イランのイスラエル直接攻撃に関し、大竹まこと「イランとイスラエルの(対立)構図を知っておきたい」

4月16日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、大使館空爆の報復措置としてイランがイスラエルを直接攻撃したことに関し、イランとイスラエルの対立の構図を改めて確認・把握する目的で、朝日新聞の記事を紹介した。

番組では、親米だったイランの王朝が1979年にイスラム革命で倒され、その後革命政権は中東で介入を繰り返す米国と対決する姿勢を強め、米国の支援を受けるイスラエルの占領に苦しむパレスチナ人を解放するためにイスラエルの敵対勢力を応援してきたという朝日新聞の記事を紹介した。

フリーライターの武田砂鉄氏は、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻、そして今回のイスラエルとイランの緊張関係など、この数年間は国際社会にこのような紛争の解決力や回復力がないという事実を突きつけられているとし、また、新しい争い事が起こるとひとつ前のところに目がいかなくなるということがあるが、ガザへの侵攻は今も続いておりそこで亡くなっている人がいるので、今はこれら紛争のことを複合的に考えなければならない大変な状況にあると語った。

また番組パートナーの小島慶子は、先日の番組ゲスト岡真理氏の「今起こっている争いについて、宗教の違いで喧嘩をしているのだろうという認識では中東の現状を理解できない」という発言を紹介し、西欧が中東の元々住んでいる人たちに対してどのように関わってきた中で今起こっている紛争なのかということを、ベースとして忘れてはいけないと話した。

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