというのを、一生忘れないですよね。

江原:忘れない。本当、一生忘れない。

奥迫:私も、14歳のときに父が他界しました。そのときってすごく感情豊かじゃないですか。それが一生の自分の糧となるという、そんな気がしますね。私の父の場合は急死だったので、最期の言葉はなかったんですよ。

江原:それじゃあ、相談者さんがお父さまから「頑張れよ」と言ってもらえたのは、幸せですね。

奥迫:本当にそうですよ。

江原:私は本にも書いているように、「親以上にお前を愛する人はいない」と思います。だから、そう思って、「人を大事にしながら生きていきなさいよ」と伝えています。親になると分かるのは、やっぱり親は何があっても子どもを一番に愛するということ。甘いだ何だと言われても、それでも愛してあげるのが親だと思うんです。そういう意味では、生き様を見せるということ、それが一番うれしい、ありがたいことですよね。いいお話をありがとうございました。


江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「すべては“愛”です」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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